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資格バトン

みおいちさんからバトンを受け取りに行きました。(奪い取りました?)

その名も資格バトン

社会に出たら学歴は関係あるか?というところからいろいろな話につながっていくのですが、


私は中学生の頃から自分は日本語教師になるもんだと信じてやまない子どもだったので、それになるための道しか見えていませんでした。

その時の自分が調べた結果は

日本語教師のスタンダードは学部卒(またはそれ以上)

海外で働くにも就労ビザが下りる(下りやすい)のは大卒

とあったので、

「それじゃあ大学には行かなくちゃ」

と単純に思い、高校も進学校へ行き、迷うことなく大学に進学しました。


ここにはちょっとしたトリック(?)があったことが後でわかったんですが、

高卒で大きな資格もない母が(商業簿記2級と珠算1級はある)、

パートに出たくても学歴と資格に阻まれて悔しい思いをしてきたという経験と近所のママ友が軒並み大卒だったのがひっそりコンプレックスだったため、

「女の子でもよほど勉強が嫌じゃなければ学歴は持たせたい」と思っており、小さい頃から私や妹の意識がそうなるようにしていたそう。でも、勉強しろとかこの学校へ行けとは一切言われませんでした。

でも、呪文のように「学歴と資格は持ち歩くわけじゃないから沢山あった方がええんやで」と言われていました。


その言葉と、私の根っからのもったいない精神がここで働き、大学では自分が取れる限りの資格は取りました。

と言っても取れたのは

中学と高校の教員免許(更新しなかったので只今休免状態)。

学校図書館司書教諭免許(こちらは教員免許と連動しているのでこちらも只今休免中)

だけ。その当時はそれで手一杯。


他には趣味で

小学校の英語教員資格(指導経験がないので準資格。)

小学校の時にたまたま貰えたお手玉初段(これがあったからメキシコで働けました!)

普通自動車免許(現在身分証明書としてのみ活躍中)

英検2級(恥ずかしい)


そして今これがあるから生き延びていると言える

日本語教師養成講座420時間修了

日本語教育能力試験合格


これだけ。

ほとんどが現在効力を発揮していないものです。



でも、

えー、お手玉の初段!?それはいい日本文化の紹介になります!

でメキシコ行きが決まり、

メキシコ行ってきたぜー、と言ったらそれを聞きつけた大学時代の教授が

スペインに日本語教えるクチあるけど行く?

と話をくださり、スペインに飛んでいき、

その話を知っていた養成講座のクラスメイトから話を聞いた現勤務校の長(当時教務主任兼務)に

何!?メキシコ・スペイン行ってた日本語教師!?面白い!うちに来い!しかも(日本語教育能力)検定合格者!?それはもうぜひ!

と呼ばれて、即採用されたので、

資格は取ってて無駄になることはないなと思います。(この流れ何回か書いたな、そういえば)


あと、今だから言えますが、コロナで留学生の来日の見通しが全く立たなかった夏頃、新たな戦略として国内定住者やオンライン短期コースの開設の話が学校から出ました。

その時に「スペイン語は市場が大きいし、うちに話せる人がいるから」ということで、私に募集の仕事がまわってきました。

実際はその後すぐに少しずつ当初の予定の留学生来日の見通しが出てきたので、この話はリーフレットやホームページの草案を作るまでで終わりましたが、

「今後またこの嫌な波が来たら次はこのプランを稼働させる。その時にはknk先生にはスペイン語スタッフとして動いてもらう。もちろん別途給与を支給する」という約束をしていただいています。


ちなみに、勤務校では多分私の学歴かつ学校歴は低い方なんですが、学校名を聞かれたり、それによって差がついているなと思うことは全くないです。なので他の先生方の出身校も「おそらくここだろう」程度しか知りません。わかるのは、全員学部卒以上だということだけ。

これは教師ですが、勤務先が専門学校や大学じゃないからですかね?


ただ、自分自身で「あー、私って心底アホだな。知識ないな。授業も深みがないな」と思うので、知識は絶えず入れるようにしています。


給与は基本給+能力給ですが、開校半年で入社した私の時と現在では算定方法が変わっているらしいので私は良く知りません。

学歴も私は何か言われているのかもしれないですが、それにも気づかないくらいアンポンタンなのでいいです。

それより資格と経験が重宝されてる。

すごい経歴をお持ちの方でも


身内に一流大卒はいますが、多くが二流〜三流大卒です。でも、ほぼ全員「この資格(または技術が)あるから今も仕事がなくならない」という人。


つまり、学歴、いや学校歴の重要性はどうかわからないけど、「資格や技術は持ってて損はない」というのが私の意見。

どこでどうそれが生きてくるか分からないから。でも資格があるから万事OKではないのも事実。これはあくまできっかけで、スタートラインなので。


そういえば、今年の最初に取ろうと思ってテキストまで買った資格、公私どころか世界中で色々と起こりすぎたのもあってすっかり忘れてました。


よし、来年は勉強しよう。


さて、このバトン、誰でもいいから拾ってくださーい!







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