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人間関係で悩んだ時に考えるようにしていること

こんにちは。
桜が散って綺麗な季節になりましたね。
今日から新しい環境に身を置く人も多いでしょう。

私は数年前にまこなり社長というYouTuberさんの動画にハマっている時期がありました。
そのまこなり社長がさっきツイートしていたことです。

最近は少しこういう考え方が苦手になってきて距離を置いてしまっています。
以前はこのはっきりした感じが好きだったはずなのですが、人って変わるものですね。

「自己矛盾」というのは、言葉の意味がその話していること自体と矛盾していること。

ここで言っているのは多様な価値観を認めようと言う価値観を広めようとするのは、多様性を認められない人を否定してしまうと言うこと。
確かにこのこと自体は間違っていないと思います。

相手の価値観を認められないことは誰しもあるでしょう。
相手の言動に苛立つ時のは、その言動の裏にある相手の価値観を認められないからだと思います。

でも、このまこなり社長のように相手の言葉の矛盾を突いて論破するのは、何かを解決できているのかなと思います。

言葉というのはコミュニケーションの手段ですが、伝えたいことは必ずしも言葉の表面的な意味だけに現れるものではありません。

例えば駄々をこねる小さな子供を連れた母親が痺れを切らして、「もう置いていっちゃうからね!」と言うことはよくあるでしょう。

しかし、これは本当に置いていこうとしているわけではありません。
そう言うことで子供に言うことを聞いてほしいと伝えているわけです。

言葉の表面的な意味だけを捉えて、相手の言動の矛盾を突くのはコミュニケーションの取り方としては不十分ではないかと思います。

今回のように「多様性を認めよう」という言動が気に入らないと思った時には、それを言っている人はその言葉の裏にどのような思いを抱えているのだろうと考えます。

その人は「普通」と少し違う自分の価値観をもっと認めてほしいと思っているかも知れません。
または認められずに苦しんでいる友人を助けたいと思っているのかも知れません。

相手の言動を受け入れ難いと思った時には、そういった言動の裏にある思いに思いを馳せてみるのはどうでしょう。

そして次に、その言動を受け入れられない自分はどういう思いを抱えているのだろうと、自分の心を覗いてみるのです。

もしかしたら新しい価値観を受け入れるのが怖いのかも知れません。
そしたらなぜそれが怖いのかを考えてみます。

新しい価値観を受け入れると自分も変わらざるを得ません。
自分が変わっていくことは先が見えなくて誰しも怖さを感じるものです。

こんなふうに最終的には自分のことを考えていくのです。

相手のことはいくら考えても完全に理解することはできません。
たとえ理解できたとしても、相手を変えることは難しいので解決には結びつかないでしょう。

それなら相手の言動を見て感じた自分について考えてみると良いと思います。
これなら前に進むきっかけになるのではないでしょうか。

自分にとって理解ができない言動を繰り返す人は、きっと職場や家族など身近にいるでしょう。

もちろんそれなら距離を置くのが良いです。
しかし、距離を置くのが難しければその人の言動の裏にある価値観や、それに苛立つ自分自身の心と向き合うきっかけにするのはどうでしょうか。

黙々と考えていると堂々巡りになることもあるので、メモ書きするのも良いです。

ストレスの多い現代ですが、少しでも楽に生きていけるように。
適度に休んで明日からも頑張っていきましょう。


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