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真面目コンプレックス【雑記】

ぶちです。

皆さん、コンプレックスありますか?
容姿、学歴、収入、能力…誰しも何かしらのコンプレックスを抱えていようかと思います。

今日はぼくのコンプレックスの話をします。

それは、真面目コンプレックスです。

これはぼくが勝手に命名したものですが、今から説明する内容を読んでもらえれば共感してくれる人もいると思います。

ぼくは人から「真面目だね」とか「努力家で秀才だね」などと言われるのを酷く嫌います。そして才能とセンスで自分と同じくらいのパフォーマンスを出せる人に対してバチクソに劣等感を抱きます。

昔から「ぶちは真面目だね」とか「ぶちは努力家だね」って、なぜかめちゃくちゃ言われるんです。私事にはなりますが、ぼくは先日転職活動を終えたばかりで、その成果をお世話になった方々や久々に会った友人に報告する機会がありました。その時も、僕の就職活動の成果に対して「ぶちは真面目だからなぁ~そりゃ受かるよ」とかそういうニュアンスの褒め方をされたんですね。そこでもぼくは、素直に喜べなかったというか、ちょっと嫌な気分になってしまいました。(もちろん、すごく仲の良い友達からの心からの祝福はどれも嬉しかったです)

なぜそんなことを思うか?それは大きく2つほど理由があり、ぼくの真面目コンプレックスは結構多面的な性質を持ち合わせています。

第一に、「真面目」「秀才」といった誉め言葉に対して、翻って「面白みがない」「才能や能力は無い」といったニュアンスを感じ取ってしまいむしろdisられた気分になるからです。ぼくが今まで手に入れてきた学歴・職歴・スキル等に関して、それを得られたのはぼくに能力や才能があったからではなく、その不足を努力で補ったからだよね、という捉え方をしてしまうんです。ぼくは自分の努力ではなく能力の方を褒められたいんですね。書いていて思いましたがコイツとんでもなく捻くれてますね。いやだって、要領よくセンスと持ち前の能力で成果出せるヤツの方がかっこいいじゃないですか…。

第二に、ぼくは自分のことを滅茶苦茶怠惰でサボりマンだと自己評価しているからです。死ぬほど努力した経験って自分にはなくて、受験も就活も全然頑張ってないんですよ。謙遜ではなく本当に。高3の時は第一志望が東大なのに予備校の講義を切って彼女と2ケツサイクリングしてたようなヤツなんです。就活生の時も、2社しかエントリーせず碌に企業研究もせずどうすれば最小限の努力で内定が得られるかばっかり考えてたようなヤツなんです。仕事でも、タバコ吸わないのに喫煙室で1時間以上サボるようなヤツなんです。なのにどうやら他人の目にはぼくは努力家に映るらしい。そのギャップに、本当の自分のことを理解してくれてないというもどかしさを感じます。

こうしたわけで、ぼくは真面目コンプレックスを抱えていて、同じようなひねくれ者は他にもいるんじゃないでしょうか。

ただ、この「真面目コンプレックス」と長年付き合っていくうちにひとつの結論に達したので、ぼくと同じように真面目コンプレックスに悩んでいる人には参考にしてほしいと思います。

それは、真面目コンプレックスを抱えている人は、多くの人が苦痛と感じる努力量を、苦にせずこなせている可能性があるということです。自分では努力しているとは微塵も思っていないのに他人からは努力家と評価されるということは、努力のハードルがかなり高い可能性が挙げられます。言い換えれば、真面目コンプレックスの人は、「今自分は心底真面目に努力している」と思えるほど頑張れば誰よりもズバ抜けた成果を出せる可能性を秘めているとも言えます。だって、自分ではそんなに頑張っていないつもりでもそこそこの成果を出せているのですから。そんな人がフルパワーで頑張れば絶対もっともっとパフォーマンスを出せるはず。

だから、真面目と思われたくない!能力が高いって思われたい!だなんてかっこつけてないで、一生懸命頑張ってみよう。ぼくが一番嫌う「真面目さ」を全開にして。

今日はそんなコンプレックスの話でした。

以上




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