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教育の未来を語り明かす会 vol.7

こんにちは。矢吹卓也(ぶっきー)です。普段は民主的な市民を育むオルタナティブスクールで低学年クラスの担当スタッフをしています。

教育の未来を語り明かす会(通称ミラカタ)をやり始めて、今回で7回目になります。

教育の未来を語り明かす会とは、その名前の通り、教育の未来について多様な人と語るイベントです。
この教育の未来を語り明かす会では特に「変わらない教育の本質」と「これからの教育の方向性」についてじっくり語り明かしたいと思っています。

いろんな○○教育という言葉や、いろんな手法がたくさんある今だからこそ、それらの情報にただ流されてしまうのではなくて、「自分はどんな教育がしたいんだろう?」とか「より良い教育ってなんだろう?」ということについて振り返り対話する機会を持つことがとても大事なことだと思っています。

夜の語り明かす会。話したいテーマをみんなで出し合い、興味関心で分かれて話し合います。


先生、保護者、学生、会社員、オルタナティブスクールスタッフの人などいろんな人が参加してくれています。

今回の内容

ミラカタでは、主催メンバーが日々探究しているホットなテーマで話題提供する時間と、参加者のみなさんが語り合いたいテーマで話す時間があります。

今回の主催メンバーからの話題提供は①SEEラーニング②インクルーシブな考え方を育む③こどもの見取りです。

①SEEラーニング

「SEEラーニング」については、あまり聞き馴染みがない方も多いかと思います。SEL(社会性と情動性の学習)2.0と言われたり、SEL×システム思考と言われるこの実践について、現場で実践しているラーンネットのいさみさんと一緒に話してみたいと思います。

②「インクルーシブな考え方を育む」

僕ぶっきーが箕面こどもの森学園で大切にしている「自分も人も大切にする」ということについてインクルーシブの観点から話をしようと思っています。インクルーシブについて語られるとき「その場に障害を抱えている人がどのくらい含まれているか?」という視点が強いような感じがしていて、そうではなく「その場にいるあらゆる人の人権が尊重されているか?」という、障害の有無を一旦おいた見方で皆さんと話してみたいと思っています。

また、最近関心があるレッジョ・エミリア・アプローチの子ども観が素晴らしいなと感じているのでそれについても触れて話をしようと思っています。

③子どもの見取り

「子どもの見取り」について、皆さんはどんなことを考えますか?普段、子どもの何を観て、何を考えるでしょう?子ども中心の学びを大事にする上で欠かせないこどもの見取りについて、掘り下げて考えてみましょう。

概要

教育の未来について語り合いたい方であれば、どなたでも大歓迎!
教育の未来についてじっくり語り合いませんか?

【日時・場所】
○日程
2024年1月20日(土)13:30~21日(日)13:30 

○会場
集合:西宮市民会館
初日の17時までは西宮市民会館で行います。17時以降は甲山しぜんの家にバスで移動します。
・西宮市民会館
阪神西宮駅徒歩5分 
https://nishi-bunka.or.jp/amity/

・甲山しぜんの家
自家用車で移動される方は甲山森林公園の駐車場をご利用ください。
https://kabuto.leaf.or.jp/sizennnoie.htm

【タイムスケジュール】
【初日】
13:15-受付スタート
13:30-チェックイン
14:00-①SEEラーニング(齊藤)
15:00-休憩
15:10-②インクルーシブな考え方を育む(矢吹)
16:10-チェックアウト
   撤収
17:00-西宮市民会館退出
   西宮駅付近で夕食(サイゼリヤ予定)
   バスまたは自家用車で移動
   ※阪神バス最終は阪神西宮発19:25→甲山大師着19:53 (28分)
   甲山しぜんの家到着後入浴。終わり次第語り明かす会

【2日目】
各自朝食
9:00-③こどもの見取り(北林・日野)
10:00-語り明かす会
11:20-チェックアウト
12:00-プログラム終了
12:52-バス乗車
13:22-阪神西宮 下車

【参加費】
日帰り:2,000円
宿泊:5,000円
※直前のキャンセルではキャンセル料を申し受けます。
・1週間前までのキャンセル:無料
・1週間前以降のキャンセル:参加費の50%
・前日、当日のキャンセル:参加費の100%

※当日おつりのないようご持参ください。

【持ち物】
・2日目の朝食
・宿泊に必要なもの(着替え、入浴セットなど)
・防寒着
・動きやすい服装
・おやつ
 持ち寄り大歓迎!!

