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【2023年熱かったエンタメ】

今年はもう、私の趣味に刺さる作品が多すぎて最高でした。近年でいちばん映画館行った回数が多い年な気がしてる。

以下、私に刺さったものたち振り返り。

■1位 『グリッドマンユニバース』

1993 電光超人グリッドマン
2018 SSSS GRIDMAN
2021 SSSS DYNAZENON  
そして、
2023「一人じゃ無理でも、君となら。」 

win95が夜に出る数年前、デジタル世界を舞台に人間の作った支援メカと合体して怪獣と戦う巨大ヒーロー、この概念は当時小学生だった僕には難しながらも未来を感じてとても心に刺さっていた。数年後に始まる平成ウルトラシリーズの試金石としても、その存在は偉大だった。
同じように刺さってたクリエイターが割と結構いたらしく、2018年に突如アニメで復活。瑞々しいがすぎる青春表現と外連味のあるアクション、そして怪獣!メカ!合体!
2021年の続編でも更にパワーアップして魂を揺さぶられたが、その最終回での劇場版告知に痺れまくって公開を迎えたのが今年の3月。

…むちゃくちゃ良かった。
王道中の王道、見たいものが全部盛りで、想定の斜め上を2回以上超えていく。だって主役二人が共闘して強敵の撃破をバックに大見得切ってもまだ一時間残ってる。頭おかしい。

ストーリーとしてもド直球の創作賛歌。
虚構を信じることが弱者を救い。傷ついた魂も星のように輝く。
観るラーメン次郎。ありがTRIGGER!!

劇場で普通に二回見て、三回目は応援上映で主題歌熱唱して、
四回目は4DXで円谷の株とミニプラ買って今月もアマプラで配信見てる。   

この世界がずっと続いてほしい。

■2位 『ゴジラ−1.0』

「生きて、抗え。」

すごいものをみた。と思った。
容赦ない描写多いけど、娯楽映画オブ娯楽映画。
シン・ゴジラとはまた別ベクトルの聖典になりそう(どっちも好き)

好きなシーンは雪風進撃と同時に流れるGodzilla:suiteⅡ
あそこだけで酒飲める。田中美央さんむちゃくちゃ昭和。

■3位 『世にも奇妙な物語「走馬灯のセトリは考えておいて」 原作:柴田勝家』

推し作家、実写化。

民俗学×SFで上品なトンチキな小説を書く戦国武将(メイド喫茶評論家)の、バーチャルアイドルの終活ライブを描く丁寧な作品。
映像化されたらむちゃくちゃSFしてた。https://www.fujitv.co.jp/fujitv/news/20231177.html

他の作品も続かないかな…。


【次点】

■鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎
日本的思想の暗部をきれいに(汚く)切り抜いた作品と捉えると、ほんとゴジラ−1.0と相補関係にある作品なんだなあと。 
絶対に地上波では流せないけど語り継がれるべき作品。

■機動戦士ガンダム 水星の魔女
リアタイで考察動画見ながらプラモ組むのいい。好きな機体はガンダムファラクトです。チンガードはずすとイケメンなのが好き。
身体拡張の延長としてのモビルスーツ、希望であり呪いであるって概念が素晴らしい。科学技術そのものであり、乗り越えて受け入れていくものでもある。

■ウルトラマンブレーザー
土曜朝から観るには重厚すぎる映像とストーリー。それでもしっかり説話的で相変わらず円谷プロは打点が高すぎる。
主人公が防衛隊の隊長、むちゃくちゃ仕事できるオトナなので見ててストレスがないのが最高にいい。理想の主人公像かも。

ーーー ほか みたもの ーーーーー

【劇場公開作品】
■シン・仮面ライダー
なんか苦手かも シンウル=シンエヴァ>シンゴジ≫シン仮面ライダーの順ですき。

■トランスフォーマー ビースト覚醒
声優無法地帯時代を思い出してワクワクして見に行った。予告詐欺だったけどあのときのコンボイもそんな感じだった。

■スパイダーマン アクロス・ザ・スパイダーバース
映像美すげー!吹き替えたのしー!!って見てたら話の方向がすごいことに。メタ的な運命論に立ち向かう構図がシステマチック。

■ザ・クリエイター
さすがギャレス・エドワーズ。ビジュアル良すぎるけど思想性加減しろ馬鹿! メカ版その時歴史が動いた。悪趣味な人類史のコラージュがいい。

■君たちはどう生きるか
やっぱジブリはちょっと苦手。後継者できなかった後悔に見えてしまった。
え、あれ菅田将暉なの???

■エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス
なんだかよくわかりません!!暴れるミシェル・ヨーは美しい。

■リバー、流れないでよ
脚本賞あげるとしたらこの作品、天才の所業。
舞台で見たい(必要暗転数カウントしたけど諦めた)

■首
大予算戦国コント(血は出る)で徹底的に戦争と権威を馬鹿にするスタイル大好き。北野作品の批評性ってこのあたりが芯なのかなあ。

【NTL】
■ハムレット   ベネディクト・カンバーバッチやばいね
■ライフオブパイ  舞台装置どうなってんの
■フランケンシュタイン  ベネ×白痴系の演技になんかノレなかっ

【アニメ】
■ぼっち・ざ・ろっく
2022年末だけど音楽がぶっ刺さった アジカン好きにはたまらん。2006年ぐらいの味がする。
■呪術廻戦
演出見てる〜!って感じがする、いろんな意味で人がよく死ぬのが良くない。

■推しの子  
重い!!!!!!  女王蜂のEDがよい
■葬送のフリーレン
これってビジュアルのいい魔法陣グルグル的なやつなのでは?好き。
■天国大魔境
面白いけど完結したら判断かなあ

■GAMERA -Rebirth-
むっちゃよかった。怪獣×ひと夏の冒険  あと昭和怪獣リデザインがイカれてる。バルゴン…。
■悪魔くん 
センス良すぎ趣味悪すぎ。水木しげる再評価の波が俺の中で来てる(聖地巡礼済み)
■蒼穹のファフナー THE BEYOND
やっと完結で感慨深い。幸せになってくれ。
■PLUTO
忠実にやり切る、っていう魅力もあるんだなあと思いました。

【ゲーム】
■ARMORED CORE VI FIRES OF RUBICON
デザインとかストーリーが昔からぶっ刺さり ずっとサントラ聞いてる。ただしフロムゲーはたぶん無理なので、配信観るの専門だけど世界観大好き。

以上です。
こと特撮については特異点みたいな年だったなぁ…。
2024年もいい作品にめぐりあえたらいいな。



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