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【利用者目線で解説】AD EBiS(アドエビス)とは?GAとの違い、料金やsalesforce連携について解説

彼女へのクリスマスプレゼントどうしよう?とそろそろ悩み始めるハチワレです。

さて、今回はAD EBiS(アドエビス)ってなんぞや?
AD EBiS(アドエビス)を導入しようと思うんだけどどう?
AD EBiS(アドエビス)とMAツールは併用した方がいいの?

というのをクライアントからよく相談をもらうのですが、その時に自分が回答していることを改めてまとめてみました。自分自身、クライアントのAD EBiS(アドエビス)を活用するケースも多いので利用者目線から解説ができると思うので参考になると幸いです。忖度抜きに書いているはずです(笑)

AD EBiS(アドエビス)とは?広告効果測定ツールの一つ

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アドエビス社の資料より引用

AD EBiS(アドエビス)とは、高精度な計測により、デジタルマーケティングにおける正確な意思決定を支える、広告効果測定プラット
フォームです。(アドエビス社説明)

はぁ?って感じだと思うんですけど、ザックリいうとリスティング広告やFacebook広告やアフィリエイト広告やメディアでの記事広告など様々なデジタルマーケティング施策が最終的にどの施策でコンバージョンしたのか?あるいは、どの施策が最終的なコンバージョンには至ってはないけど、初回接点では効果があった。などデジタルマーケティングの成果を見える化してくれるツールです。

あとはコンバージョンした特定の人がどの施策に触れて、どんな経路で最終的にコンバージョンに至ったのか?が分かるツールのようなイメージです。

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アドエビス社の資料より引用

AD EBiS(アドエビス)使うと
・どの広告に接触して最終的なコンバージョンに至ったのかが分かる
・実は初回接点では役に立っていた広告媒体が分かる
・正しい費用対効果を元に広告予算のアロケーションができる

ここら辺が特徴でしょうか。

AD EBiS(アドエビス)とGoogleアナリティクスの違いってなに?

次はよく比較されるGoogleアナリティクスとの違いについて考えてみます。

購入者や問合せIDなどCRMと紐づけて導線を把握しCPAが分かる

ECサイトなどでは多いと思うのですが、購入した際に購入者IDや注文番号などが発行されると思います。そのIDをAD EBiS(アドエビス)で取得することができて、IDと広告の流入経路を紐づけて確認することができるので、購入者Aさんがどの広告に触れて、最終的なコンバージョンしたのかが分かります。

また、Google広告やYahoo!広告など様々な広告媒体と連携することができ、コスト情報を自動で取得でいるのAD EBiS(アドエビス)で購入をベースにしたCPAまでが見ることができるのが便利な部分です。

Googleアナリティクスでもカスタムディメンションなどを活用すれば購入者IDと紐づけてCVまでの流入経路を見ようと思うば見れると思うのですが設定が複雑になるのと、広告費の自動取得がGoogle広告のみになるのでCSVで落として別のシートで管理するといったことが必要になります。AD EBiS(アドエビス)だと、管理画面上で広告費を自動取得し、購入者データと紐づけて経路の確認ができるので購入ベースでのCPAを把握することができます。

BtoBであればsalesforce(セールスフォース)やMAツールとの連係も便利

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アドエビス社の資料より引用

さらに、BtoBであればセールスフォースと連動させることで、どのユーザーがどの広告でコンバージョンし、最終的に商談や受注までに至ったのか?というデータが分かります。つまり、受注率の高い広告チャネルの割り出しなどができます。

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アドエビス社の資料より引用

セールスフォースだけではなく、他のMAツールとも連動することができるのでBtoBではこれらのツールと組み合わせて使うことをおすすめします。

ITPやクッキー規制に強い

昨今、Appleなどのクッキー規制やアプリのトラッキングを選択出来たりと情報が取りにくくなっています。IOSであればほとんど正確な計測が難しい状況になってきていますが、AD EBiS(アドエビス)を活用するとIOSでも問題なく計測できます。

AD EBiS(アドエビス)ではNSレコードを利用したトラッキング方式というやり方を業界で唯一導入しており、このやり方を活用することでIOSでも問題なくトラッキングできる仕組みのようです。僕も技術者ではないので正確な理解ではないかもしれないですが、NSレコードを利用したトラッキング方式については以下の記事が勉強になったので参考までに。

結局AD EBiS(アドエビス)ってどんな企業だと導入するとメリットあるの?

