見出し画像

言わなくてもいい本音

言わなきゃ良かった。

そう思うことはありますか?
私はよくあります。

でも、それと同時に
言えば良かったと
後悔することもあります。

誰に、何を、どこまで言うかは
私にとって永遠の課題。

相手のためを思って言ったとしても
責められた、批判されたと思われる。

そう言われて傷ついたから
次からは何も言わないでおこう。

私はそんなふうに
言う、言わないの指標を
端から端まで大移動していることがよくある。

微調整が必要なのだと知ってはいても
実践できていなかった。

脳科学者、中野信子さんが書いた
「エレガントな毒の吐き方」

中野さんは、ストレートに物を言う人。
京都の人の伝え方に感銘を受け、この本を書いたそう。

脳科学と京都人に学ぶ
「言いにくいことを賢く伝える技術」
というサブタイトルがついている。

言わなくてもいい本音は いっぱいある。

言わなくてもいい本音、というのは、
時には、言ってはいけないことでもあります。
どちらを優先するのか。
本当のことを優先すると、
しばしばそれは社会性に欠けた言動であると
見なされることがある。

そうか。
微調整する前にもっとやることがあるんだ。

本音は全部言ったほうがいい。
思ったことは全部言わないと気が済まない。

そう思っているから
相手、タイミング、場所などを考慮せずに
言ってしまうんだ。

40歳にして今さら?
と思われるかもしれないけど
今、気づいたのなら まだ遅くない。

中野さんも書いているように

伝えるやさしさ、伝えないやさしさがある。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?