やる気が出ない?

やる気という”麻薬”に頼っていることが間違いだと気づいた


 やる気スイッチが入った時のエネルギーってすごいですよね。家を隅から隅までピカピカにしたり、絵を描いたり何かを作ったり、すごくクリエイティブになれたりします。
 でも、そのスイッチが入る時ってすごく少なくて、私はそれ以外の時間を「やる気が出ない〜、やる気が出ない〜」と思いながらダラダラ日々を過ごしたり、スイッチが入るのを待ったりして、ダメ人間になっていました🌀
 それが最近、やる気を頼りにするということは、一時的に脳に発せられるホルモンに依存し、継続的ではない、つまりやる気を頼りにしていること自体が間違いだと気づき、私の生活が改善されてきたので、それについて書いてみたいと思います。

とにかく書き出す

 ベタなハックですが、タスクを書き出す効果は絶大です。
 書き出していないと、頭の中がパニックでどこから手をつけたらいいかわからない状態だったり、あれもやらなきゃ、これもやらなきゃと訳がわからないまま色々なことに気を取られたりしてしまします。そんな状態だと今やっていることにも集中できず、「2頭追うものは1頭も得ず」状態になってしまい、作業が進まないと尚更楽しくなくてやる気が出ません。
 書き出してみると思ったよりタスクが少なかったり、大変 / 複雑でない場合が多いです。

細かく書き出す

 タスクはできる限り小刻みに書くと、”とっかかり”やすくなります。
例えば
◻︎動画編集
の代わりに、
◻︎構成
◻︎効果音挿入
◻︎音楽挿入
◻︎日本語字幕
◻︎英語字幕
◻︎音量調整
◻︎サムネ作成
◻︎投稿文
のように書きます

分類する

 タスクが書き出せたら、「淡々系作業」と「クリエイティブ系作業」に分類しましょう。その二種類のタスクを交互に行ったり、クリエイティブ作業で行き詰まった時に淡々系作業をすることで、飽きることなく、集中力をキープすることが出来ます。

人生はルーティーンで構成されている。


 生活をルーティーン化すると、刺激がなく、つまらない人生を送っているような感じがして、私はルーティーンを作るのが嫌いでした。しかし最近ルーティーンによって得られるものに気づき、試してみたところ、実際はルーティーンによって得られるメリットが大きく、habitリスト無しではいられないほどになりました。

面倒臭いという感情がなくなる🧘

 休日に出かけるとき、ついついぼーっとしていて通勤時のルート(乗り換えを間違えるなど)に行ってしまった経験ってないですか?
 このように、毎日のルーティーンになっていると、やらなくていいことまで何も考えていなくても、機械的にやってしまったりします。
 つまり、ルーティーンになっていると、”よっこいしょ”っとはじめるエネルギーを使わず、また、”面倒臭い”ということを考える前に無心で取り組むことが出来ます。

集中力をブースト

上記のように、何かをやり出せればこっちのもんです!
そこからは今やっているタスクに丁寧に取り組むことによって、他の雑念を除外し、集中力をブーストすることが出来ます。私の場合は化粧に集中したり、お皿洗いで食器を一枚一枚ピカピカにするぞ!っというのが一番集中力をブーストしやすいので、1日の始まりにやったりします。

継続は力なり

 機械的にやるということは面倒くさくないので、継続することが出来ます。継続による効果ってすごいです。

時間を早回し

 自宅で同じような毎日を過ごしていたコロナパンデミックの2020年から2022頃ってなんだかスキップされたような気がしませんか?つまりルーティーンには「時間を早回し」する効果があるのだと思います。
 逆に言えば、旅行やイベントごとなど、普段と違うイレギュラーな状況が多ければ多いほど、たった1日のうちに起きた出来事だと思えない感覚になります。
 よって私は仕事中や、何かが待ち遠しい時間があれば、あらかじめ作っておいたルーティーンリストをひたすらこなして「時間を早回し」するようにしています😅

ライフハック


 5分のタスクでもやり出せない時には、自分をご褒美で釣るのも良い手かもしれません。例えば、「タスク1が出来たらお菓子を食べる」などです。
 私は、ゲームと睡眠のご褒美は結局戻ってこられなくなってしまうので、それ以外のご褒美を設定しています😅
 大体人間はやりだすと止まらない、もっとやりたくなる性質があるので、タスク1が終わっても「タスク2までやってからでもいいや」っとなることもしばしばです😁

ルーレット


 意外と作業の邪魔になる感情であるのが「どうしよう、明日までにあれもこれもやらなきゃ」というパニックです。実際はそんなことを考える余裕があるなら一つでもタスクに集中して進めるべきなのですが、人間というものはそうもいきません。
 そこで、私は携帯のルーレットアプリを使うようにしています。ルーレットに今日のタスクを全部入力して、あとは運に次のタスクを決めてもらいます。タスクが決まれば問答無用で取り掛かります。こうすることによって、悶々とする時間を節約し、タスクが終わるごとに達成感をブーストしてより他のタスクへのモチベーションを向上することができます。ゲーム性を持たせることによって、私がルーティンを好きでなかった理由「刺激がなくてつまらない」ということも解消することが出来ました。

タイマー


 これもよくある手ですが、タイマーを利用することによって、アラームが鳴るまではこれに集中する!っと自分に決めて、邪念を払ってタスクに取り組むことが出来ます。長すぎず、短すぎず、私は30分くらいのタイマーが一番効果的です。30分以内に終わるか終わらないかのタスクを詰め込むより、少し余裕を持たせて計画すると、出来た自分に嬉しくなり、その後のタスクのモチベーションも上がります。

上がるということは下がる

 以上の作戦でやる気をブースト出ればラッキーではありますが、やる気が上がると言うことはその後で下がると言うことも事実です。(その逆も然り!)その下がる時には比較対象があるため、もといたレベルに戻るだけなのによりネガティブな感覚に襲われます。

 その他にも俗に言う「サザエさん症候群」ですが、平日はなんとも思っていなかったのに、日曜の夜になると明日仕事や学校に行くのが憂鬱というのも、楽しかった週末から日常に戻るために起こる不満感です。特に日曜の夜は「あとはもうお風呂に入って歯を磨いて寝て明日仕事に行くだけか…🥺」という、寂しい感、つまらない感が襲います。

無心が大事


 そんな時こそ「徳を積もう」と思うようにしています笑(私は無宗教ですがw)ここでいう徳を積むとはルーティーンの一つ一つに集中して無心で時間を過ごすということです。こうすることで、例えばサザエさん症候群でいう日常に戻ることの憂鬱感を緩和し、また楽しい日々に戻ることができます✨


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