僕も広告運用をやっている身で結構聞かれるので自分なりに言語化してみました。もし間違っていたら突っ込みを入れてもらいたいです(笑)

各種IDなどと紐づけて経路分析をしたい企業

Googleアナリティクスをうまく活用できていなく、購入者IDや問い合わせIDなどと紐づけて流入経路の確認。費用対効果のある媒体の確認などを行いたい企業は導入するメリットがあります。

逆にすでに上記のことができているのであれば、そこまでメリットが感じられないかも。僕のクライアントさんや色々な企業の話を聞いているとAD EBiS(アドエビス)で一番メリットを感じているのは、各種IDと紐づけて広告の効果の可視化の部分なんですよね。ぶっちゃけ、初回接点の部分を加味して広告費のアロケーション機能などまでしっかり使いこなしているクライアントさんは珍しく、高度な使い方になるので使える人はできるけど、あまり慣れていない人であればtoo muchな機能になるかなという印象です。

MAツールでは追い切れないマーケティング施策の評価に活かしたい企業

MAツールを入れている企業さんにも相談を受けることが多いですね。見出しにも書いた通り、MAツールよりも細かい粒度で経路を分析したい時にはメリットがあります。

例えば大体のMAツールであれば、最後のコンバージョンに至った施策が分かる機能が搭載されていることが多いです。つまり、ラストクリックでコンバージョンしたデータが分かる形です。例えば、Facebook広告をクリックして最終的に検索広告をクリックしてコンバージョンした場合はMAツール上では検索広告に評価が入ります。そして、Facebook広告を経由したことはMAツール上では見ることができません。

一方、AD EBiS(アドエビス)を導入するとFacebook広告も経由して検索広告でコンバージョンしたことが分かる形になります。またそのデータをMAツールやCRMと連携することでより費用対効果が分かる形になります。

最終的なコンバージョンに至る前の広告貢献を見たい場合は良いかもですが、最終的なコンバージョンが見れる所までで十分であればMAツールのみで十分でしょう。

複数のマーケティング施策が走っている企業

メディアでの記事広告、各種SNS広告、リスティング広告、ディスプレイ広告など様々な広告が走っており、その広告の貢献度を最終的なコンバージョン地点で把握したい場合はAD EBiS(アドエビス)を導入するメリットが見えてくるでしょう。

会社の状況により貢献度を調整する機能もあり、初回接点を多く評価する、最終接点を多く評価するなどの設定ができます。さらに、購入IDや問い合わせIDと紐づけて確認することができるのはAD EBiS(アドエビス)の強みです。

AD EBiS(アドエビス)入れてもそこまでメリットを感じない企業

忖度抜きにして書きますが
・MAツール上でラストクリックでコンバージョンを見ておりIDと紐づけて管理ができている
・走っている広告施策が少ない
・Googleアナリティクスを有効活用しておりIDと紐づけて管理できている
ここら辺ができている企業さんであれば特段、導入してもコストがかさむだけかなと思います。すでにできていることに対して追加でお金を払う必要はないですしね。

料金

月額10万円~で利用ができたはずです。
後はサイトや広告のクリック数、セールスフォースなどの連携のオプションなどで追加で費用が発生する形になります。Googleアナリティクスは無料で使えるのでややハードルが上がりますね。

AD EBiS(アドエビス)はお金がかかる分、サポート体制もしっかりとしているので、利用料とサポート料みたいな感じで考えるといいでしょう。Googleアナリティクスは無料なので基本、自分で調べて諸々とやらないといけないですからね。

まとめ|導入は目的をよく考えて検討を

僕は前職で中小企業向けのERPを販売していたのですが、システムというの課題があり、その課題を解決し、今よりも生産性やコスト、売上が向上するために導入するものだと思います。

むやみやたらに、導入するのではなく、なんの目的で、何を解決したくて導入するのか?そのためには最適な手段は何か?という視点で実施していくことが大切です。僕も色んな企業のWebマーケティングの相談に乗る中でAD EBiS(アドエビス)について自分なりにまとめてみました。少しでも参考になりましたら幸いです。正しい目的のために導入したらとても便利になるツールですのでぜひ、使ってみてください。

最後までお読みいただきありがとうございました。BtoBマーケティングについて週一回を目標にnote更新中です。参考になりましたらぜひ、他の記事も読んでみてください!

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