見出し画像

憂鬱を誰かのせいにしたいから梅雨を手招くベランダの僕

夏は、金木犀の季節までの助走でしかない。

「本格的な夏ですよー!」みたいな顔をした東京が今日は意地悪く笑っていたけど、背中の汗さえなんとかできれば、まだなんとかなる日だった。

短歌的な営みをしている以上、文字で情報伝えることが多いし、文字で情報を受け取ることが多い。
でも今日はオフラインで、発話された言葉として、あの〇〇の短歌が好き、noteが良いと言われる機会があって。
これ以上に、嬉しいことはないなと思ったよ。

そういえば、短歌を始めてちょうど2年経ったなぁって思う。
あのとき恐る恐る門を叩いた扉が、まだ開かれたまんまなのが嬉しいね。

はじめて詠んだ短歌は、梅雨に関するものだった。
梅雨って、名前だけはかっこいいよねって話をした。
気怠い季節がくるけど、秋がくるのを楽しみに、明日からもご機嫌に生きていたいね。

憂鬱を誰かのせいにしたいから梅雨を手招くベランダの僕

もしサポートしてくださるなら、ほんとうに嬉しいです。