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私のいろんな考察

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私の考察をまとめた作品集です
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2023年10月の記事一覧

「思想は生煮えくらいで言葉に」

考えを言葉にするとき
それは生煮えの状態を

完璧だと思ってしまったものは
他人からの否定に弱い

ある程度の脆さを自覚しつつ
それを世界に発する時は怖い

しかしそれ故に粘りと
一人では想像も出来なかった変更も可能だ

そう思うのです

「習うとは」

物事を習うとは
習っているそのものを
吸収する為ではなく

そのものの「伝え方」を
習っているのではないか?

それゆえに他人から習う事が
どうしても出来ない人は
「伝え方」を理解するのが
難しいと思う

占星術でも音楽でも
ある程度理解が進むと
その後は勝手に深まっていく

それは結局
全て人が考える事だということ
石器時代から変わらない脳の構造
3000年前から変わらない身体の構造

人類学を学んでも物理を学んでも
恐らくダンスとかでも
「ああ そういうこと」と自然と気づく

中沢新一さんは「新石器時代から脳の構造は変わってない」と言う
養老孟司さんは「人間は3000年前から何も変わってない」と言う
吉本隆明さんは「知識は四世紀までに出し尽くしている」と言う
ああそりゃエジプトの象形文字を解読できるわけだわと、急に納得した。
今の私でも同じ事する。

「多様体な世界を多様体なまま捕え、リラックスするための解体」その2
中沢新一が言うには、吉本隆明はそれを実現していたらしい。それは何かしらの信仰心(例えば科学やカントなど特定の哲学、占星術なども含めて)を全て内部から解体し、自由になりつつ世界で生きるものらしい。とても気になる。

「多様体な世界を多様体として捕え、リラックスするための解体」
人は何かしらの思想を平面的なプレパラートのようにして世界を切断し、その占断面を通して世界を見ている。では、本来多様体な世界を、そのまま捕えリラックスすることは出来ないのかというと、そんなことはないらしい。その2へ

秋になると空気が変わる
だから半纏を着る

秋になると空気が変わる
だから20分お風呂に浸かる

秋になると空気が変わる
だから色を使いたくなる