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地方移住で海のある暮らし・徒歩圏内のパラダイスな日常

※これを見たら移住したくなるかもしれないので、閲覧注意です!

ここにあげる写真はすべて自分で撮ったものです。


東京から愛媛県松山市に移住し、現在、瀬戸内海のすぐ近くで生活しています。愛媛に来てから14年経った今でも、非現実の夢の中にいるような気分によくなります。そんな松山市郊外の海の側の徒歩圏内の日常をご紹介します。

参考になるのはこんな人
・観光地から外れたところに行きたい人
・愛媛旅行を考えている人
・海の近くに移住したい人
・バケーション気分を味わいたい人

家の近所の港・散歩コース

今回は松山城や道後温泉などの観光地ではなく、移住サイトや旅行情報では知ることのできない日々の生活環境を生活者の視点からご案内。


1.観光情報には出てこない知られざる郊外、愛媛の中でも海のきれいな場所


私が住んでいる愛媛県松山市の郊外にある北条の海沿いは、松山市の中心地から車で約35分。地元の人にも愛され、一度旅行で訪れ、気に入って移住する人が増えている密かな人気スポットです。


海と山が近く、港があり、道の駅海の見える温泉もあります。小学校、中学校、高校があり、スーパーも近所にある4, 5軒のうちどこへ行こうかな~と選べるくらいです。

歩いて行ける北条の港

またJRの特急が止まる駅もあるので、私は東京の実家へ帰る時、よく電車を使います。朝6時台の特急電車に乗り、岡山で一度新幹線に乗り継ぐだけでお昼には東京駅に着くことができる、なんとも便利な場所なんです。

ちなみに松山空港までは家から車で約30分。意外と近いでしょう?

海だけでなく日常の景色には高縄山が見えます。この景色だけ見るとド田舎に見えますが、とても便利な場所なんです。


2.これが徒歩圏内の日常・海まで徒歩10秒!


3年前に北条の海の近くに家を買いました。家の正面にある敷地の半分が庭で、裏手に出るとすぐ海という、木々と海に挟まれたいいとこ取りのロケーション。

海沿いの家の一軒裏手にあるので、台風の時も驚くほど静かです(ラッキー!)。


夕陽が落ちる時間になると、家を出てすぐがこの景色。

家の裏手から。外に出れば徒歩10秒で海へ。

家から海に出ると、車があまり通らない海岸沿いの道が続きます。理想的な散歩コースです。

ここを散歩しながら、日常なのにバケーションに来ている気分になります。

夏になると仕事前にちょっと海で泳いでから行こうか、とこの気軽さ。東京で満員電車に揺られ通勤していたのが遠い彼方・・・。

北条の海は遠浅できれいです。


注文家具をつくっている家具屋さんもすぐ近所にあります。うちのダイニングテーブルや造り付けソファはこの家具屋さん。

注文家具 Tower
打合わせに来たらBBQをしていて、ちゃっかりご馳走になりました。

そしてある日は海辺で、ご近所さん主催のおでんパーティーに呼ばれました。家から歩いてすぐの環境でこれです!

家からすぐのこの環境での飲み会、最高でしょう?
自由で面白いご近所さんが多いんです。


この海辺パーティーをやっている正面にある倉庫で、知り合いが最近カフェをオープンしました。すぐ近くにこういう場所ができるのはうれしいなあ。

空と海がモチーフの THE PARK
1Fはスケボーパーク、ビーチクリーン活動もしています。
2Fのカフェはもちろんこの景色


3.独り占めしたい島、そして大人の隠れ家


先ほどからポッコリと背景に見える島は、鹿のいる島で「鹿島」といいます。車は入れない無人島ですが、春から秋にかけては、売店やカフェ、鯛めしが食べれるレストランが営業します。

近所の島、鹿島へ行ってみよう!

フェリー乗り場までは家から徒歩5分。散歩気分で気軽にいける島です。

大人往復 210円。すぐ近くとはいえ安すぎ!
晴れて満潮の時を狙っていくと海が本当にきれいです。(天気が悪かったり干潮の時はまったく違う色なので注意)
友人と海遊び・日常の延長でこのパラダイスが味わえる贅沢!


陸へ戻って、家から少し範囲を広げ、15分歩いた先にある大人の隠れ家に行ってみます。

友人がDIYでつくった隠れ家
90%以上は廃材を使って作ったそうです。楽しそうでしょう?
飲んだり音楽を楽しんだり。ここに集まる人は移住者が多く、都会的な雰囲気が漂います。


4.海沿いのレストランへ


海沿い散歩コースの途中に、創作フレンチのレストランがあります。2人でも利用していますが、東京から家族や友人が遊びに来た時に連れて行くと喜ばれます。

歩いて行ける海沿いのレストラン
地元の食材を使ったコース
季節によって内容が変わるのがうれしい


5.花火ははじまってから外に出てもバッチリ見れます


毎年夏に開催される地元の花火大会は、これまでしつこく見てきた近所の海で上がるので、花火がはじまった音を聞いてから外に出ても間に合うという、これ以上望むものはない環境です。事前に場所取りしてなくても、家の近所からゆっくり見ることができます。

先ほど紹介した鹿島から上がる4000発の花火


さて、みなさんどうでしたか?
愛媛に(というかこの海の近くの郊外に)移住したくなっちゃいましたか?

同じ愛媛と言っても、東西南北に距離があり、環境や地形の特徴が違います。人の気質もけっこう違う(と地元の人はみんな言います)。愛媛県松山市の中でもあまり知られていないマイナーな(私が住んでいるというだけで)パラダイスな場所をご紹介しました。

これが日常の徒歩圏内ってやばくないですか?

未だに非日常の気分を味わっています。

きれいなビーチを堪能するための旅行者へのアドバイス
・ゴキゲンに晴れた日を狙ってください(天気が悪いと海の色はグレー)
・満潮を狙ってください(干潮時はこんなにきれいに見えません)
・ゴミは持ち帰りましょう

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