伊禮 武志 Takeshi Irei

沖縄出身、台湾在住10年目。 一児の父です。

伊禮 武志 Takeshi Irei

沖縄出身、台湾在住10年目。 一児の父です。

最近の記事

うーとーとー

先日の『風人の祭』。 おかげさまで、出演者関係者や、台湾の皆様の笑顔がたくさん見れました。 沖縄からの参加は、屋宜貢さんを団長として、PA.山田パイセンと一緒にドキュメンタリー撮影で神谷さん。生盛さんが学生達を引率し、GaJu〇 内間 輝,外間 希和,菊川 奏(沖国・琉大二年生)。 フランベるチーズ / クロムレイリー(首里高二年生)、リリカ(専門学校)が台湾のライブに参加しました。 初めてステージに上がった、 沐㬢ちゃん 鹿児島から宮井紀行さんや橋本さんも参加してく

    • 『風人(かじぴとぅ)』=與自然共存、擁有關懷之心的人。

      はいさ〜い 風人っていい言葉ですよね。 沖縄は昔から外来の移住者が多く、 海を渡っていろんな島々を渡ってきたので、 風人が多いかもしれません。 僕の幼馴染の目取真くんが、 昔、北九州に住んで司法試験を目指していたとき 旅ついでに遊びに行った時に、 風人まーちゃんの音楽を紹介されました。 まーちゃんは、西表島出身で、 関西方面で活動する音楽家。 一般的に親しまれる沖縄民謡からオリジナルまで 味があるまっすぐな歌声で、どんな時も場を盛り上げる 元気な音楽を奏ます。 本人曰く

      • アジア・太平洋地域の芸能 台湾 ~海を渡り台湾で継承される伝統音楽 南管~

        はいさ〜い やっと情報解禁できます。 空手の交流をお手伝いしていた関係で知り合った読谷村の宮平さんから、琉球王朝禮楽御座楽研究会の方々が、台湾に行くので、伝統音楽の楽器などを見てお話ししたい。と相談を受けたのが、8年前。(2015年7月) その時、僕はたまたま台北にいられず、臺北市立國樂團の練習見学をおつなぎしたのが、先生方との出会い。 その後、台北城市国際交流協会の范さんと、大龍峒保安宮の和華楽社と金獅團を連れて沖繩へ。 その際に、先生方と座談会や演奏、武術交流など交流

        • 文化村読谷に集まる魅力的な人たち。

          はいさ〜い 最近、続々と沖縄から音楽関係者が台湾にいらしています。 先日(6月8日)には、@ZEPP NEW TAIPEIで、徐若瑄 Vivian Hsu x 玉城千春(Kiroro) の公演があって、応援の関係者がたくさんいらしていました。 玉城千春さんは、読谷村出身。 文化村読谷には、魅力ある方々がたくさんいます。 今までの出来事を振り返る機会をいただいたので、整理も兼ねて書き綴っておきます。 以前、沖縄GARDENというイベントをコロナ中に開催して、 玉城千春さんは

          ZEPP Premium vol.3

          早いですね。 コロナが発生して、台湾国内の症例ゼロが続く中、2020年7月31日にZepp New Taipeiが正式開幕した時、初めて会場にお伺いしたのですが、本多さんが、開幕パフォーマンス舞台上で銅鑼(ドラ)を鳴らしたのが昨日のことのようです。 あれから、もうすぐ3年経ちました。 本多さんとは、彼が前職 MSI HKで働いていたときに、友人の国吉 強 (照明)さんからご紹介してもらったご縁。 上海 MAO Livehouseや、Zepp BigBox SGPと、各国の

          PASIWALI FESTIVAL 原住民族國際音樂節 2022

          PASIWALI FESTIVAL 原住民族國際音樂節 2022 「PASIWALI」 意味は、台湾原住⺠阿美族で東の方角から太陽が登 るという言葉。 台湾の東部は多くの原住⺠族が育つ土地ですが。 Taiwan PASIWALI Festival のテーマは、 『十数万キロの南島舟集落への音楽の旅 』。 千百万年前の先祖、原住⺠の足跡を辿れば、 半月形のイカダを漕ぎ、花蓮台東海岸にある太平洋から⻄へ向かい、 マダガスカルがあるインド洋まで、 波とと

          PASIWALI FESTIVAL 原住民族國際音樂節 2022

          牡丹社事件148周年記念活動

          5月20日に開催された牡丹社事件148周年記念活動、 沖縄県民間大使/県人会顧問の陳保佑さんを通じてお誘いいただき、 黒島会長の代理で出席させていただきました。 [台湾の先住民族排灣族 ] 台湾の最南端に位置する屏東縣に牡丹鄉牡丹村があります。 この地域は汝乃山の東側に位置する山々に囲まれた部落、 野生の水牛や蝶が生息し、現在は自然生態保護区になっています。 この地域に住む、『排灣族』の祖先発祥の地は『大武山』の高所と伝説では言われており、北排灣、中排灣、南排灣、東排灣と

          牡丹社事件148周年記念活動

          きしゃぽっぽプロジェクト

          (この写真は、台北の天母運動公園、 数年前、素有ちゃんとお友達で遊んだ時の写真。) 僕が小さい時に住んでいたおじいいちゃんの家は、 保育園だったので、庭にはジャングルジムという 大きくて丸いぐるぐる回る鉄の遊具があった。 そこは、僕のお気に入りの遊び場で 週末になると近所の子供がきて たくさんのお友達ができた。 幼稚園の時も、 城西幼稚園の庭には、 ジャングルジムがあって、 その中で鬼ごっこをしたのを 今でも覚えている。 そんな、小さい時に遊んだ遊具。 いつしか記憶と

