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「 build service 」は、DXの悩みを"本質的"に解決するサービスです [前編]

こんにちは。CTC Buildサービス推進チームの門屋町(@krosama3)です。先日私たちのチームで爆誕したこのnoteですが、「CTC(伊藤忠テクノソリューションズ)は知ってるけど「build service」は聞いたことがない」というお声を多くいただくため、今回は、私たちの取り組みを通じて「 build service 」とはどんなサービスか、わかりやすくご紹介させていただきます。

Buildサービス推進チームが立ち上がった背景

「build service」は、クライアント企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)の悩みを"本質的"に解決するサービスです。

皆さんは「DX」と聞いて何をイメージしますか?
IoT、RPA、5Gのようなソリューション? テクノロジーコンサルティングやビジネスコンサルティング? 「DX」という言葉は様々なところで使われており、その解釈や使い方に対して様々な議論がなされていますが、そこに正解不正解は無いと考えています。 そんな幅広い「DX」の悩みの”本質的"解決とはどういうことでしょうか? 

私たちの取り組みを説明する際には、誤解を受けないように経済産業省が発行しているDX推進指標レポート内に記されている、下記の定義を利用しています。

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この、非常に長い一文ですが、しっかりと大切な事が組み込まれていますので、例を使いながら丁寧に読んでみてください。 そして、最初と最後を繋げると、この定義が指すDXで企業が達成したいと思える事が見えてきます。

企業が競争上の優位性を確立すること

そうなんです、私たちの取り組みはこの「企業が競争上の優位性を確立すること」を支援するものなのです。

多くの企業が、市場の激しい変化に晒されながら、自分たちの製品やサービス、ビジネスモデルとともに、業務そのものや、組織、プロセス、企業文化・風土を変革する必要があると考えています。しかし、それを実行しようとすると簡単に行きません。取り組みそのものが会社全体に波及することや、既存事業が見た目上は順調である場合などは、特に難しい悩みになってしまいます。

そんな中で私たちは下記のように考えています。

悩みの”本質的”解決の為には、
「ソフトウェアの力を使い、新しいプロダクト(サービス)開発を
クライアント企業自身で出来るようになること」
が必要。

数年前から現在のチームの姿を想像して活動できていたわけではありません。しかし、国内企業がDXを実現していくためには、米国で成功を納めている手法である「クラウドネイティブでのアジャイル開発」が鍵であると確信していました。そして、私たち自身が「クラウドネイティブでのアジャイル開発」を体得し、クライアント企業と一緒に未来を創ることができるチームにならないといけないと考えていました。2019年、自分たちをアップデートするためにDXコンサルティングと最新のデジタル技術を駆使したアジャイル開発の分野で約10年間成果を出し続けている米国シアトルの企業での武者修行を行いました。

そして2020年4月、武者修行で体得したDX推進ビジネスを日本市場に展開する組織「Buildサービス推進チーム」を発足しました。

「build service」は、どんなサービス?

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build service は、クライアント企業のプロダクト・サービスのデザイン&開発を支援し、ビジネス変革を持続させる仕組みをアジャイルに共創するサービスです。お客様と共にビジネスを考えてつくり、企業の競争上の優位性確立の支援していくこと、そして最終的にはその企業自身が優位性確立のための変化対応力を身につけて頂くことを目標としたサービスです。

 - 特徴

不確実性の高いプロダクト開発の精度・スピードを上げるために必須な3つの機能を提供します。

クラウドネイティブ:
最新のクラウドサービスや自動化プロセスを取り入れ、スピード感のあるデプロイサイクルを導入、ビジネスの成長と変革を加速させる。
UXデザイン:
ユーザーの思考や行動について深い理解を得て、ユーザー視点でサービス・プロダクトが提供する価値と、価値をユーザーに届けるプロダクトのあるべき姿を視覚的に理解する。
アジャイル開発:
短いサイクルで製品を市場にリリースし、ユーザーのフィードバックをもとに改善を積み重ねることができる価値駆動型の開発で、顧客のビジネス価値の最大化につなげる。

 - クライアントとの共創

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今、必要とされているプロダクト開発は良いものを作って終える事が目的ではありません。 ユーザーに向き合い、データとデジタルを活用して、ビジネスモデルやチーム、組織カルチャーを変革し、プロダクトを変化させ続け提供し続ける事が求められています。

そのため、私たちは、クライアント自身でプロダクトを成長させていける仕組みをつくることを最終的なゴールとしています。

理想的には、クライアントチームとBuildサービス推進チームでひとつのチームをつくり、各ロールが共創することで、クライアントが新たなスキルやマインドセットを獲得することを目指します。現実的には人材やリソースの問題もあり、全てのロールをクライアントチームでアサインしていただくことは難しいケースもありますが、プロダクトオーナー だけはクライアントに任命していただきます。

プロジェクトが成功するためには、成否に責任を持ち、適切な権限を持って、主体的に推進するプロダクトオーナーがクライアント組織の内部に存在することが重要です。プロダクトオーナー としての経験や知見がなくても、Buildサービス推進チームに所属するソリューションオーナーやエクスペリエンスデザイナー、ソリューションアーキテクトが伴走型で支援させていただくので心配は入りません。プロセスの進め方やアウトプットのまとめ方などは支援させていただきますが、プロダクトが達成したいビジョンを明らかにし、やることの優先順位を決定する役割を組織外から支援するのは難しいため、クライアント組織内のプロダクトオーナー に担っていただき、将来的にはプロダクト開発サイクルをクライアントご自身で回せる仕組みづくりを支援したいと考えています。

Buildサービスが目指す世界

私たちのミッションは、日本の「ビジネス競争力向上」を推進することです。
前例がなく、不確実性の高いプロダクトやサービスを生み出し、企業の競争上の優位性を確立するために、私たちは「考え、作る」ことで、そういった未来への兆しが創られると考えています。

だから私たち、Buildサービスは、「考え・作るを共にする」ことをこだわります。事業やサービスやプロダクトも、組織やヒトも、実際に作るからこそ、持続的な仕組みと成果が生まれるものだと。

これからも私たちBuildサービス推進チームは、最新の技術・方法論を駆使してアジャイルに顧客と共創し、関わる人々に貢献する、学び合えるスペシャリスト集団であり続けます。

今回の[前編]では、Buildサービスの全体像をご紹介させていただきました。[後編]では、Buildサービスをさらに深堀していきたいと思います。最後までお読みいただきありがとうございました。

DXに関するお悩みがございましたら、Buildサービス推進チームにお気軽にご相談ください!

※現在、Buildサービス推進チームでは、下記ポジションを募集中です。ご興味のある方は、ぜひこちらもご覧ください。
・ソフトウェア開発エンジニア
・ソリューションオーナー
・アーキテクト
・クオリティエンジニア







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