無題

なぜ歩合制の会社に就職しなかったのか。

やっふぉい!

今回は、「給料」について。

サラリーマンである以上、バカでかい関心割合を占める給料。

休職中にも考えた「歩合給」と固定給について綴ります。

■不動産業界の給料体制について

サラリーマンといえども、不動産業界では「歩合給」という形態がわりと多く存在してます。

いわゆる「出来高」で、自らの営業成績の●%をそのまま給与とする、って感じの方式ですね。

一方「固定給」は月給が契約で決まっており、「昇給」というシステムを経て上がっていく方式ですね。

そして冒頭にも言ったように、不動産業界は「歩合制」がはびこっております。

そのメリット・デメリットを考えます。


■固定給・歩合給のメリットとデメリット

それぞれ考えていきます。

【固定給】
メリット
 ・出来不出来や景気の波に影響されにくい安定性
 ・社内での悪い意味での競い合いが起きにくい
 ・情報やノウハウ・顧客の共有がスムーズ
 ・行動や思考や学びに重点を置ける

デメリット
 ・頑張っても頑張らなくても短期的視点では同じ
 ・仕事量と給与が比例しない
 ・年功序列重視の体制が形成されやすい

【歩合給】
メリット
 ・収入に限りがない
 ・ハングリーが故に実務能力向上が見込める
 ・「儲かること」への嗅覚向上

デメリット
 ・チームでの仕事を意識することが少ない
 ・目の前の数字を追うことに注力し、長期計画の思考がしにくい
 ・収入の不安定さ

■なぜ歩合給の会社に就職しなかったか

結論からいうと、「そんな概念なかったから」です。
サラリーマン=当然固定給という考えがありました。

そして結果固定給の会社に就職しました。

バリバリ歩合制の会社でやったことないですが、
今の給与形態で「今は」よかったと思います。

やはり歩合制というのは「疑似社長になる」ということだと思うんです。
自分次第でどれだけでも稼げるし、評価=給料です。シンプルです。

しかーし。ストレスフルな可能性大です。
社員すらみんなライバルです。ライバルという言い方はよく聞こえますが、
敵の可能性もあります。

もちろん、給与形態に関係なく悲しいことに会社には派閥もあるでしょう。
しかし、そこにお金も関わってくるとなると、一層ギスギスは増します。

なにより、「今は」固定給でよかったと思えることは、
数字を出すことに慣れないうちに、「深く思考できる」ということです。

つまり、うまくいかなくて一旦立ち止まって考えてみる時間をとって、
色んな人に相談したり教えを乞う時間をとっても給料はある ということです。

歩合割合が大きい会社であればあるほど、立ち止まったら死にます。

まぁしかし自分の数字に責任をもつ「疑似社長」になることは、
乱暴ながらも一番の近道かもしれません。

がむしゃらにまずはやってみることが、なによりの成長になる人もいるでしょう。

僕は「今の状況があっていたし、力をつけれる環境だ」と思います。

自分が本当になにを求めているかを、自分に聞いたほうがいいな。


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