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あのたび -不確かなルート-

 夜、あまり寝付けず朝9時に起きて出発。朝もクエ(甘い洋館風菓子)を食べる。4個1RM、ジュース1RM。バスターミナルへ0.6RM。そこからシブ(SIBU)へ20RM。町中へ0.6RM。マレーシアは長距離バスターミナルが町の中心地から離れたところにあるので移動がめんどい。

 古い家が残る風景。宿はHoliday Hostel15RM(≒500円)。昼はナシゴレン2RM+コピ0.8RM。東マレーシアのサラワク州は教会があったりとキリスト教が多い印象。マレーシア自体はイスラム国家なので不思議。漢字の看板も多く中国系が多いのだろう。

 夜は屋台でシューマイ3個1RM。焼き飯+おかず1.8RM。ジュース1RM氷多し。きれいに整備された町という印象。もう一泊して、便秘気味なので乳飲料をボトルで買う。4RM。水1.5RM。

 旅行だと長距離の長時間移動が多くなるので便秘は悪くない。出発前の朝にしっかり大を出すことができればよい。男子ならば小はどこでもできるので心配ない。ただしマレーシアとシンガポールは立ちションが見つかると罰金なので注意必要。女子の旅はトイレ探しの不安との戦いで大変だ。

 朝クエ4個0.8RM。昼は包豚肉2RM。夜ナシチャンプル2RM具だくさん。中華系の影響が強いのか食事がいい。

 さらに翌朝、ちと寝坊してクエ8個1.8RM。シブからクチン(KUCHING)へは陸路もあるが道が悪いのか海路のほうが発達している。エアコン付きフェリーでクチンへ30RM。街中へミニバスで1RM。Kuchin Inn22RM。旅行会社などの看板が多くツーリストな街。が特に何か目玉の観光があるわけでもない。

 さて東から西進してきたらクチンはマレーシアの終点だ。ここから先のルートをずっと考えていた。するとインドネシアのポンティアナク(PONTIANAK)経由でシンガポールへの船があるとの不確かな情報があった。20年前の当時はスマホがなくネットも黎明期。何年か前の紙のガイドブックに書かれていることだけが頼りという状況だった。

クチンからシンガポールへ船で行けるのか?

 これまでずっとバスと船の陸路海路で旅してきた。飛行機には乗りたくない。例えだめでもまあ行けるところまで行ってみよう。これまでずっとそうして移動してきた。

 しかしこのKuching Innは蚊が多すぎて寝られずとっとと退散した。

マレーシアルート
後半は右

(つづく)


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