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映画、音楽におけるボンクラ文化が大好きです。新作、旧作振り返り、たまに見た映画、触れた…

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映画、音楽におけるボンクラ文化が大好きです。新作、旧作振り返り、たまに見た映画、触れた文化について備忘録を残しています。日本の末端の外科医です。Twitterアカウント@buchizashi1999。

最近の記事

【名作映画感想】第8回『サウンド・オブ・メタル』

こんにちはbuchizashiです。個人的名作映画感想、第8回です。 年度末、年度始めの小忙しさに見るのも書くのも滞ってしまいました。さて、今回取り上げる作品はアマゾンプライム公開、今回アカデミー賞作品賞他ノミネート入りしている映画「サウンド・オブ・メタル」です。邦題には「聞こえるということ」と副題がついています。今回のアカデミー賞ノミネートはコロナ禍も相まって配信作品も多く、より身近に感じられる方も多いのではないかと思います。 2021/05/04追記 音響賞、編集賞 

    • 【名作映画感想】第7回『アルプススタンドのはしの方』

      こんにちは、buchizashiです。 個人的名作映画感想を綴る第7回目は、城定秀夫監督、奥村徹也脚本、藪博晶原作、『アルプススタンドのはしの方』です。 前回のキッズ・リターンに続き青春ものに寄ってしまいました。春ですし。沁みる季節ですなぁ。。 この映画はタイトルから気になっていましたのを、コロナ禍という事もあり劇場で見れず、そのまま忘れておりました。「持たざる者」映画の匂いがプンプンしましたので。。その手の映画に弱い方は私だけでは無いはず。 聞けばこの映画は元々高校

      • 【名作映画感想】第6回『キッズ・リターン』

        こんにちは、buchizashiです。個人的名作映画感想、第6回は北野武監督作品『キッズ・リターン』です。 今回は邦画をと思い、ネタを考えておりました。恥ずかしながら見た事が無かった作品、既に見て面白かった作品、どちらにしようかなと脳内ストックに検索をかけたところ、邦画一発目は好きな映画でいいだろうという事でこちらの作品を選びました。(ちなみに対抗馬は井筒監督の「パッチギ」でした。いつか取り上げたいなと思います。) キッズリターンは浪人生の時(私が人生で最も映画を見た時期

        • 【名作映画感想】第5回『紅の豚』

           こんにちは、buchizashiです。  超個人的映画感想録、第5回は、スタジオジブリ制作、宮崎駿監督脚本、1992年公開のアニメーション映画『紅の豚』です。  説明するのすら野暮ったいくらい国民的に周知されているスタジオジブリ作品ですが、私も幼い頃からファンであります。  宮崎駿監督の作品では、その多くが相手を子供に向けて作られている物が多い中、この「紅の豚」や「風立ちぬ」(まあナウシカやもののけ姫なんかも捉え方ひとつですけど)はかなり大人に向けて作られた作品に感じられ

        【名作映画感想】第8回『サウンド・オブ・メタル』

          【名作映画感想】第4回『レスラー』

           こんにちは、buchizashiです。超個人的名作映画感想、第4回はダーレン・アロノフスキー監督、ミッキー・ローク主演 2008年 映画『レスラー』です。  ダーレン・アロノフスキー監督は映画「ブラック・スワン」(2010年 ナタリー・ポートマン主演)での活躍が記憶に新しいです。(っても、もう10年経ちますか。)  主演のミッキー・ロークは最近だと活躍は少ないですがエクスペンタブルズやアイアンマン2に出てましたかね。  今回この映画を取り上げた理由は、前回の第3回に取り

          【名作映画感想】第4回『レスラー』

          【名作映画感想】第3回 『ソウルフル・ワールド』

           こんにちは。buchizashiです。 超個人的名作映画感想 第3回は、残念ながらコロナ禍で劇場公開が見送りとなり、配信のみとなったディズニー・ピクサー最新作『ソウルフル・ワールド』です。  2020年12月25日配信開始という事で、まだ生まれたてホヤホヤのこの映画です。チョイスの基準は、ケータイプラン変えたらDisneyプラスが1年無料だったので。。。すみません。マンダロリアンを見るために登録したのですが、ピクサー最新作という事であれば見るしかない!という事でした。評判

          【名作映画感想】第3回 『ソウルフル・ワールド』

          【名作映画感想】第2回 『パラサイト~半地下の家族~』

          こんにちは、buchizashiです。 名作映画を振り返る個人的感想、第2回目です。今回も勝手に超個人的感想を書き綴っていこうと、思います。 今回扱う作品は、皆さんの記憶にも新しい、 第72回カンヌ国際映画祭パルムドール、第92回アカデミー賞の作品賞、監督賞、脚本賞、国際長編作品賞等々最多部門、他去年の数ある映画賞を総ナメした呂布系無双映画、ポン・ジュノ監督脚本作品『パラサイト 半地下の家族』ですー。 選んだ経緯は、、毎度ながら気まぐれなんですね。コロナも相まってというか

          【名作映画感想】第2回 『パラサイト~半地下の家族~』

          【名作映画感想】第1回 『ゴッドファーザー part1.2』

          第1回、名作を振り返る個人的映画感想です。 封切り第1回はフランシス・コッポラ監督、マリオプーゾ原作脚本、1972年、1974年公開の『ゴッドファーザー part 1.2』です。 こんな語り尽くされているであろう、言わずもがなな名作が第1回の理由は。。 特にありません。すみません。自分の中でキーとなるこころに残っていた一本というわけでもありません。。。。大ファンの方々すみません。最近見直して、めちゃくちゃ面白いなと再認識したのです。 高校生の時に初めて見ました。正直当

          【名作映画感想】第1回 『ゴッドファーザー part1.2』

          はじめに

           はじめまして。buchizashiと申します。    これから映画や音楽、ゲーム、摂取した全て、出来るだけ感想を書き残しておこうと思い至りnoteを始めてみる事にしました。  自分の中での備忘録として、さらに自分で言語化する事で物の価値を再評価したり、あるいは違う価値を付加したりする事に楽しみを覚えたからであります。批評などというにはあまりに稚拙で、感想文程度のスキルとは思いますが、狙いとしてはそういうことです。  それが異なる視線に晒された時、意見をいただけるかも。。

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