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MLB/NBA/映画/美容/NYY/ヤンキース YankeesJP

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  • MLB30球団ファン合同note

    • 2,329本

    MLB30球団のファンのnoteが集まる場所です。各球団のファンがそれぞれのペース、それぞれのスタイルでMLBに関するnoteを更新していきます。

  • 近代MLBの労働争議・潮流

    1960年から現代までのMLBにおける労働争議(ストライキ)をメインにまとめました 記事の並び順は下から時系列になっています

  • 【MLB】ステロイド時代 関連記事まとめ

  • Winkees~YankeesFanMagazine~

    NewYorkYankees(ニューヨーク・ヤンキース)についてマガジンとしてまとめていきます。

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記事一覧

固定された記事

【MLB】球史最大の汚点「ステロイド時代」とは【改訂版】

早いもので、初めてnote投稿をしてから6年近く経過しています。その初投稿のテーマとなったのは今回と同じくステロイド時代に関するもの。ありがたいことに今でも多くの方…

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1か月前
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【PED】Orelvis Martinez、禁止薬物陽性【Short】

現地6月23日、つい数日前にコールアップされ、MLB初ヒットを記録したばかりのOrelvis Martinez(オレルビス・マルティネス) がクロミフェン(Clomiphene)という禁止物質…

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3週間前
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【MLB】ニグロリーグの記録統合に関する個人的見解【Short】

現地5月29日、かつてアメリカに存在したアフリカン・アメリカンによるプロ野球リーグ「ニグロリーグ(Negro League baseball)」における記録が従前のMLB記録と統合される…

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1か月前
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【MLB】賭博スキャンダルはこれからも増えるのでは【Short】

大谷翔平の専属通訳・水原一平被告の引き起こした賭博スキャンダルですが、シーズンが進むごとに全容が明らかとなっており、ようやく下火になってきた印象。 しかし現地6…

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1か月前
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【NYY】Lou Gehrig Dayに捧ぐ劇的な勝利【Short】

1941年6月2日、筋萎縮性側索硬化症(ALS)という難病と闘い抜いた末、ニューヨークが誇った大打者Lou Gehrigが37歳にして死去。奇しくもGehrigがWally Pippに代わってスタ…

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1か月前
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【NYY】Sotoとの生涯契約が与える影響【Short】

現地5/14~5/16に敵地ミネアポリスにて臨んだツインズとの3連戦をスイープで終えたヤンキースは、見事アメリカン・リーグ最速となる30勝を記録。昨日も書いたように、エー…

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2か月前
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【NYY】消えた○○事件簿【Short】

昨オフにJuan Sotoを迎えて臨んだ2024年シーズンですが、ここまで44試合を消化したヤンキースの勝率は.659(29勝15敗)とアリーグ同率1位に立っており極めて順調です。 特…

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2か月前
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【NYY】Austin Wellsがすごいことになってる【Short】

始まっちゃいましたね、2024年シーズン。お察しのとおり、再び仕事に明け暮れる生活に戻ってしまった故に更新が滞っています。 それでも「確固たる意思」によって試合観戦…

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3か月前
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【MLB】「亀裂」MLB選手会でクーデター勃発

現地3月19日、The AthleticのEvan Drellich記者らが「Unrest in the MLBPA: Players move to oust union’s No. 2(MLB選手会の反乱:選手らが組合№2の追放を働きかける)…

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4か月前
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【NYY】投打のエースがMRI検査行き…(ST雑感②)

2016年のNBAファイナル、歴代最高勝率を誇るゴールデンステイト・ウォリアーズを1勝3敗の劣勢から逆転で下し、地元オハイオ州に52年ぶりとなるチャンピオンシップをもたら…

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4か月前
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【PED】衝撃、球界トッププロスペクトの出場停止

日本時間3月9日の午前6時頃、球界の損失とも取れるニュースが舞い込んできました。シンシナティ・レッズのトッププロスペクトであるNoelvi Marté内野手がPED(身体強化薬…

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4か月前
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【NYY】Spring Breakoutのロスター発表!【Short】

日本時間の午前2時頃に大きな発表がありました!現地3月14日-17日に実施される「Spring Breakout」のロスターが発表されたようです!(下記から全球団のリンク飛べます) …

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4か月前
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【NYY】”Yankee University”のフィロソフィー【Short】

2020年、世界的パンデミックの発生によってマイナーリーグの試合がすべてキャンセルに。当時のヤンキース傘下でいえば、鳴り物入りで入団したJasson Dominguezのデビューが…

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4か月前
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【NYY】Snell獲得は起こりえる?…(ST雑感①)

先週より2024年シーズンのスプリングトレーニングが始動し、ヤンキースの投手・捕手陣もフロリダ州タンパ入り。そして昨日には野手陣も勢揃いし、今週末には早くも試合が始…

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5か月前
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【NYY】Ferguson獲得、補強終了?【Short】

日本時間の2月6日未明、今オフ2度目となるドジャースとのトレードが成立。 2020年にはVictor Gonzalez同様にリーグトップクラスの左腕として貢献したCaleb Fergusonを獲得…

