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#レビュー
Velocity-Based Training for Weightlifting
VBTに関する日本語の書籍を先日読みましたが、そもそもの目的は、vmaxproを購入してそれをどうウエイトリフティングの成長に繋げていけばいいか知りたかったから。日本語の書籍にはBIG3に関する記述がメインでウエイトリフティングエクササイズについての話はほぼなかったので、英語書籍で最もその内容を扱ってそうなこの本を読むことにしました。
また、この本の存在はタンク村上さんが以前Instagramの
ペルビック・アプローチ―骨盤帯の構造・機能から診断・治療まで
治療的なアプローチは現在専門としてないために、そこは参考にできなかったが、骨盤帯に関する解剖学、バイオメカニクス的な部分は参考になるところがあった。
仙腸関節は滑膜性関節あるいは可動結合に分類される。
kinematics(運動学)…力を考慮しない点と剛体の動きの研究
kinetics(運動力学)…動きにおける力の影響の研究
腹横筋は上下肢のあらゆる動きに先んじて働いて腰椎を安定させる(フィー
姿勢チェックから始めるコンディショニング改善エクササイズ
著者の現場での試行錯誤に関する経験から、有益であったものが紹介されていると書かれている。
そのような前提から、当然論文による理論や方法の根拠づけは為されていなく、今後可能な限り検証されるといいなと思う。
そもそも、そのような研究を行うには、現場での疑問が必要であり、こういった現場での試行錯誤について書かれている著作も貴重なはず。
ここまでは論文で根拠を示せるところ、ここからは自分の経験値から得たも
ムーブメントスキルを高める これなら伝わる、動きづくりのトレーニング
1 ムーブメントスキルとは
スキルピラミッド(下→上:身体スキル→ムーブメントスキル→競技スキル→戦術・戦略)
2 スポーツとニュートン力学
剛体は力が加わっても任意の2点間の距離不変。
外力のベクトルが重心を通るときのみ回転運動は起きない。それ以外では並進運動に加えて回転運動が起こる。
3 スポーツと力4 身体の構造強度
ムーブメントスキルを考える上で大切な3つの概念。
structural
weightlifting programming a winning coach's guide
個人的にはあまり面白いと思えなかった。
初心者に近いレベルに対しても細かい重量や強度設定が載っていた。
旧ソ連時代の研究をもとにした数字が多かったが、ドーピング全盛期のデータなので、レベルが上がるほど参考にならないのかも知れないとも思った。
現代のウエイトリフティング界ではどのような数字が参考とされているのか気になった。
回復方法については筋肥大や疲労回復の手段について10年くらい前かな?と思
リアライン・トレーニング 下肢編
所感下腿外旋症候群、組織間リリース、腓骨頭の動き改善、背屈位距骨外旋アライメントなどについて学ぶことがあった。
下腿外旋症候群についてはかつてより気にしていた部分であって、脛からしたが真っ直ぐな人に憧れがあり、あのような身体になれるならなってみたいので、コツコツやるべきことを続けてみようと思った。
また、組織間リリースについては、自分が今まで対応することのできなかった症状に対してアプローチしうるも