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予想外の大活躍品✨ネームカード

オンラインクラス授業2回目、終了いたしました。

全員が2回目の今日、教員側も学生側も多少慣れた感じ。初回の「つながらない😨」問題が減りました。

でも、通信状況によっては音声が途切れたり顔が見えないこともある。これは仕方がない。

だから今日は先にできる限り手を打っておきました。

画用紙でネームカード作成~♪

わぁ、なーんて単純!(笑) 

でも、今日の私にはとても重宝する品物になってくれました。

理由① 出席確認が楽。

教室に入った場合、空席があればまずだれかがいないことは一目でわかります。そこに出席を取れば確実に誰がいないかがわかります。しかし、オンラインの場合、座席なんて関係ない。無作為に顔が並ぶので一目じゃわかりにくいんです。名前を呼ぶのは同じとして、ルームに入ってきた学生に「○○さーん、△△さーん」と順次声をかけて返事があれば聞こえているからまずはオッケー、返事がなければ入れていないのか聞こえないのかがわかる。この時の返事あるなしでカードを分けて置く。聞こえていないだけの場合は、該当の学生を見つけられた誰か別の学生が「□□さんいます!」と教えてくれるので、こちらに声が聞こえないことを教えてあげるのみ。返事がなかった子には個別で再度呼び出し。返事があったけど顔が見えない子には「ビデオをオンにして~。イケメン(美人)が見たいんです~(←この一言大事。特にベトナム人)」と指示すればオッケー。場合に寄ったら「ビデオをつけると先生が遅く見えます(または動きません)」と言われるのでそこはその時判断。

理由② 出欠報告も楽。

一括りに日本語学校、オンライン授業と言っても学校独自のルールがあるのでわかりませんが、おそらくどの学校にも授業と授業の間に10分程度の休憩はあるかと思います。

私が勤務している学校はオンライン授業期間中、その休憩時間に教員はLINEグループで毎回「〇クラス、△△さんが欠席でした。」と報告をし、事務スタッフが該当学生にどういった状況でその授業にいなかったのかを確認することになっています。(本人が欠席するつもりがなくても通信不良で繋がらないことがあるのでその場合の対処を考えるため)

その際、第1回目に思ったことなんですが、欠席者の名前をラインでフルネームを打つのがまあ面倒というか時間がない。笑 ベトナムはグエンなんたらさんが多いし、中国は王何とかさんが多いしでややこしい。欠席ゼロなら問題なしですが、何がどうなるかわからない状況ででは、5,6人がいないこともあります。そうすると時間がかかるー。じゃあ、いない人のカードを並べて写真送れば楽じゃない?と考えてしまったわけです。

でも、今日はうちのクラスは全員ちゃんと参加できたのでその必要はなかったのがよかったです♪

(注)そもそも思いついた時点でこのやり方をしていいのか専任の先生に確認していなかったので、いざやってしかられるかもとは考えていなかった大バカ者です。滝汗 あとで相談したら「いいですね🤩」とおっしゃっていただけたので、次回機会があればやってみます。これはできれば使いたくない手法ですが💦

理由③ 誰が指名されたか学生がわかりやすい。

指名するときにこのカードも一緒に見せれば、こちらからの音声が聞き取りづらくても映像が見えれば自分が呼ばれていることがわかります。そこで聞こえなかったら「もう一度お願いします、先生」と言えばいいこと。私は書いて質問を伝えるか、それでも無理ならほかの子に交代してもらえばいい。

また、私の発音が悪くて気づかない子が文字を見ればわかるか、音声が途切れて聞こえなかった子に他の音声状況のいい子が正しい発音でその子を呼べるので、多少のタイムラグはあれどいらないストレスが減りました。

さらに、これは偶然の産物ですが、対面授業では特定の子に連続して質問をする場合、こちらが視線を外さなければ学生も「まだ質問が続いている」と理解してくれるのですが、オンラインだと「誰に聞いてる?」と混乱しやすいので、「このカードが出ている間はこの人に聞いているよ」という目印になりました。カードがなくて私が質問を投げかけたときは誰が答えてもよしということ。ちなみにこれで答えが返ってこなかったら何か不慮の事故が起きているとも考えられます。笑

ネームカードってどんな代物?

カード自体は単純で、最初に書きましたように画用紙です。上段にカタカナ表記、下段に中国人なら漢字、その他の国の人はアルファベットで名前をフルネームで表記しておく。これだけ。上段のカタカナは普段の呼び名です。

この作業、日本めんどくさがりランキング上位常連と自負している私にはとてつもなくめんどくさかったですが、担当クラスの学生のネームカード全員約50人分を手書きしました。なぜって?画用紙みたいな丈夫な紙に印刷できるような上等なプリンターなんかうちにないからです。パソコンで作って普通の紙に印刷して、それを画用紙に貼って切るより、ダイレクトに画用紙切って油性ペンで書き込んだ方が速いという判断。笑 

これは通常授業になっても無作為指名カード、グループ分けカードとして使う算段です。笑

まとめ(いる?(笑))

正直、こういう小道具って使ってみないと実際のところどうなのかよくわからないので、無駄というか作り損になることもあるんですが、今回は大活躍~♪よかったー。

ついでに言うと、パソコン、画面大きいのにしてよかったー( ;∀;)1クラス全員が一目で見られます。お金ケチって画面の小さいモバイルパソコンにしなくてよかった。

決して恵まれた通信環境とは言えない中での我が校のオンライン授業、それでも教育を提供する場としてできる限りのことはしてあげたい。(これ以上休校が続くと留学生がビザや進学のために必要な、受けなければならない年間授業時間数と出席率が維持できないという大人の事情もあります)

郷に入っては郷に従え。そのときの環境に合わせていくしかない。

2回目が終わってまたさらに改善点がみつかりましたが、すこしずつ、すこしずつ。

次回の課題は説明の際にアナウンサー目線喋りができるようになることです。


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