          きしゃぽっぽプロジェクト

          僕はモデル。

          松城中学校を卒業間近。 校則では丸坊主だったので、 卒業に合わせて少し髪を伸ばした。 横3分、上8分、前髪ちょっと残してね〜。 というのが流行りだった。 城北中学校では、長髪運動をして、 髪を切らなかった生徒がいた。 (多分、狩俣 倫太郎) 平良しんめいという、 怖い生徒指導がいたから、 僕たちはみんな切っていた。 卒業して、少し伸びてきた頃、 沖縄工業の定時に通う、 小柄で柔道をする少し上の先輩、 與那國島出身の鳩ポッポから、 カットモデルに誘われた。 開南バス停

          南風吹けば、咲く花ぬ美らさよ

          1998年8月だったかなぁ。 初めて働いたライブハウスD-SETをやめて、 レーベルの真似事をやろうとしていた時、 スガタクから一緒に何かやろうって言われて Office仕掛人という、なんとも怪しい名前を名乗り活動を始めた。 ZEEBRA from THE LIVE ANIMAL '98 JAPAN TOUR MISIA CLUB SUMMIT 1998 Okinawa と 立て続けにホール公演を開催することに。 場所は、那覇市の飲み屋街ど真ん中。 ダンスクラブ松下という

          南風吹けば、咲く花ぬ美らさよ

          陳姓退休井圓首場個人較大型演唱會 ─── 擴大為民服務

          1998年秋、台北市士林に『張 四十三』が創立した角頭音樂。
 このレーベルのコンセプトは、人、土地、歌、音楽。 その土地に根付く音楽を紹介しています。
台湾の原住民音楽を世に送り出した実績があるとても有名なレーベルです。

代表的なアーティストは、Pau-dull陳建年、Panai巴奈をはじめ、Tom & Huck 湯姆與哈克、Samingad紀曉君、SKARAOKE、Nanwan Sisters南王姊妹花、88Balaz 88顆芭樂籽、Chalaw Passiwali查

          陳姓退休井圓首場個人較大型演唱會 ─── 擴大為民服務

          為什麼

          先日、台北世界貿易センターで開催された、台北國際藝術博覽會 ART TAIPEIに行ってきました。 このイベントは、每年10月に台北で開催されているもの。 今年は、120の画廊から作品が出品され、10カ国からの藝術作品が展示されています。 ART TAIPEI 2021のテーマの中にある、人権と環境に関する討論展區では、原民會と共同で実施された企画《深山裡的後花園》が開催されていました。 今回の展示を担当する、キュレーターの『彼勇.依斯瑪哈單 │ Biung Ismahas

          ちゅぬたみぃや どぅぬたみぃ

          7月8日に、沖縄県議会の文教厚生委員会で審議されている内容を見たけど、議員からは前向きに情報を共有してスピードよく解決する姿勢が見受けられない。 こんな時だからこそ、建設的に会議を進めて、協力し合うべきだと思う。 県政運営が滞ることがないよう、防疫の対策方法を具体的に整理し、再発防止に一丸となって取り組んでほしい。 SNS上で、ある先輩の投稿に共感した。 『国は県に対策の権限と財源を渡してはどうか』と。 沖縄選出国会議員が、党派超えて一つになって対応について話し合い、

          ちゅぬたみぃや どぅぬたみぃ

          絶品 『宜野飯 (ギーノーハン)』台湾東海岸と宜野座の交流から生まれた特別メニュー

          東海岸をキーワードに、人が繋がって、料理や写真を通して地域が繋がっていったお話。 2017年2月。台湾の東海岸と国際交流事業を行う際に、地理環境が似ていて、がらまんホールの取り組みが面白いので、小越さんに連絡して会いに行った。2017年6月に沖縄で開催される島嶼音楽季の調整のため訪問した。 会ってすぐに、『伊禮さんに似てる人がいるから絶対合わせたいんだよなぁ。』と言われていた。 順調に受け入れ交渉が進み、2017年4月に、宜野座村の受け入れチーム『宜野座村文化による村づく

          絶品 『宜野飯 (ギーノーハン)』台湾東海岸と宜野座の交流から生まれた特別メニュー

          結婚10年目 錫婚

          8月10日で入籍して10周年を迎える。 台湾では錫婚というらしい せっかくの機会なので、嫁の紹介をかきます。 僕の嫁は、神奈川県真鶴出身。 旧姓は青木由香だけど、まだみんなから青木由香と呼ばれている。 僕は、神様と呼べと言われている。 神様は旅好きの変わり者。 脳みそと口が直結しているので、いつもヒヤヒヤする。 多摩美を卒業している。 陶芸が好きだが、染色専攻だったみたい。 若い時は、バックパッカーで、47カ国を旅して廻ったらしい。 イタリアにパスタを食べに行ったと

          結婚10年目 錫婚

          原住民アーティストSumingのお話し

          前回のお話しで、写真家の若木信吾さんが監督を務めたドキュメンタリー映画、TOTEM Song for homeのお話に触れましたが、その少し前の昔話しから書きます。 2006年 きっかけCoyoteでトラベルガイドエッセイ<グッディ>を執筆していた松浦弥太郎さんが写真家の若木信吾さんと台湾を訪づれた時の事。 青木由香からTOTEMの活動の話を聞き、台東まで足を伸ばすことになる。現地での案内をしたのがSumingだった。 Sumingは、おばあちゃんの家に連れていったり、近

          原住民アーティストSumingのお話し