【参加方法】
こちらの参加フォームからお申し込みください。

【運営スタッフ】
(企画・運営:教育の未来を語り明かす会)

・矢吹 卓也(Yabuki Takuya)
1993年岡山出身。認定NPO法人コクレオの森/箕面こどもの森学園低学年担当スタッフ。高校生のときに、クラスに馴染めずに不登校になったことをきっかけに、個を尊重する教育に興味を持つ。大学卒業後、冒険教育のファシリテーターや児童相談所勤務を経て、2019年4月より現職。自己肯定感を土台に、自分も人も大切にしていける人を育む教育を探究中。

・北林 和樹(Kitabayashi Kazuki)
1996年兵庫県出身。尼崎市のシェアスペースと併設した児童ホームつくしのスタッフ。2019年9月「共に生きる」を学ぶため、オランダでイエナプランを学ぶ。2020年より、日常の中で学びが育まれるシェアハウスの実践、地域の多様な世代の方が集まるシェアスペースhinataなどに関わる。地域の中で共に生きることを模索する。

・日野 健太郎 (Hino Kentaro)
ナレッジ・ブローカー。文系と理系の仲介人。体験学習と発達科学の立場から、教育の統一場理論を目指して探究中。野外教育をベースに、子供・若者の育成支援(ユースワーク)、指導者養成や組織開発などを専門とする。人を育てる人を育てる人を育てる人。座右の銘は「臨淵羨魚」。

・中野 広夢(Nakano Hiromu)
1992年生まれ、奈良県出身。畿央大学教育学部にて小学校教諭一種免許状を取得。卒業研究では「フリースクールにおける教育評価」をテーマに、兵庫県の六甲にある「ラーンネット・グルーバル・スクール」で実践研究を行う。卒業後は人材派遣会社の営業、公立小学校教諭を経験。その後、民間学習塾の教室長、認定こども園の保育補助を経て兵庫県加古川市でまちづくり・地方創生の仕事に就く。2022年11月より独立。

・齊藤勇海(Saitou Isami)
埼玉県の公立小学校教員(9年間)を経て、神戸の探究型オルタナティブスクール「ラーンネット・グローバルスクール」のナビゲータとなる。 2023年6月から開校した、「ラーンネット・あーる」の設立に関わり、現在は同校でスクールディレクター(校長)兼ナビゲータを務めている。

【過去のミラカタについて】
◼︎1回目のイベントレポート
https://yabutaku.net/mirakata
◼︎2.0内容
1.『ともにつくる』ことで起こる学びとは?ーオルタナティブスクール箕面こどもの森学園の実践ー」
2.イエナプラン研修とその後の実践
3.「未来の大人たちにとって、いま本当に必要な教育とは」
◼︎2.5内容
1.イエナプラン研修とその後の実践
2.教育に関わる自分を見つめる〜共感コミュニケーション(NVC)〜
3.インテグラル理論で成長を考える
4.イエナプラン〜ワールドオリエンテーションを体験しよう
◼︎3内容
1.教育×自己肯定感
2.多様性×コミュニティ
3.発達×神経科学
◼︎4内容
1.共に生きることを学ぶ(対話・遊び・仕事・催し)〜イエナプラン・4つの基本活動について〜
2.対話ってなんだろう?
3.あらゆるものから学びを引き出す
◼︎5内容
1.システム思考を体験してみよう!
2.こどもの興味関心から始まる学び
3.発達から考える『教育の究極の目的』
◼︎6内容 テーマ「子どもの権利」
1.学童の事例 児童ホームつくし 北林和樹
「子どもの権利を考える中で、私たちが手放してきたこと〜こどもの放課後を考える〜」
2.オルタナティブスクールの事例 箕面こどもの森学園 矢吹卓也
「学校のルールづくり〜多数決によらず、納得解をつくるために大事なことは?〜」
3.ユースセンターの事例 尼崎ユース交流センター 片岡一樹、能島裕介
「尼崎事例からみる若者参画と若者施策」


最後まで、お読みいただきありがとうございます。
ぜひ、いろんな方と教育について話せたら嬉しいです〜


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