【無我霧中-16】毛布ともふもふ
寝坊した。
7:30に起きた。
いつもは、6:30に起きるのに。
5:00にトイレで起きた。
そのまま起きるか、もう一度寝るか迷った。
なぜなら、なんか今日は眠かったから。
いつもは無理やりにでもそのまま起きている。
なぜなら、二度寝は脳に悪いから。
12時前後に仮眠をとる方が脳には良いのだ。
でも、毛布にくるまって、
もふもふしていたら、
あまりの気持ちのよさに、
息絶えた。
あの幸福感は久しぶりだった。
起きて、やっちまったと思ったけど、
何事にも代えがたいあの幸福感を得られたのであれば、
納得せざるを得ない。
さて、寝坊したところで今日朝から予定があったわけではない。
いつものモーニングルーティンを
遅れた分、合わせてズラせば良いだけ。
なんだけれども、慣れて習慣と言うのは怖い物で、
やっている内容、やっている時間の長さが同じであっても、
何時にやっているかでなんとなく気持ちの悪さを感じる。
2年前まで早起きなんてできなかったし、
7:30ですらしんどかったのに、
こんなに朝方になるとは思っていなかった。
完全に夜型のタイプだと思い込んでいた。
予定に寝坊した時は、なんで俺が向かわないといけないのだろうと思っていた。
お前が来いと。
待ち合わせが、渋谷ならば渋谷がこっちに来いと。
そんなことを何度思っただろうか。
単純に生活が乱れ過ぎていただけだった。
ここまで読んでいただいた物好きな方に1つ申し上げておく。
今書いたように習慣化すると変えるのは難しい。
少しのずれでさえ気持ち悪く感じる。
なぜなら、人間は安定を求めるから。
だからこそ、変えたいけど、変えられないと思ったことこそ、
変えるべきことだと思う。
毎週土日を14時まで寝ていた人間がここまで変われた上での話です。
当たり前は、どんどんぶち壊していくと、
全く違いが世界が見えてくるし、
何より楽しいです。
とりあえず、毛布ともふもふするのは、
危険と言うことを学んだ金曜日でした。
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