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懐かしい新しさ「こおろぎあられ」一部国産の開発秘話

ポップなこおろぎに惹かれるみなさん、こんにちは!
インターン生の喜舎場(きしゃば)です。

noteも少しづつ書き慣れてきて、楽しく執筆中でございます!
そんな今回は、バグモの新商品!「こおろぎあられ」をご紹介します。

本製品は、バグモが運営する神河ファーム(兵庫県神河町)にて養殖されたこおろぎのパウダーを一部使用し、食糧不足・環境問題をはじめとするSDGsを考えるきっかけになるお土産品として神河町観光案内所、ヨーデルの森にて先行販売を開始いたしました。


なぜ、『あられ』を開発したのか。

「あられ」×「こおろぎ」の相性の良さに注目しました。

昆虫食は食糧問題解決策の一つとして近年注目を集めている食品カテゴリであり、コオロギパウダーが配合された製品も市場へ少しずつ普及し始めております。
様々な"コオロギパウダー"入りの食品が販売され始める中、私たちは、
「こおろぎを食文化として根付かせていくために、お客様にこおろぎの味・風味をしっかり感じていただく事が重要である」
と考えております。この想いを実現させるために、こおろぎとの相性が良い「あられ」を選定し、お土産品として商品開発を行いました。


「あられ」×「こおろぎ」のポイント3つ!

一、あられは日本の食文化として古い歴史を持ち、日本人に馴染みの深い食品である
二、シンプルな配合で、こおろぎの味・風味を感じていただきやすい
三、お土産品としてもしっかりと価値のあるものを提案できる

そして、こおろぎあられのラインナップは、しお・さとう・あおさの3種類をご用意いたしました!もち米は国産で、農薬不使用の素材を100%使用!

しお:原料は「もち米、コオロギパウダー、米油、塩」の4種類のみ!
化学調味料を使わず、シンプルな塩味だからこそこおろぎの香ばしさとお米の風味がダイレクトに伝わります。

さとうじょうゆ:こおろぎ粉を生地に練り込んで、醤油と砂糖で甘く香ばしく焼き上げました。

あおさ:こおろぎ粉を生地に練り込んで焼き上げ、昆布・かつお節を煮出しただし・醤油・あおさ粉で味付けました。

さとうじょうゆ・あおさ味は、こおろぎの風味と相性の良い味付けを施すことで、昆虫食をいまだに経験されたことの無い方への第一歩として親しみやすいあられに仕上げました。


「神河こおろぎあられ」という名前に込めた想い

地域との連携、地産地消を実現!
BugMoはこおろぎを供給する食品メーカーであるとともに、タンパク質の地産地消・地域循環システムの構築を目指しております。

そして、その想いに共感いただき、先行販売開始店舗として、神河町観光案内所ヨーデルの森との連携を実現いたしました。

連携に関して、兵庫県神河町長 山名宗悟様、神崎農村公園ヨーデルの森管理会社、株式会社クラウデイト 細岡友行様寄りコメントを頂戴いたしました。

左から、兵庫県神河町長 山名宗悟様、株式会社クラウデイト 細岡友行様、BugMo松居

兵庫県神河町長 山名宗悟様
「兵庫県最少人口の神河町から、旧川上小学校校舎の活用等神河町
の資源を使ったこおろぎ養殖、そのこおろぎを使用し開発された『神
河こおろぎあられ』を販売し、日本国内は基より世界に向け神河町の
地域循環(SDGs)を発信していただけることを期待しています。」

神崎農村公園ヨーデルの森管理会社 株式会社クラウデイト 細岡友行様
「今回、BugMo様と協力させて頂く事となり『神河こおろぎあられ』の
販売を通してお客様にSDGsへの興味を持って頂きたいと考えてお
ります。現在は動物性廃棄物を利用した循環型農業を行っています
が、将来的にはこおろぎ養殖で発生する脱皮殻等を利用し花畑や野
菜畑の堆肥として使用できればと考えます。」


ヨーデルの森をはじめとする生き物とふれあえる施設においては、
生き物とふれあい感じた知的体験と合わせて本製品を手に取っていた
だくことで、食糧不足・環境問題をはじめとするSDGsに関して考えるきっ
かけになることを期待しております。
今後も道の駅・サービスエリアなどのお土産販売店に加え、動物園・水族館などの博物館施設へも販路拡大を行ってまいります。

タンパク質の地産地消に対する想いの輪を広げていくために、兵庫県内、または近畿地方の事業者の皆様と本製品の販売を通して、つながっていければと考えております。

 「神河こおろぎあられ」の販売、こおろぎ養殖などにご興味ある事業者の方は下記リンクより、ご連絡お問い合わせください!!


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