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思考の処方箋



僕はさんぽが好きだ



さんぽ

普段聞かない言葉かもしれない。

近所の公園や商店街、コンビニ。

見慣れた景色を

ただ、歩くだけのさんぽ

今日は日曜日の夜だし、
ゆったりさんぽの話をしていく。

2つのさんぽ

まず、僕の散歩には2種類ある。
日が沈むまでのさんぽ 

あさんぽと

日が沈んでいる間の 

よるさんぽの 2つだ。

同じさんぽでも全然違う。

あさんぽとよるさんぽ


あさんぽ

あさんぽは基本的に
寝起き、もしくは昼寝起きに行われる。
目的は大きく2つ
・自分のスイッチを付ける為
・時間は、世の中は今日も動いているということを忘れない為

1つ目はありそうな理由だ。
2つ目はコロナになって感じている人も多いのではないだろうか。
リモートワーク、外出自粛、緊急事態宣言。
様々な要因で、見える世界が極端に狭くなった今、
自分の目で見えている世界だけが動いている、といわれても
否定できない人が多いのではないか。
それもあり、意識的に外にでて、外界との接触
今日もたくさんの人間が動き、提供し、消費し、
世界は回っている。総確認する。
意外とここでアイデアだったり、
思考が回ったりするのであなどれない。
あさんぽは気軽なルーティンに近い

よるさんぽ

一方でよるさんぽは
行き詰った時や、脳を整理したい時に開催される。

1人で行くこともあれば、多くは高校からの親友松下と2人でいく。

よるさんぽとは
いわば思考の断捨離をしてくれるツールである。

まず、断捨離とはなにか?
不要なものを断ち切り捨てること。
そう、それは間違っていない。
でも、断捨離の注目するべき場所はそこではない。
僕の考える断捨離とは、
「本当に大事な物と向き合うこと」
捨てていく時に何が大事なのか、
本当に捨てられない物は何かを考え、
極限まで切り捨てていく。
そうして残った最後の物と向き合う。

それが断捨離をする意味と、僕は思う。

よるさんぽはそれを可能にする。(あくまでも僕のなかでの話だが、)
日中考えてきたこと、沢山の思考が溜まって進行の邪魔をする。
ショートを起こして、ぐちゃぐちゃになってしまいそうになる。

そんな時、よるさんぽに出かける。
夜空を見上げながら、表情を変えた町中をゆっくり歩く。
普段は見つけられない1面をみたり、
静まった頃を見て猫たちがでてきたり。
そうやって、リラックスしながら
もう一度思考してみる。

今日考えたのは、これとこれとこれだったなぁ、
けど、そもそもこれをやらないと始まらないんじゃないか、
そうだ!そこからはじめよう!とか

ふと、思い浮かぶものがあれば、それが大事なこともあるとか。

松下に話していると、ぽろっといいアイデアが出たりだとか。



よるさんぽの時間は1時間程。


「それ、無駄じゃない?」

そうかもしれない。
でも、僕にとっては思考の処方箋みたいなものだ。
よるさんぽに行くと帰って来た時には、
最低でも、冷静に1つずつやっていけばいいか。
と気持ちが切り替わる。



もうひとつのよるさんぽ

よるさんぽは思考が詰まってないときにも行く。
その場合得られるものは気づきが多い。

ぶらぶら歩きながら、
ふと目に入ったり
思い出したり、
考えたり、
浮かんだりした物について考えてみる。

その結果、いつもは気づかない物に気づけるのだ。

世界に対して
プロジェクトに対して
人に対して
そして、自分に対して
今まで沢山の気づきがあった。

よるさんぽは強くお勧めしたい。



さんぽしている状態で、


ふと心に浮かんでくるものは、


自分の中にある、


本当に大切なものではないだろうか


大事じゃなければ、

ふとした時に浮かんでこないだろうから。



本当に大切なものはなにか
教えてくれる時間


ぼくはさんぽがすきだ。



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さんぽに付き合ってくれる人はコメントしてみてね

来週の日曜日は
神社か温泉/サウナにしようかな

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