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5か月前
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【HOF】2024年殿堂入りが発表!3名が選出(&答え合わせ)

日本時間の午前8時30分、BBWAA(全米野球記者協会)選出による2024年のアメリカ野球殿堂が発表。今年有資格1年目となったAdrián Beltré(エイドリアン・ベルトレ)とJoe …

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6か月前
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固定された記事

【MLB】球史最大の汚点「ステロイド時代」とは【改訂版】

早いもので、初めてnote投稿をしてから6年近く経過しています。その初投稿のテーマとなったのは今回と同じくステロイド時代に関するもの。ありがたいことに今でも多くの方に読んで頂いている一方で、思えば根拠となる文献の真偽も不確かな点が多いです。受け手に誤った情報を伝えるような箇所も含んでいることもあり、果たしてこれで良いのかと常々感じていました。 ついては改訂版と銘打ち、できる限り出典を明記した上で、より正確かつ踏み込んだ内容にまとめたいと思います。(そのため、読みやすさを犠牲に

【PED】Orelvis Martinez、禁止薬物陽性【Short】

現地6月23日、つい数日前にコールアップされ、MLB初ヒットを記録したばかりのOrelvis Martinez(オレルビス・マルティネス) がクロミフェン(Clomiphene)という禁止物質に陽性反応を示していたことが発覚。即時80試合の出場停止処分が言い渡されました。 新しい風を吹かせたいブルージェイズにとっては待望の野手№1プロスペクトの昇格だけあって、ファンベースでのショックも大きいように見受けられますし、今年3月にレッズの超有望株・Noelvi Marteが同様にP

【MLB】ニグロリーグの記録統合に関する個人的見解【Short】

現地5月29日、かつてアメリカに存在したアフリカン・アメリカンによるプロ野球リーグ「ニグロリーグ(Negro League baseball)」における記録が従前のMLB記録と統合されることが発表。 これにより、ニグロリーグ史上最高選手と謳われたJosh Gibsonが打率・長打率・OPSで歴代1位に立つなど、長いMLBの統計史が一変することとなりました。 このニグロリーグにおける成績統合自体は2020年にMLBが決定済みの事項であり、急転直下!みたいなものではありません。

【MLB】賭博スキャンダルはこれからも増えるのでは【Short】

大谷翔平の専属通訳・水原一平被告の引き起こした賭博スキャンダルですが、シーズンが進むごとに全容が明らかとなっており、ようやく下火になってきた印象。 しかし現地6月4日、パドレスに所属する内野手・Tucupita Marcanoが野球賭博を行ったことでMLBから永久追放処分を科されたことが明らかとなりました。Marcanoはパイレーツ在籍時の2022-2023年にかけて計15万ドルを387回に渡ってBET。加えて自らが所属するパイレーツの試合にも賭けていたことが発覚し、最も重

【NYY】Lou Gehrig Dayに捧ぐ劇的な勝利【Short】

1941年6月2日、筋萎縮性側索硬化症(ALS)という難病と闘い抜いた末、ニューヨークが誇った大打者Lou Gehrigが37歳にして死去。奇しくもGehrigがWally Pippに代わってスタメン出場の機会を得たのも1925年の6月2日。そこから実に1939年4月30日までの2130試合に連続出場を果たすことになりますが、この記録が途絶えたのもALSの進行によるもの。 そしてGehrigの死後80年目にあたる2021年、MLBは6月2日をGehrigのメモリアルデーに制

【NYY】Sotoとの生涯契約が与える影響【Short】

現地5/14~5/16に敵地ミネアポリスにて臨んだツインズとの3連戦をスイープで終えたヤンキースは、見事アメリカン・リーグ最速となる30勝を記録。昨日も書いたように、エースColeを欠きながらも最高の戦績を残していると言えます。 そんな中、5/16の試合後にインタビューを受けたJuan Sotoが以下の発言をして話題になっています。 要はBorasクライアントが一切応じないとされているシーズン中の契約延長交渉について、否定も肯定もしない発言をしたわけですね。 これにはNY

【NYY】消えた○○事件簿【Short】

昨オフにJuan Sotoを迎えて臨んだ2024年シーズンですが、ここまで44試合を消化したヤンキースの勝率は.659(29勝15敗)とアリーグ同率1位に立っており極めて順調です。 特に打線は昨季の惨状を忘れるほど好調であり、119wRC+はMLB全体2位につけています。 前にも書いたとおり、基本すべてのゲームに目を通しているのですが、今季のヤンキース打線は何やら様子が違います。 これはすでにいろいろな方が言っているので勿体ぶることもしませんが、明らかに「三振数」が減って

