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育休から復帰したら1か月の半分しか出勤できなかった話~子育て中に置いてきぼりにされると思ったら~

営業部の福永です。5月、1年2か月ぶりに職場復帰しました。

なのにタイトルの通り、子の看病や学校行事でほとんど出勤できませんでした。復帰した途端、迷惑かけてばかりと気落ちする私を楽にしてくれた考え方があります。

それは

「トレードオフ思考」

トレード-オフ(trade-off)
物価安定と完全雇用のように、同時には成立しない二律背反の経済的関係。

広辞苑

つまりは
何かを得ようと思ったら、何かを差し出す。

家事も育児も完ぺきに、朝早く起きて家事を済ませ、会社に着くころには一仕事終わった感。なんとか時短勤務を終え、習い事の付き添い、夕飯とこなし、寝る直前まで洗濯物と格闘。そんな生活をいつまで続けるのか、と絶望していたときに出会ったこの思考。

私には小4、小1、年少、1歳の4人の子供がいますが、小学生2人は自分のことは自分でできます。未就学児の2人が小学校にあがるまでのあと数年、育児を優先してもいいのではないか、トレードオフでキャリアを差し出すことにはなるけれど、できることを全力でやればいいのでは、と思えるようになりました。

大事なのはキャリア形成のスピード維持することではなく、レースから降りないこと、あきらめないことだそうです。


もう1つ視点を変えたら肩の力が抜けたことがあります。
それは当社で採用している評価制度です。

「育成型人事評価制度」

会社方針・部門方針にもとづき、一人ひとりの能力にあった目標を上司と面談で設定。目標の達成度合いを面談を通して確認し、納得できる評価と育成のためのフィードバックを行います。

入社して7年、この制度は社員1人1人が難しい課題、目標にちょっと無理してでも思い切ってチャレンジできるように、高みを目指す人のためにあると思っていました。しかし振り返れば、これまで3回育休取得と復帰を繰り返した私が無理難題を課されたことはありません。
会社方針・部門方針にもとづいたものではあるけれど、あくまで私がやりたい、能力にあった、時短勤務時間内でできる目標を設定し、邁進してきました。

ワーキングママのキャリア支援事業を展開する株式会社mogさんの昨年の調査でワーママの転職理由1位にもなっている「働き方とやりがい、どちらも手に入れたい」がお手本のような働き方ができていたのです。さらには転職理由2位の「柔軟な働き方をしたい」についてもテレワークが導入されて申し分ない環境です。

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人生100年時代と言われるなかのほんの数年、ちょっと歩くスピードを落として、周りの景色を見ながら進んでいくのもいいのかな、と思った今日この頃です。


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