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【Brownies Works のなかの人インタビュー】代表・武内 俊介 編:後編

こんにちは、Brownies Works 採用チームです!

今回の「なかの人インタビュー」シリーズは、Brownies Works を運営する株式会社リベロ・コンサルティングの代表・武内へのインタビューの後編をお届けします。

前編のおさらい

前回の内容
・「業務設計士Ⓡ」のルーツは、幼い頃からの構造分解と設計思考にあった……!?
・代表として、Brownies Works 1 期目を振り返って感じたこと、そして、2 期目で実現したいこと

詳細は、こちらの記事をご覧ください。

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Brownies Works はどのようにして生まれたのか

武内さん: Brownies Works という事業は、立ち上げメンバーの土屋さんがいなかったら思いついてもいなかったと思います。

Brownies Works でディレクターとしてご活躍されいている土屋さんのインタビュー記事は、こちら↓をご覧ください。

採用チーム: そうなんですか!土屋さんの存在が大きかったというのは、具体的にどのようなことなのでしょう?


武内さん: 土屋さんが社員第一号として入社し一緒に働き始めて、彼女がバックオフィスの実務作業を黙々と、まるで「パズルをきれいに完成させる」ようにやっていくのを目の当たりにしたんです。

それを彼女は「キレイキレイする」と呼んでいるんですが、まさに整理されていないバックオフィスをキレイに整えていくという感じだったんですね。

「キレイキレイ」の元ネタは、あの商品 ↓ なんだそうです。

この「バックオフィスを整えていく」という実務スキルって実はすごく貴重なんだけれど、一方で、そのスキルを持った人材が「リモートで働きたい!」と思っても現在の求人市場では給与水準が低かったり、安定した働き方を選びにくい。こうした状況をどうにかできないかなと考え始めました。

土屋さんのような人材が「得意なことを活かしてお金を稼ぐ」ためにはどうすれば良いか。どんな枠組みやチームであれば力を発揮できて、顧客に対する付加価値が出せるだろうかと頭をひねり続けていたんですが、あるときふと、妖精が思い浮かんだんです。

仕事がしんどいときって、目の前の仕事の山を眺めて「あぁ、寝ている間に誰かが片付けておいてくれたらな」なんて思うじゃないですか。そこから着想を得て、妖精や小人が、自分が知らぬ間にきれいにバックオフィス業務を片付けてくれるというイメージがパッと浮かんだんですよね。

それまでコンサルティングを請け負うなかで、バックオフィスが整理できておらず手作業で何とかしている、整理できていないからタイムリーに経営数字が把握できないという課題を抱えた企業をたくさん見てきました。

そうした ①企業がバックオフィスに抱えている課題と、②土屋さんの持つ実務スキル、そして ③僕の業務設計コンサルティングの 3 つを掛け合わせれば価値あるサービスが作れる、と思ったんです。


採用チーム: なるほど。先日のインタビューで、土屋さんが Brownies Works で働き始めるまでのエピソードを伺いましたが、Brownies Works の誕生そのものにも影響を与えていたんですね。


武内さん: はい。もしも立ち上げのときに土屋さんがいなかったら Brownies Works という事業は構想できなかっただろうし、きっと今でも僕は一人で業務設計コンサルタントをやっていたと思います。

「妖精や小人がきれいにバックオフィスをお片付けする」という着想を得てから、すぐにネーミングやキャラクターデザインなど、ブランドとして命を吹き込む作業を始めました。

せっかく事業を立ち上げるなら、「バックオフィス改善サービス」みたいなありきたりなものではつまらないし、僕だったらきっと頼みたくない(笑)そのサービスの価値を体現するような名前やキャラクターを考えたいと思ったんです。

まずは名前を決めようと思い、「妖精」の外国語を調べて英語の「フェアリー(fairy)」やらイタリア語の「ファータ(fata)」やら、いろいろ見ていたんですが、どれもイマイチしっくり来なかった。

そんなときに、これもまた土屋さんが「スコットランドの昔話に登場する三角帽子の妖精が Brownie(ブラウニー)というらしい」という情報を見つけてくれて、話を聞いた瞬間に「コレだ!」と。

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妖精たち(Brownies)が働いている工房や作業場のイメージで「Works」を付け加えて、Brownies works という名前が決まりました。そして、信頼するデザイナーさんにデザインを固めてもらってでき上がったのが、今のロゴやキャラクターたちですね。

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採用チーム: この印象的な妖精さんたちはそんな風にして生まれたんですね!(赤い妖精さんが、どことなく武内さんに似てる気がすると思ったのは私だけかな……)

