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水瓶座 5度(4.00~4.99)

「先祖の委員会」
A council of ancestors.

4度で社会性に依存しない独自の能力を開発すると、
徐々に孤立無援のような孤独感を深めていきます。

しかし5度になると目に見える場所や人以外の所から
(共時的な同じ時間を過ごす世界から)の
共感を得る事が出来るようになります。

これはちょっと長くなりますが
中沢新一さんの「アースダイバー神社篇」
から例をあげますと、

古事記でいう所の
オオクニヌシとスクナビコナの関係や
その後の三輪山にまつられる光の球との関係
に表れているものがそれにあたります。

簡単に「その関係」を説明しますと

まずオオクニヌシは海から来た
小さき神スクナビコナの助力を
借りて国土創成を行います。

しかし、
後にスクナビコナが他界。

その事に悲しみに暮れていた
オオクニヌシに対し再び海から現れた光
(後に三輪山にあがめられる光)が
「俺はお前だ。お前の荒魂・和魂・奇魂だ。」
という言葉と共に再びオオクニヌシ
を助けます。

このシーンを中沢新一さんはユング派の言葉を借りて
「スクナビコナと光の球は海という集合的無意識から来た
オオクニヌシ自身のシャドウである」
と言っています。

要は、
オオクニヌシは意識の外にある
宇宙的なつながり(例えば無意識)を
国土創成の時はスクナビコナとして。

その後の霊的な意味での国の創成の時は
光として意識の中で表現し、
それと二人三脚で事を成していくのです。

この度数の「祖先の委員会」とは
そういう関係のものを示しています。

孤立無援に感じたオオクニヌシを
オオクニヌシ自身の無意識からの
繋がりが助けるように、

この度数で水瓶座は明確に見えない
宇宙的なつながりの力を感じるのです。

誕生日なら1月24-25日
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