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【エストニアに憧れるなら、北海道に来い】日本の未来は、北海道に詰まってる!

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8月からジョインしたのは、エストニア3年在住後にBULBに入社した阿部浩太郎(34歳)だ。

現在エストニアはじめとする北欧の都市の様なスタートアップコミュニティを北海道に根付かせるために奮闘中だ。

広告業界で人間社会の消費行動を分析・調査していた彼がいうには、「エストニアと北海道は似ている。きっとうまく活用出来るはず」という。

果たしてどの点が似ているのか?そして、北海道にどんな未来を感じているのかー…?ニューカマーのフレッシュな考えを見てみよう。

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●コミュニケーション×分析で、社会に貢献したい

ーエストニアに3年住んでいた、と伺いました。なぜエストニアに?

最先端の政治や行政システムを知りたかったからです。

というのも、もともと広告会社で消費財広告のコミュニケーションプランニングとその効果検証を行なっていました。

例えば、炭酸飲料の広告で、TV、Twitterなどのデジタル広告、駅媒体などの屋外広告に出稿したとしましょう。

それらの広告がどの程度認知されているか、そして購買につながっているかを、社内システムでシュミレーションしたり、実際に上がってくるデータからどの程度影響しているかを分析して、消費者とのコミュニケーションプランを最適化していきます。

確かに分析して戦略を立てていくと広告商材の売上に響いていくのが分かったので、とても楽しかったのですが、5年ほど同じような仕事をしていたら、自分の働く意義とは何かわからなくなってしまったんですね。

そこで、折角メディアと分析のスキルが身に付いたのだから、このスキルを使ってで社会をより良く出来たら良いなと。目に付いたのが政治だったのです。

ー今、選挙率の低下が課題ですよね?

政治への参加の一つの手法が選挙なのですが、年々投票率は低下しており、最近では投票率50%を割ることも珍しくありません。

その様な対策を講じるのに、人間行動の分析をしていた自分の専門性が活きてくるのではなないかと思いました。特に、政治とメディアコミュニケーションは関係が密接ですから。イタリアのベルルスコーニがそうであるように(笑)。

そんな矢先にニュース記事で「エストニアが電子政府を進めている」ことを知り、これは新しい政治の形かもれない!そう思い留学に行きました。

●デジタルの浸透は、一見小さくとも、実は大切

ーエストニア のライフスタイルはどういうものでしょう?

僕は、エストニアに大学院生として学生ビザを取り、政治学を学んでいました。特に民主主義と電子政府がどう機能するかを研究してました。

エストニア :首都タリンの様子

大学院なので授業は1日1コマしかなく、図書館で資料を読む日々。たまに時間があれば町のスタートアップハブにに顔出してネットワーキングを行なっていました。

meetupの様子(阿部撮影)

そんな生活で気が付いたのは、社会にデジタルが浸透している便利さです。

基本的にキャッシュレス社会なので、お金下ろすのは半年で1回だけでしたし、大学のレジュメはPDF配布、レポートはオンライン提出で、役所に提出する書類も電子署名が一般的で…。

一見何気無いことに見えますが、これが積み上がっていくと多くの時間を節約でき、自分の時間を確保できる。とにかく効率的です。無駄がない。

●エストニア で知ったことを、日本の地方に還元したい

エストニアの良かったところは、2つあります。

まずは、コミュニティの作り方が上手であること。

ワークショップ、ミートアップが毎週のように行われ、そこから友達ができて、アイディアが生まれ、プロジェクトになり、スタートアップになっていると。

近所のコミュニティー(阿部撮影)

しかもそのハブは大学と行政、そして多くのスタートアップが協力しているので、大学での研究がビジネスに直結している、素晴らしいエコシステムを構築しています。

次に、まずがやってみる。トライアル&エラーの文化です。

何かアイデアがあったらプロトタイプを作って、完成品ではないけど世に出して、反応を見ながら修正していくのが彼らのやり方です。

なので、行政のシステムでもエラーがあったりと、イライラすることがめちゃくちゃありました。

●北海道とエストニア は似てる!

ーエストニア を離れたのはなぜですか?

それはエストニアの様なデジタル世代の政策やコミュニティシステムが、日本の地方の力になると確信しました。

日の出の様子(阿部撮影)

エストニアみたいな仕組みを作りたいけど、闇雲にやっても可能性がない。

だったらエストニアと近い環境であれば、再現性が高くなりもしかしたら成功するのではないかと…。そこで目をつけたのが、北海道でした。

北海道とエストニア、とても似ているんですよ。

ーへー!?どういうことですか?

まず、地形学的な観点では、どちらも広い土地に、少ない人口がばらっと分散してる。

エストニアは自然が豊か(阿部撮影)

次に、元々デジタル産業が強い。札幌は、桃鉄やボンバーマンを生んだハドソンの創業地でもありますし、最近では初音ミクが有名ですね。

この点はアングリーバードで有名なヘルシンキみたい。なぜ北国はデジタルコンテンツに強いのか謎ですが。

最後に人柄。エストニアは、多くのデジタル系の外国人労働者を受け入れています。

北海道も「開拓民の血」だからかたとえば、ニセコのように外国人を大量に受け入れることをしています。

実際北海道に移住して、地元の皆さんにはとても助けてもらってます。

ー面白い分析ですね。どうしてBULBに入社したのでしょう?

北海道を軸に検索をかけたら、BULBに出会いました。

北海道を本拠点に、様々な場所で働いている環境が作れる面白い会社だなと思いコンタクトしました。

この時、エストニア帰りであることと、北海道で作ってみたい北欧の様なスタートアップコミュニティ作りの提案をお話ししました。

帰国後は、すぐ札幌に飛んでお会いしてトントン拍子に話が進み、別の札幌のIT関連企業の経営者の方を交えて三人で議論して、新規事業を立ち上げることとなりました。

ーどんな新規事業でしょう?

まずは、一つは電子政策関連事業です。

エストニアの電子政策は、とても便利でそれを北海道でも出来ないかと。

とは言っても、どうやったら実現するか、どこからアプローチしたらいいのか、行政や様々な方に相談して模索しているところです。

もう一つは、コミュニティ作り。

テクノロジーをベースにスタートアップと地域をつなげて、新しいコミュニティを作って地域を活性化させたいです。

とは言ってもまだ8月末に入社したばかり。手探りですが、とてもワクワクしています。

●僕が思うBULBのいいところ

私は、他の皆さんと違って、フルリモート ・フルフレックスを行なっていません。毎日札幌のオフィスに出社しています。

先日北海道メンバーで山登りしました(阿部撮影)

でも、BULBはとても不思議な空間で、顔が見えないけれどちゃんと繋がっているのを感じています。

そして何より、新しいことに挑戦出来る高い技術力と組織力を感じています。

ぜひ一緒に会社を盛り上げてくれる方が増えたらいいのにな、と思います。

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場所と時間に縛られず、最先端のサービスを世界に届ける BULBは2014年創業の札幌発スタートアップです。フルリモート/フルフレックスで活動し、IoTやVR、時には茶道の学習アプリなど、人工知能やVRなどの最先端のテクノロジーを用いて様々なプロダクトを世の中に届けています。