【NYY】Austin Wellsがすごいことになってる【Short】

始まっちゃいましたね、2024年シーズン。お察しのとおり、再び仕事に明け暮れる生活に戻ってしまった故に更新が滞っています。 それでも「確固たる意思」によって試合観戦はほぼ欠かしていません。褒めてほしい。 そして我らがヤンキースといえば、開幕からHOUを敵地で4タテという珍事を巻き起こし、5カード連続で勝ち越し。TORとのアウェイシリーズは落したものの、被スイープの懸かった第3戦目では9回2点ビハインドから見事逆転勝利。 勝ち星ではリーグ最多を記録しており、非常にいい出足であ

【MLB】「亀裂」MLB選手会でクーデター勃発

現地3月19日、The AthleticのEvan Drellich記者らが「Unrest in the MLBPA: Players move to oust union’s No. 2(MLB選手会の反乱:選手らが組合№2の追放を働きかける)」と題した記事を報じると、3月21日にはESPNのJeff Passanが「Inside the battle raging in the MLBPA -- and what's next(選手会で激化する戦いの裏側 -- そして次に

【NYY】投打のエースがMRI検査行き…(ST雑感②)

2016年のNBAファイナル、歴代最高勝率を誇るゴールデンステイト・ウォリアーズを1勝3敗の劣勢から逆転で下し、地元オハイオ州に52年ぶりとなるチャンピオンシップをもたらしたLebron Jamesによる勝利後の一節である。 一方、ニューヨーク・ヤンキースは神ですらお手上げの試練に直面しているのかもしれません。 約2週間後に開幕を控えるこの状況に来て、昨季CY賞を受賞したGerrit Coleが右肘の違和感によってMRI検査を実施。球団内では楽観的との報が流れているものの

【PED】衝撃、球界トッププロスペクトの出場停止

日本時間3月9日の午前6時頃、球界の損失とも取れるニュースが舞い込んできました。シンシナティ・レッズのトッププロスペクトであるNoelvi Marté内野手がPED(身体強化薬)を使用したとのことで、80試合の出場停止処分が下されたとのことです。 2022年8月にFernando Tatis Jr.が禁止薬物陽性となって以降、久しくPED規定違反者のニュースは耳にしていなかっただけに非常にショッキングでしたよね。 既出のニュース以上に掘り下げることは難しいですが、簡潔にまと

【NYY】Spring Breakoutのロスター発表!【Short】

日本時間の午前2時頃に大きな発表がありました!現地3月14日-17日に実施される「Spring Breakout」のロスターが発表されたようです!(下記から全球団のリンク飛べます) 今年から始めて実施されるSpring Breakoutは、”MiLB Spring Training Prospect Showcase”と称されており、プロスペクト限定かつ7イニング制の親善試合。見方を変えれば球団ごとのファーム総力戦とも言えますでしょうか。特に新進気鋭のLow-A選手や昇格間

【NYY】”Yankee University”のフィロソフィー【Short】

2020年、世界的パンデミックの発生によってマイナーリーグの試合がすべてキャンセルに。当時のヤンキース傘下でいえば、鳴り物入りで入団したJasson Dominguezのデビューが先延ばしとなったことで非常に残念であったことを覚えています。 しかし翌2021年、Anthony VolpeやEverson Pereira、Ezequiel Duranといったそれまでトッププロスペクトと見なされていなかった若手の台頭によって、明るい1年を過ごすことができたのはうれしい誤算でありま

【NYY】Snell獲得は起こりえる?…(ST雑感①)

先週より2024年シーズンのスプリングトレーニングが始動し、ヤンキースの投手・捕手陣もフロリダ州タンパ入り。そして昨日には野手陣も勢揃いし、今週末には早くも試合が始まります。Juan SotoのNYYギア、めちゃくちゃ似合ってて変な声でました。 そして今回は、スプトレ開始後に気になったトピックをいくつかまとめてみます。時系列はバラバラ。 ①キャンプ球場の改修整備 ヤンキースは1996年以降、フロリダ州タンパに建設したGeorge M. Steinbrenner Fiel

【NYY】Ferguson獲得、補強終了?【Short】

日本時間の2月6日未明、今オフ2度目となるドジャースとのトレードが成立。 2020年にはVictor Gonzalez同様にリーグトップクラスの左腕として貢献したCaleb Fergusonを獲得し、対価は数日前にクレームしたMatt Gageと2022年IFAにて獲得したメキシカンのChristian ZazuetaのみというDeal。簡潔に触れていきます。 (1)実績十分の左腕リリーフ ただでさえ保有期間の長いGonzalezを貰っていた手前、今度はFerguson

【HOF】2024年殿堂入りが発表!3名が選出(&答え合わせ)

日本時間の午前8時30分、BBWAA(全米野球記者協会)選出による2024年のアメリカ野球殿堂が発表。今年有資格1年目となったAdrián Beltré(エイドリアン・ベルトレ)とJoe Mauer(ジョー・マウアー)、6年目の挑戦となったTodd Helton(トッド・ヘルトン)の計3名がクーパーズタウン行きの切符を手にしました。 過去に殿堂入りを果たした英傑のチェックシートを全てクリアしていたAdrián Beltréの殿堂入りは、5年前の現役引退時点から確約されていた