こうして命が吹き込まれ、動き始めた Brownies Works という事業。武内がこの事業に込めた想いをこちらの note ↓ に綴っています。ご興味ある方はぜひ、ご覧ください。

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5 年後、10 年後に実現したい世界

採用チーム: 武内さんが 5 年後、10 年後に実現したい世界について教えてください。


武内さん: 時代の潮流として「リモートワークなど、働き方の多様化が進んでいく」「既存の雇用制度や年功序列のシステムは大きく変わっていく」ということがあると思います。僕自身も何年も前からこの流れを感じていて、そうした時代でも通用する事業を創ろうという考えが根底にあります。

Brownies Works もフルリモートワークですし、僕の周りでは同じように仕事をしている人も少なくありません。でも社会全体から見たら、まだまだ少数派なんですよね。


採用チーム: 確かに……With コロナになり以前よりは増えていると感じますが、まだまだフルリモートやフルフレックスで働いている人は少ないですよね。


武内さん: 僕は「働き方の自由」を得ることが特別じゃなくなる世界を作りたいと思っているんです。

僕自身、子育てしながら仕事をしていると「時間と場所の自由によって解決する問題ってすごく大きいな」と身をもって実感します。でも、社会そのものを動かすには

・なぜ、社会全体が「同じ場所に集まって仕事をする」ことをよしとしているのか
・なぜ、人は顔を合わせて仕事をしたいと思うのか

……といった「問い」と「解」をもっと本質的に掘り下げていく必要があると思うんですよね。


採用チーム: たしかに「リモートワークのノウハウ」のような表面的な情報は増えていますが、チームメンバーが離れた場所にいて「非同期」で働くということに対する本質的な議論は、まだあまりされていないような気がします。


武内さん: そう。例えば「インターネット上でバーチャル・オフィスに出社して顔を合わせる」といったよう表面的な解ではなくて、もっと本質的な部分に向き合っていきたいんです。「こうすれば、メンバーが物理的に一つの場所に集まらなくても、チームとして有機的に働ける」という解を見つけ出したい。

なので、5 年後・10 年後にリモートワークにおけるチームワークや、働き方の自由度を上げていくことにおいてのトップ・プレイヤーに自分たちがなって、そこで確立した方法を、社会へと広げていくような事業をしたいと思っています。

たしかに数年前に比べると働き方の自由度は上がってきました。しかし働き手から見たときには、自由を得るためには不安定な働き方や賃金の低い仕事しか選べないということがまだまだ多く、正社員雇用と比べて大きなリスクを取らざるを得ないのが現状です。

この問題は僕ら世代の課題として、次の世代のためにも解決していかなければならないと思っているので、ここからは逃げないと決めています。

インターネットを通じて単発の仕事を請け負う「ギグ・エコノミー」が自由な働き方の代表かのように喧伝されていますが、そうした風潮に安易に乗るのではなく、別の場所で解決の糸口を探していきたい。

「リモートワーク」や「働き方の自由」というテーマには、今のチームのメンバーと一緒にいろいろな形で取り組んでいきたいと思っていますね。

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これから仲間になる人に向けて

採用チーム: 最後に、これから Brownies Works の仲間になる人に向けてどのような想いがあるのか、教えてください。


武内さん: つい先日「次世代バックオフィスになるために」という内容で note を書いたのですが、自由な働き方を実現するための力を付けたい、そのための一歩を踏み出したいという信念を持った人に、ぜひ仲間になって欲しいと思っています。

スキルや資格はあるに越したことはありません。しかし、それよりも大事なのは、旧態依然とした経理や、バックオフィスそのものの仕組みを変えたいという想いや、チームワークを持って働きたいというスタンスなのかなと思っています。

スタートアップ企業で活躍する人に共通していることとして、「なんとかする」ことから逃げない人って強いんですよね。「チームみんなで、なんとかする」ということに本気で向き合っていける人は、その人自身の成長もすごく早いと思うし、そういう人とともに Brownies Works もより大きく・より強く成長していけたらと思っています。


採用チーム: 今回はプライベートのお話から、Brownies Works の誕生秘話、目指す未来、そして、まだ見ぬ仲間へ向けての話と、さまざまな角度からのお話をお伺いできました。ありがとうございました!


武内さん: 僕も、こんな形で社内でインタビューしてもらえるのは、とても新鮮でした。ありがとうございました。

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一緒に働く仲間を募集中です!

Brownies Worksでは、これから一緒に Brownies Works をもり立ててくださる仲間を募集中です!

ご興味お持ちいただけた方はぜひこちらもご覧ください。


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