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なぜ治療・アプローチが上手くいかないのか?アプローチの上達について考えてみた〜理想と現実〜

おはようございます。

脳卒中リハビリ難民をゼロにする脳外臨床研究会&大学校会長の山本です!

皆さんアプローチをしていて

・なかなか効果が現れない…

・学んだ事が活かせない…

・リハビリ方法が思いつかない。

と悩んでいませんか?

約16年作業療法士として現場でリハビリをしてきた僕の経験を踏まえてお話ししたいと思います😊

早速本題に移りたいと思うのですが、

・効果をあげる方法は…
・毎日〇〇をするとリハビリ効果が…
・学んだ事は〇〇すると臨床に活きる…
・アプローチ方法は…

と言うような話でもいいのですが
結果や成果が出ないのは
世の中にある方法論が間違ってるのではなく
本質的理解と行動ができてない事に
原因があるように思うので、

今回のテーマでもある治療・アプローチが上手く行かない理由についてお話しする前に少し違った角度からリハビリを考えていきたいと思います。

【質問】

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①リハビリ(アプローチ)が上手な人ってどんな人⁇

②リハビリの成果とは何か⁈

③リハビリで凄い人とは?

皆さんどんな答えになりましたか?
いきなり難しい質問ですよね…

成果と聞かれると、やはり患者様が元の状態に近づくこと、つまり結果を出す人と言えますが…

アプローチが上手い人や凄い人というのは共通してそうで、共通していない気がしませんか?

例えば、凄いのは大学の先生や本を書いてる人、又は経営者や技師長などが上がりますが、=アプローチが上手いとはならないですよね。

ですので今回はリハビリをスポーツに置き換えて一度考えてみたいと思います✨

なぜならば、凄い人=結果を出す人=スポーツが上手い人と3つの答えが同一人物になるからです🙆‍♂️

つまり、スポーツと捉える事でアプローチ力を向上させ、患者様を元の状態に近づける凄い人になれるヒントがあるのではと思うからです!

『アプローチ力向上をスポーツの観点から考える』

まず、リハビリは団体競技か個人競技かと言うことについて考えてみたいと思います。

この違いは何か⁈というと、チームワークが結果を左右するのか⁈それとも個人の能力が結果を左右するのか⁈ということです。

現在、リハビリ業界ではチームアプローチ、チームアプローチと言われています。365になり、1人の患者様を数人で担当する事が当たり前になりました。

そのため、一見サッカーや野球のように団体競技であり仲間のプレーが自分のプレーに影響を及ぼす!!と思いがちかもしれませんが…実は、リハビリは個人競技だと考えています。

いや、スポーツ全てが個人競技なのかもしれません。

自分の出した結果が全てなのです。

野球で言えば自分が打たなければ、必ずアウトになります。

自分が相手をドリブルで抜けなければ、パスを回さなければ必ず相手にボールを取られます。

結果が出せない人は、二軍、三軍へと降格し一戦で活躍する人と試合に出す事すら出来ないという事です。

つまり、チームアプローチをするにしても、
自分自身がセラピストとしての能力
(評価・仮説検証スキル)が高くなければ
チームアプローチと言ってるだけで…
足を引っ張ってる可能は否めないと思います。

リハビリもスポーツも自分の能力を高めなければ結果を出す事が出来ないだけでなく、チームにも必要なくなると言うことです。

厳しいでしょうか⁈

しかし、私たちはワールドカップを見て、

『そこシュートやろ』『なんで外すねん』『プロやろ』
とヤジを飛ばした事はないですか?

逆に、女子サッカーやラグビーはマイナーと言われていましたが、結果を出した事で多くのファンが付きました。

やはり、結果を出さない事には世の中では認めてもらえないと言うことです。

一人一人が自分の能力を向上させたからこそ、
そのチームに入る事ができ、同じレベルだからこそコミュニケーションがとれ、チームワークができ、結果が出せるのではないでしょうか?

チームを勝たせる、結果を出せるセラピストを目指す事がスポーツもリハビリも一緒だということを知っておいてください!!

では、どのようにして結果を出すのか?について考えていきたいと思います。

『アプローチ技術獲得における時間はみんな平等?・・・・ではない。』

結果を出す!ということを考えた際、はじめに知っておかないといけないのは、技術習得における時間はみんな平等ではなく。むしろ、不平等の塊であるということです。

私は、10年以上セミナー講師をしてきましたが、よく聞かれる質問があります。

『この方法で効果が出ますか?』

『ボバースってどうですか?川平法は効果ありますか?』という質問です。

私たちの業界では、多くの実技セミナーがあります。そこでは、簡単なアプローチ方法から技術を要するものまで多くが存在しています。

技術ですので、1日で習得できるわけがないのですが、一回であたかも獲得して明日から結果が出せるかのように質問されます。

この明日から結果を出せるか?は

はっきり言って
『出せる人は出せるし、出せない人はいつまでも出せません。』

『センス』が必要なんですw

リハビリ技術は平等であって欲しい・・と思いますが、技術です。

残念ながら個人のポテンシャルが結果に大きく左右します。

スポーツの世界でもセンスがある人は結果を出せますし、センスがない人はいつまで経っても上達しません。これが現実です。

では『センス』ってなんだと思いますか?

『センス』には5つの要素がある!

センスと聞いて、上手い人とか下手な人というイメージを持つかもしれませんが、私が思う『センス』についてお話ししたいと思います。

センスには5つの要素があると思っています。

①才能(肉体的、精神的マインド、センス、性格)
②練習量(一万時間の法則)
③練習の質
④指導者 
⑤仲間

この5つが結果を出すセンスだと思います。

私自身この5つを意識して常にセンスを高める
トレーニングをしてきました!
皆さんはいかがでしょうか?

簡単に上手くなりたいと思う理想と
なかなか上手くなれない現実は
この5つが握っているのだと思います!!

この続きは、いつ出すかわからないnoteにて♫

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