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【受験勉強】応用問題が解けない理由
こんにちは、春なのに雪が降っていますね笑(2022/03/22)
今日は基礎問題は解けるのに、応用問題になるとさっぱり解けない人向けの記事です。
応用問題と基礎問題の違い
応用問題は基礎問題をベースとして作成されています。そのため、基礎的な問題が解けない人はもちろん応用問題を解くことはできません。
では逆に、基礎的な問題が完璧にデキる人は応用問題も完璧に解くことができるのでしょうか。答えはNOです。なぜならば、応用問題には基礎問題では学ぶことができない特殊な解法があるからです。
数学・物理・化学の場合
これらの科目の場合、基礎的な問題では会得できない特殊な解法が存在します。数学の判別式を例としてあげると、数学の判別式は基本的には解の判別や実数解の個数の判定などに使用しますが、ときには整数分野でも用いられたりします。化学や物理でも教科書には載っていないような特殊な問題が出たり、特殊な解法・考え方を用いていたりします。
英語の場合
英語の場合、いくら英単語を勉強していたとしても、文法がわからなければ意味がないし、文法がわかっていても文と文のつながりがわからなければ意味がない。文章を完璧に読解することと、問題に正解することは別。たしかに正確に文章を読解できれば、その分正解へたどり着きやすくなります。しかし文章を読むスピード、問題の意図を読み取る力など模試や入試問題を解く上でのみ必要になる力があります。
もちろんこういった力を身につけるためにも基礎的な問題は大切です。しかしそれだけでは不十分です。応用問題を解くために必要な力は基礎問題のみでは身につきません。では、どのようにして身につければよいのか…
応用問題の解き方
まずは基礎を完璧にすること。基礎がなければ応用問題を解くことは不可能です。基礎ができあがったら次に応用問題を解いてみてください。解き終わったら正解・不正解に関わらず、その問題について深く考えてください。
今まで習ったどのような知識を用いているのか考えてみてください。自分が気づいていなかったことがわかるかもしれません。
どうしてその解き方で問題を解いているのかについて考えれば、自分の解法との違いやその問題を解く上でキーとなるものがわかるかもしれません。
その問題の間違えやすそうなポイントについて考えれば、次に似た問題に出会ったとき間違える可能性が少なくなります。
これらについて考えることで、その問題を解く上で必要な知識を会得することができます。とにかく深く考える。時間はかかりますが、応用問題一つ解けるようになるだけで偏差値は大きく変わります。基礎的なものを学び、応用的なものを解く上で必要なものを学ぶ。そうすることではじめて応用問題が解けるようになります。
まずは基礎ができているかどうかの確認をしてください。わからないことは分かる人に聞いてみましょう。ゆっくりでいいので一歩ずつ完璧にしましょう!
【おまけ】頭のいい人がどのようにして問題を解いているのか。その人はどのように勉強しているのか。洗いざらいすべて聞き出しましょう。あなたの友達は受験の敵であり、味方です。あなたにあった勉強法が見つかるかもしれません。
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