有名になっても孤独な理由

最年少の億万長者、
アリストテレス・オナシスの孫は言っています。
「億万長者になってどうですか?」
「ちっとも幸せじゃありません」

宇多田ヒカルも、友達とも会えないんなら、
有名になるんじゃなかった、と言っています。
有名なるがゆえの孤独というものがある。

それは今も昔も同じこと。

エルビス・プレスリーは晩年、街中でサングラスを外したのに、
誰も気づいてくれなかったということで、
ショックを受けてハンバーガーを毎日やけ食いしてたそうです。

普通そんな人あります?

サングラスはずしたのに気づいてくれないなんてことで
ショック受けることないですよね。

そしてやけ食いするところがスーパースターのようなエルビスでも
同じ人間なんだなーと何か親近感は沸いてきますが、
でも20世紀を代表するほどの歌手になっても、
孤独でしょうがなかった。

いや有名になったからこそ、他人以上に孤独を感じたのでしょう。

どんなに周りに着飾って美しくしても、
心が寂しかったら幸福になれない。

美しく着飾るというのは何も服装だけのことではありません。
お金もちになるとか、有名になるとか、立派な家にすむとか、
周りを変えるだけでこの孤独は消えるものではないのです。
「自分は何のために生きているのか
これがハッキリしない限り、孤独な心はなくなりません。

心の闇がなくならない限り、本当の幸せにはなれない。
心から満足した生活がおくれない。
自身一杯の毎日をすごすことはできません。
「心の闇」は簡単にいえば存在意義がわからない心。
人生の目的が分からない心です。

心の闇が破れて初めて人間に生まれて良かった!
という心になれるのですから、
人生の目的は心の闇を破ることといえます。
苦しむために生まれてきたのでない。
人間に生まれて良かったとえる身になる
ために生まれてきたんですから、心の闇が破れて初めて
そういえる心に生まれ変わることができるんです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?