顧客ターゲット設定における一般的な誤解
こんにちは、鈴木貴之です。
今日は、顧客ターゲティングを設定する際によく犯される誤解について話します。
これは、Webマーケティングを実践する上で非常に重要な内容であり、間違えるとすべてのWebマーケティングが機能しなくなるほど重要なポイントです。
私がクライアントさんと話す時や、授業をレビューする時、一般的に顧客ターゲティングについて話すと、この誤解を持つ人が多いのに気づきました。
それは、顧客ターゲティングを「自分が欲しいお客さん」と捉えるという誤解です。
しかし、そのような考え方では商品は売れません。
なぜなら、あなたがどのようなお客さんを欲しいかということは、お客さんにとっては関係ないからです。
お客さんにとって重要なのは、あなたが売っている商品やサービスを買うことで、彼らが欲しいものが得られるか、あるいは自分の悩みが解決できるかだけです。
だからと言って、自分が欲しいお客さんをターゲットにするのが間違っているわけではありません。
問題は、あなたが売りたい商品を欲しいと思う人が誰なのかを考えることが重要なポイントであり、これが正しい顧客ターゲティングです。
一般的に、緊急性が高く、あなたの商品を欲しがっている人を見つけることで、商品は売れやすくなります。
お客さんは基本的に先延ばしをする生き物ですから、先延ばしをしないためにも緊急性が重要です。
あなたが売っている商品を買うことによって、どのような人が人生が良い方向に変わるのかを見極めることが重要です。
その人の人生を良い意味で変えていく商品やサービスを伝えることができれば、その人は商品を欲しいと思うようになるでしょう。
しかし、その商品を欲しいと思うような人をターゲットにしなければならないということです。
例えば、若い人にアンチエイジングの商品を売るのは難しいでしょう。なぜなら、若い人はまだその年齢ではないと思っているからです。
しかし、すでにアンチエイジングに興味を持ち、歳をとることを恐れている人に対しては、アンチエイジングの商品は売りやすいでしょう。
まとめると、商品は誰にでも売ることはできませんし、全ての人に売れるわけではありません。
重要なのは、しっかりとした顧客ターゲットを設定し、商品を売れるようにすることです。
今回のお話が、あなたのビジネスに役立つことを願っています。それでは、また。
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6月5日（月）9時発行予定のニュースレターは『顧客ロイヤリティは死んだ！！』がテーマ。
仕事柄多くの経営者の方とお話する機会があるのですが、多くの人が勘違いしていることがあります。
それは、『顧客ロイヤリティ』という言葉。
言い換えると、「良い商品・サービスを提供していれば顧客は何度も継続して買ってくれる」というもの。
はっきり言いましょう。
これは、【幻想】です。
もうすでに顧客ロイヤリティという時代は過ぎ去りました。
もちろん一部、他によそ見を一度もせずに買い続けてくれる・・・
そんな人がいることは事実です。
でも、それを頼りに事業をしていたらだんだん先細りになっていきます。
今回のニュースレターでは、『顧客ロイヤリティ』がない時代に顧客にどのようにリピートしてもらえるかというお話をしています。
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