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目標: 学ぶことから離れないようにする

こんにちは。
私立高校の新米英語講師です。

夏休み中は教員の勉強会に参加したり、
多読多聴をしたり充実した日々を送ることができました。

そこで立てた2学期からの目標は、
「本物の学び」から離れないようにすることです。

授業が始まることは正直不安です。

人前で話すことが元々苦手な性分なのもありますが
どんなに入念に準備したとしても生徒の反応が予測できないことが何よりも私を不安にさせます。

どんなに経験を積んでも生徒の反応を毎回当てることなんて出来ないのではないかと思います。

「この授業でこんな能力を身に付けさせよう」と思って計画しても
生徒が思い通りになることなんてほとんどありません。

授業は芸術作品なんじゃないかと思います。

作者は意図通りに受け取ってもらえることなんて期待せず、
見る側は好きなように受け取ってくれたらいい。

教員は自分が良いと思うものを自分の感性を信じて作り続けたら良いのかと思います。

話が少し脱線しましたが
私が本当に良いと思う授業は生徒が「本物の学び」を経験すること。

「本物の学び」とは他人の評価を気にすることなく、
自分が面白いと思うことをとことん探究する活動のこと。

テストや成績のことなんて一切忘れて、
自分の興味や関心のあることに熱中する時間を作りたいです。

そんな授業を作るためには教師である私が「本物の学び」を忘れることがないようにしないといけません。

1学期を振り返ると、
目の前の授業への不安から短絡的な教材研究にばかり邁進していました。

しかし自分も毎日学ぶことから離れないようにしたいです。

面白い英語の絵本を読んだり、洋楽を聞いたり、英語のドラマやアニメを見たり。
自分が夢中になって英語に触れている時間をできれば毎日とりたい。

むしろ教材研究よりもそちらを優先しても良いかもしれない。

そうやって本物の英語に触れて感情が動く経験をたっぷり積み上げていくことは、
日々の授業への不安を和らげてくれるような気もします。

「こんな授業があったらいいな」
「こんな先生がいてくれたらいいな」

そんな自分の理想を形にするために、来月からまた授業をがんばります。

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