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【文章術】ペルソナをつくると伝え方が変わる。

ペルソナとは?

みなさんはペルソナという言葉を聞いたことがありますか?

マーケティングの世界で、ペルソナはターゲットと共に語られることの多い言葉ですが、ターゲットとペルソナの意味合いは少し違います。

【ターゲット】・・・20代、男性、会社員などと言った、ざっくりとした人物像
【ペルソナ】・・・26歳、男性、従業員数20人の美容室に勤務するスタイリスト、年収400万、独身で都内に1人暮らし、休日はスポーツジムで運動をして過ごす、と言ったターゲットからもっと絞り込んだ具体的な人物像

このような違いがあります。

「ペルソナの事は分かったけど、ペルソナを設定すると何かいいことがあるの?」

「経営者とか、商品販売をする人しか関係ないんじゃない?」

そう思われる方もいるでしょう。

結論から言うと、ペルソナを設定することで文字に具体性が増し、より心に響く内容になりやすいというメリットがあります。

例えばラブレターを書くときには、当然ですが送り先の相手の事を想像しながら書きますよね?(ラブレターを書く人は少ないかもしれませんが…)

『あなたの明るい性格と優しい笑顔に毎日癒されています。以前あなたと食事をした時も、楽しい時間を過ごすことができて幸せでした。僕もあなたを幸せにしたいと思いました。お付き合いしてください』

このラブレターの内容が良いか悪いかは置いといて、ペルソナを設定すると内容に具体的なエピソードを入れることができたり、刺さりやすいワードを考えられたりします。

また、会社員の方は無意識にターゲットとペルソナを使い分けている場合があります。

ビジネスメールを送る場合、個人に送る時は相手の事を思い浮かべメールを打ちますよね?

それは頭の中で無意識にペルソナを設定しているのと同じ。

しかし、部署内の複数の人に向けて一斉に業務連絡をする場合は、広いターゲットに向けて発信しています。

この2つのメールの文面は、きっと書き方を変えているはずです。

受け取る側としては、部署内に連絡メールは「後で目を通すか」とスルーしがちですが、個人に向けた連絡は「ドキッ」としてすぐにメールをチェックし行動する人が多い。

ペルソナを設定していない場合だと、どうしても広く浅いメッセージになってしまい受け取り手の心を動かし行動させることはできません

普段SNSで情報発信をしている、ブログを書いている方はこの目線を持っておくことで伝え方が劇的に変わります。

ペルソナを決めるコツ

「ペルソナを決めるなんて、なんだか難しそう」と感じるかたに、ペルソナ設定のコツをご紹介します。

一番簡単な方法は、身近な友人・家族・過去の自分をペルソナに設定するやり方です。

架空の人物を1からつくりあげるには想像力が必要ですが、既に存在している人物をペルソナに設定するのは簡単です。

自分の身近な人と似たような境遇にいる人が世界中にたくさんいます。

それらの人に向けたブログやコンテンツは、多くの人に刺さる可能性が高い。

学園長が出版した【学校では教えてくれない時間の掴み方~元美容師が実践した人生を豊かにする時間術~】も書籍の中にも登場している実際の学生をペルソナに設定しています。

学生と同じ10代の人に読んでもらいやすくするために、ページ数を少なめにして時間管理術について伝えたいことをギュッとまとめました。

スマホ世代にも読みやすいように横書きで余白を多くとり、書き方も中卒の子でも読めるようにやや崩し気味で書いています。

このように、伝えたい相手の人物像がはっきりすればアプローチの方法もおのずと変わってきます。

誰のための文章なのか意識する

ここまで読んでいただいた方には、ペルソナ設定の重要性について感じていただけたと思います。

このブログも【過去~現在の自分に向けて】人生を豊かにできる

・お金の稼ぎ方

・時間の使い方

・思考法

・仕事に対するスタンス

・効率のいい勉強法

などを発信しています。

学園長は選ばれし一握りの人間ではありません

どこにでもいるような平凡な、なんなら能力低めの雑魚人間です。

しかし、そんな一般的な人間だからこそ、発信する内容に共感してくれる人も多いと感じています。

ブログを始めたけれど、『この内容は誰かのためになっているんだろうか』と感じている方は、まずは過去の自分に向けて文章を書いてみてください。

きっと今までと違う文章になるはずです。

お互い頑張りましょう。

ではまた。

今回参考にした書籍↓

書籍を使ったインプットにはKindle Unlimitedがおすすめです。初めて登録される方は30日間無料で読み放題

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