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おうちでつくろう_14 羽子板をつくろう

今日からもう12月。あっという間に師走ですね。今年の年末はお出かけしないご家庭も多いようです…わが家も今年は旅行や帰省はせず、おうちで過ごす予定です。ということで、今月はおうちで楽しめる冬の工作をいろいろご紹介します!
第一弾は、『羽子板づくり』。お正月飾りとしても、羽根つきとして遊ぶこともできるので、ぜひつくってみてください。
※羽子板は、女の子の初正月を祝い、邪気を跳ね除け美しく無事成長することを願うための大切な正月飾りです。また、昔の人は蚊を媒体する病に苦しめられていたため、羽根の飛ぶ様子が蚊を食べるトンボに似ている羽根つきを正月にすることが厄除けになると考えられていたそうですよ。

羽子板ををつくろうって?

今回は『羽子板』と『モデライトノヴァ4色セット』を使って、世界に一つだけのオリジナルの羽子板をつくります。
※どちらもartlocoで販売中です。
今回は、クッキーの抜型を使ってデコレーションする部材をつくりますが、型抜きせず、自分で作るのが好きな子は自由に作ることを楽しみながら羽子板をデコレーションしましょう。

対象年齢 : 3歳~(粘土を食べちゃわない年齢)
学びポイント :混色を学びながら、粘土で好きなものをつくってデコろう!
用意するもの :
羽子板
モデライトノヴァ4色セット(ほかの色付きの紙粘土、または紙粘土に絵の具等で色をつけるのもOK!)
・クッキーの抜型
・ヘラや羽子板に色をつけるもの(写真に写っていません)
※下絵を描く場合は筆記用具を準備してください

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Step.01 デザインを考えよう

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まずは、どんな羽子板にするか考えましょう。わが家では、縁起がいいものってなんだろう?の言葉がけから、子どもが祖父母から聞いたり、本やグーグルで調べたりして「鶴と亀」「松竹梅」というキーワードを選びました。キーワードからクッキーの抜型を選びます。(クッキーの抜型からデザインを考えるのももちろんアリ!)
何年も前に合羽橋で衝動買いした抜型に和風のものがあった、とあさっていたら、松・竹・梅の抜型を発見。過去の私、買っておいてくれてありがとう!
抜型が無くてももちろん大丈夫。ヘラやハサミで粘土を好きな形に切り抜けばOKです。

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羽子板を画用紙等に写して下絵を描くと失敗が少ないので、心に余裕をもって対応できます。うちの子は下絵で燃え尽きそうだわ、という場合は羽子板に鉛筆で直接下絵を描いても、直接粘土でデコってもOKです。子どもの年齢や性格に合わせて進めてください。
※クッキーの抜型を下絵に使うとイメージが立てやすいので、おすすめです。

Step.02 羽子板に色を塗ろう

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下絵を描いたら、羽子板に写します。この時もクッキーの型を使うと◎。このとき下絵を全て写す必要はありません。ある程度デコレーションする位置が分かるくらいで大丈夫です。

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羽子板に背景を描いたり、ベースの色を塗りたい場合は、このときに色を付ける部分を羽子板に写し、着色します。
今回は、子どもが「マーカーで塗る!」と意気込んで塗り始めましたが…塗りムラが気になるからマーカーはやめた→だけど絵の具じゃないもので塗りたい…という難しい相談をされたので、スタンプパッドを渡しました。ポンポン押して色を付けます。スタンプパッドを利用する場合はマスキングテープを使って色を塗り分けるとキレイに着色できますよ。

Step.03 色付き粘土をつくろう

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羽子板に色をつけ終えたら、いよいよ粘土でデコレーションパーツをつくります。モデライトノヴァ4色セットの台紙に混色の目安があるので、活用しながら色つき粘土をつくります。

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「緑色をつくりたいんだけど、どの色とどの色を混ぜたらつくれるでしょうか?」とクイズ形式で混色をしたり、小さな子どもにはあらかじめ親が黄色と青の粘土を用意し、「この2つの色の粘土混ぜたら何色ができるかな?」と渡したり、粘土での混色を楽しんでください。3つの色+白色でこんなにたくさんの色が作れるのか!とびっくりしますよ。

Step.04 デコレーションしよう

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混色できたら、粘土を薄く伸ばしクッキーの抜型で抜き、ヘラで模様をつけたらボンドで羽子板に貼っていきます。

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抜型が無いカメは、丸めた粘土に手足と頭をつけました。ツルは薄く伸ばした粘土をハサミで切り抜いて形をつくりました。

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細かな模様はマーカーで描いてもOKです。

Step.05 完成!

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接着剤と粘土が乾いたら完成です!
遊ぶときは、デコレーションしてない面を使って羽根つきをします。
負けた人が顔に○×を描かれた絵、見たことありますよね。あの絵は何で?と子どもに聞かれたので、わが家はお正月に親子対決の予定です。
負けられない…!


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