ミーン・ガールズ
こんばんは。
今日は私のお気に入りの映画、「ミーン・ガールズ」を紹介します。
作品について
私が今回紹介するのは2004年のオリジナルバージョンです。
今年、リメイクがアメリカで公開され、話題となっていました。
日本では、知る人ぞ知るような映画かもしれませんが、アメリカでは大ヒットして、ブロードウェイ版まで作られたカルト的人気を誇る作品です。
アリアナ・グランデのmvでシーンがオマージュされていたり、他にもアイドルが、作中に登場するクリスマスのパフォーマンスを再現したりしています。
あらすじ
アフリカで育ち、自宅学習をしていた主人公ケイディが、アメリカの高校に入ります。
この高校には「プラスチックス」という、言わば「1軍女子」の頂点のような3人組がおり、ケイディはひょんなことからプラスチックスのリーダー、レジーナに気に入られます。
しかしレジーナはケイディが恋しているアーロンという男子の元カノで、レジーナはケイディの気持ちを知りながらアーロンとヨリを戻します。
それからケイディは、友達になった校内カースト下位のジャニス、ダミアンと共謀し、ケイディはプラスチックスに入り、レジーナを破滅させようとする、、、というのが大まかなあらすじです。
豪華なキャスト
この映画は今になって観ると、大物が多く出演しています。
ケイディ役リンジー・ローハンは2000年代ティーンに大人気の女優で、今でも映画に出演しています。
レジーナ役のレイチェル・マクアダムスは今となっては数多くの有名映画に出演する大物女優、そして「マンマ・ミーア」などで有名なアマンダ・サイフリッドはカレン役として出演しており、今作が彼女のデビュー作でもあります。
見どころ
個人的に面白いと思ったのは、かわいい主人公が意地悪な一軍女子たちに嫌われて、いじめられるという話ではなく、逆に彼女たちの仲間になる、ということです。
このお話はラブストーリーではなく、ケイディの自分探しの話ではないかなと思いました。そして女子たちの策略や駆け引きなど「あるある」も出てきます。
好きな人と話すために、本当は得意な数学が苦手なフリをして、その人に教えてもらったり、本人がいない時に友達グループのその人の話をして「ここだけの秘密ね」「彼女には言わないわ」、、、
最初はレジーナを破滅させるためにプラスチックスの「フリ」をしているだけのはずだったのに、いつの間にか「本物の」プラスチックスになってしまっているのです。もはやレジーナよりも性格が悪くなってしまっている、、、
年齢を重ねるにつれ、受ける印象も変わる映画なのではないかなと思います。私の初視聴は中学生のとき。普通に「面白かった!」という感想でした。しかし高校生になって観ると、何か面白い以外に感じるものがありました。
この作品は本が原作で、タイトルは「女の子って、どうして傷つけあうの?」
これこそがテーマなのではと思います。
ですが、教育的な作風では決してなく、ザ!y2kファッション、スラング、ネタ要素などてんこ盛りの楽しい作品です。
気まずさレベル
親と観るのは、うーんといった所です。視覚的に気まずいシーンはあまりありませんが、セリフがちょっと怪しいところもあるので、一人、もしくは友達と観るのが安全かもしれません。
どこで観れる?
○U-NEXT
○hulu
○wowow
※2024年3月現在
⭐︎お読みいただきありがとうございました⭐︎
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