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書いて、減らして、まとめる【読む・聞く、まとめる、言葉にする】

最近の自分の中のテーマである「言語化」についての本を読んだ。
書籍を要約して紹介するお仕事をしている方が書かれた「読んで、聞いて、まとめて、言語化する技術」が書かれた本。

読む・聞く、まとめる、言葉にする

著者の方は本を要約して紹介をする仕事をしているので、最初から言語化が上手な方なのかなと思ったら違っていた。
インタビューアーとして色々な人のインタビューをして、その際に聞いた話を分かりやすくまとめる仕事をして、言語化の訓練をしていたそうだ。
聞く力、読む力をまさにフル稼働して取り組む必要がある。

言語化が上手な人は、たくさんの人とコミュニケーションをとり、たくさんの本を読むなど、ほかの人がしてないような独自の体験をしています。

読む・聞く、まとめる、言葉にする

私は読みやすい文章で書かれた本しか読めないが、一応読書はしている。
コミュニケーションに関しては、今はただの引きこもり女なので、全く訓練されてない。
複数人が集まっているところでのコミュニケーションは苦手。
どこのタイミングで自分が発言をすればいいのかが分からない。
1対1で話をする方が好き。
目の前の人ひとりに集中できると話しやすい。
そんな好き嫌いの話をしても、仕事ならそうはいかない。
お客様が何人であろうと要望を汲み取らなければならない。
成功されてる方の本などを読むと、やっぱり「聞く力」が高い人が多い印象を抱く。

言語化能力とはある意味で、「解釈の力」です。

読む・聞く、まとめる、言葉にする

言語化するのに文章能力が必要だと思っていたが、そうでもないらしい。
大事なのは美しい文章が書けることよりも、ピンポイントで魅力を的確に表現できることがの方が重要だそうだ。
自分の言葉で自分が思ったことを表現する。
私は本を読んだときに、自分の中で良いなぁと思ったことを抜き出し、それについて自分の考えを語ってみる感じで感想文っぽいものを書いている。
あながちこのやり方は間違ってはないのかもしれない。

共感するスタンスと同時に、俯瞰的に見るスタンスも必要になてってきます。

読む・聞く、まとめる、言葉にする

メタ認知に近い概念が必要。
例えば、相談されているときに相談者の不安に引っ張られてしまう。
私はとくにその傾向があるので、引っ張られないためにも、共感しつつ、俯瞰的に客観的に物事を判断する力を身に着けないと自分がしんどい。
共感力は高いと言われることが多いが、やっぱり引っ張られて自分も沈み込んでしまうことも多いので、線引きのような防止策は身に着けないといけない。

「書いて、減らして、まとめる」

読む・聞く、まとめる、言葉にする

肝心のまとめるのが苦手な人のための方法。
ひたすら言いたいこと、伝えたいことを書き出してみる。
最初からまとめるのではなく、「書く」と「まとめる」を分けて考える。
これは最近私も心がけていることで、最初から上手くまとめようとは思ってなくて、ガーッととりあえず思いのまま書いてみて、後から文章を減らしたり増やしたり、まとめるようにしている。
作業を同時進行にしないことは書く上で大事なことだと思った。
書けなかったら何もまとめられない。
このやり方で合っていることが分かったので、お墨付きをもらった気分。

また、自分の内面と向き合い、感情や考えを言語化する人が増えて、自分の中のモヤモヤが言語化できると、真に向き合うべき課題が明らかになる。
さらに、自分のコントロールできるものとコントロールできないものを区別しやすくなります。すると、コントロールできるものに対処するようになり、心の平静さを取り戻しやすくなるでしょう。

読む・聞く、まとめる、言葉にする

言語化について書いている本には決まって書いている、言語化することで自分の思いや思考を客観視できて、自分の気持ちに向き合うことができる。
感情の乱れはやっぱり不安を呼んでしまう。
その気持ちを抑えたり回避したりするために、今の自分の気持ちを言語化する能力は今後生きるうえで大切になってくる。
自分である程度、不安や気持ちをコントロールする術を持ってないと、今の時代、生きるのがしんどい。
そう思うからこそ、今から訓練しておくことが、この先、良い人生を過ごせることに近づけるようになるような気がする。


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