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学習塾のウリ・コンセプトを作る際の重要な2点

こんにちは。鈴木貴之です。

今回の記事では、学習塾の売り学習塾のコンセプトを作るときに重要となる2つのポイントについて説明します。

これらのポイントを理解し活用することで、塾を選ぶ迷う見込み客に対し、自分たちの塾が最適であることを効果的に伝え、選ばれる確率を高めることができます。

私がなぜこのテーマについて話をしようと思ったのか、それは学習塾への集客支援を依頼されることがあるからです。そしてその過程で、学習塾のウリやコンセプトを一緒に作っていく経験から学んだことを皆さんと共有したいと思いました。

なぜ学習塾のウリが重要なのでしょうか。

それは、学習塾というのはどの地域にも必ず複数存在します。つまり、見込み客や保護者から見た時に、どの塾を選ぶべきかという選択肢が多すぎて迷う、という状況が常にあります。

この競争の激しい業界で選ばれる塾になるためには、自分たちがどういう塾なのか、その特性や魅力を相手にしっかりと伝えて理解してもらうことが不可欠です。

ウリやコンセプトが明確でない学習塾は、選ばれにくいと言えます。

特に、他の塾と同じようなウリ・コンセプトを持つ塾は、大抵の場合、自分たちがコントロールできない要素、例えば立地や価格などで選ばれてしまいます。

安いからという理由で選ばれることは、集客の観点から見て最も良くないポジショニングと言えるでしょう。

したがって、学習塾が売りを作る際には、自分たちがどういう塾なのかを相手にしっかりと伝え、理解してもらうことが重要です。

1. お客さんが欲しいウリを提供できているか

まず最初のポイントは、ウリを作った時にそれがお客さんが本当に欲しいものであるかどうかを考えることです。

ウリやコンセプトを作ったとしても、それをお客さんが望んでなければ意味がありません。売りを作る際には、お客さんがそれを欲しいと思うかどうかを考え、その上で見直しを行う必要があります。

特に、学習塾の場合、保護者や子供が抱える悩みや問題点を解決できるウリやコンセプトになっているかどうかが重要です。

そういった売りがあれば、保護者や子供はその塾を選ぶ理由となり、行動に移すきっかけになります。

2. 自分だけが提供できる売りを持っているか

次に重要なのは、その売りを自分たちだけが提供できているかどうかを確認することです。

もし他の塾も同じ売りを提供しているなら、それは自分たちを選ぶ理由になりません。

売りやコンセプトは、自分たちが目指す生徒や保護者から選ばれるためのものであり、その目的に対して効果がないものは意味がありません。

売りやコンセプトを作った後は、競合調査を行い、他の学習塾がどんなウリやコンセプトを持っているのかを調べ、それと比較することが必要です。

同じウリを提供している塾がある場合は、自分たちのウリが他と違い、他にはないものに見えるようにする工夫が必要です。


学習塾のウリやコンセプト作りにおけるこの二つのポイントは、保護者や生徒が欲しいウリを提供し、他の塾とは違う独自のウリを持つことが、競争が激しい学習塾業界で成功するための鍵となります。

ウリやコンセプトを作ることは、塾が提供するサービスや価値を明確にし、それを伝えるための重要な手段です。

しかし、それが本当に顧客が求めているものであり、他の塾とは違う独自のものでなければ、その売りやコンセプトは十分な効果を発揮できません。

顧客が欲しいウリかどうかを確認する方法

まず、お客さんが欲しい売りを提供できているか確認するためには、自分たちが提供する教育サービスが、保護者や生徒が抱える問題や悩みを解決できるものになっているを考えてみましょう。

教育内容、教育方法、教育環境など、自分たちが提供できる価値を明確にし、それが顧客の欲求やニーズに合致しているかを見直すことが重要です。


次に、自分だけが提供できるウリを持っているか確認するためには、他の塾との比較が欠かせません。

見込生徒の保護者が見るであろう媒体を知り、その媒体で比較検討されるであろう塾の情報を集めていきます。

競合塾がどのようなウリやコンセプトを持っているのか調査し、自分たちのウリが他とは違い、他にはないものに見えるようにすることが求められます。

そのためには、自分たちの特徴や強み、提供する教育サービスのユニークさを引き立てるようなウリやコンセプトを作ることが重要です。


今回の記事を通じて、売りやコンセプト作りの重要性と、その作り方のポイントについて理解していただければと思います。

これらを活用し、自分たちの塾が地域で選ばれる塾になるための一歩を踏み出してください。

それではまた。


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