凡人の僕がnoteで何を書いたらいいのか。『読みたいことを書けばいい。』を読んで
閲覧ありがとうございます。B級人間と申します。
今回は、田中泰延氏の本『読みたいことを書けばいい。』を読んで思ったことや考えたことなどを中心に書いていこうと思います。
この本を手に取った経緯
大学生になって、時間もたくさんあることだし、ブログでも書こうかな。
その程度の生半可な気持ちでnoteを始めたはいいものの、何を書いたらいいか分からず、アカウントを作って放置していました。
まず、なんの特筆した点もない人の記事を人は読みたいと思うのか。
書いても誰にも読まれずに挫折してnoteを辞めてしまうのではないか。
いろいろ悩んでいました。
そこでいろいろと調べた結果、この本を知ってすぐに購入し、大変満足することができた本でした。
凡人の僕がnoteを始めた理由と本書での文章への見解
僕がnoteを始めた理由は単純で、主に
承認欲求
思考整理
の二つです。
18歳で周りに流されて地方の国立大学に進学したどこにでもいるようなまあまあの人間で、アイデンティティに悩んでいました。
文章を書くことで不特定多数の他人の目に触れ、何か変わるのではないか。
自分の書いた文章にリアクションを貰うことで承認欲求が少しでも満たされるのではないか。
そんな希望を微かに持って始めました。
始めてみて気づいたのは、思ってたより一般人の書いた文章にみんな興味はないということ。
本書にも以下のように言及されていました。
一般人が何時間もかけて調べ上げて分かりやすく、ユーモアも交えて書いた傑作の文章よりも、宇多田ヒカルが食べた昼食の内容の方が見られて、コメントも多い。
全くその通りでした。
では、一般人の僕はどうしたらいいのか。
本書で挙げられる、文章を書くことへの最大のメリットは、
文字が自分をいろんなところへ連れてってくれる
としています。
それはどういうことかというと、
本書の著者が書いたものを読んだ誰かが、予想もしなかったどこかへ、私を呼び寄せてくれるようになった。
ということを語っています。
自分の書いた文をよんで会いに来てくれた人がいる。
自分の書いた内容に興味を持たれたので講演会に呼ばれた。
文を書くことで繋がりが増える、コメントを貰える。
自己表現することで自分を知ってくれるようになるかもしれない。
そう知れたことだけでこの本を読んで良かったと思いました。
また、文を書くことについて、印象的だったところを紹介したいと思います。
世の中のあらゆることは『事象』
それに触れて書きたくなる気持ちが生まれることが『心象』
その二つが交じり、事象を見聞きして、それに対して思ったこと考えたことを人は書きたいし読みたいのである。
文を書く際に読みては想定しなくていい。
その文を最初に読むのは自分なのだから、自分が読んで面白くなければ書く意味がない。
今更書かなくていいことは書く意味がない。
読み手で構わないなら読み手のままでいよう。
なんの為に人は文章を書くのか
本書ではこう結論付けています。
書くことは生き方の問題である。
自分のために、書けばいい。
読みたいことを、書けばいい。
大事なことを僕は忘れていました。
専門家でもジャーナリストでもない僕が、人のためにと文を書くのはおこがましいことだったのです。
書くという行為を通して、自分の考えを整理したり、それでもって誰かの共感を得ることができたら、それで満足なのではないか。
肩の荷が少しだけ降りたような気がしました。
本書でも、
文章を書くことで承認欲求を満たすのは割に合わない
とされています。
それでも自分は自分のために、自分の思ったこと、考えたことを記録するためにnoteを書いていきたいと思います。
それを続けることでいつか、何かしら自分にプラスになることを願って。
拙い文章ではありますが、閲覧ありがとうございました🙇♂️
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