見出し画像

恋愛のあれこれ

「先輩へ」ってnote見返してて、
なんだこれ、まるで私はこの人のこと好きなのにそれに気づかないふりしようとしてるみたいじゃん…
と思ったけど、全くそんなことはないです。

私は結構note書いても下書き行きが多く、
そういえば最近恋愛のことってあんまり公開してなかったなと思い、たまには書くことにしました。

とは言ったけど、特に特別なことは何も起きてない。

私このままもう誰のことも好きになれないんだろうかとかたまに本気で思う瞬間があって、
でもすぐに「何をそんなドラマに影響されたみたいな…」と我に返って冷める。

「運命の人は二人いて、恋を教えてくれる人と愛を教えてくれる人」なんて聞くけど、
たぶんどちらでもない運命の人はもう出会ってしまった気がする。

友達に久しぶりに会って、近況を報告し合った。
友達は会社の上司と不倫していた。
特に私は止めなかったし、もう一人の子も止めなかった。
奥さんというよりはお子さんが可哀想だと思うし、
倫理観以前に民法で禁止されてるんだから当然駄目だということはわかっている。
できればその子も傷付いて欲しくない。
バレたらほんとに裁判沙汰で慰謝料請求とかそういう次元になってきちゃう話だし。
だけどまぁ、これが大人になるっていうことなのか、
本気で怒って突っかかるみたいなことは全くない。
その子の人生だから。
いつでも味方になるよ。
良くない友達なのかなあ私たち。

ところで不倫の話題は続き、
私が最近推していたアーティストの不倫画像が何故かネットに流出した。
今はまだあまり騒がれてないけど、ゆくゆくは炎上するのかな。
がっつり裸で二人で自撮りしてる写真。
結構ショックだった。
それからあんまりその人の曲は聴かなくなった。
私の友達と何が違うの、って話なんだけどね。

オンライン飲み会が煮詰まってくると、とある先輩がいつも
「俺の地元の友達、昔は全く女にモテなくて童貞だったのに、今はマッチングアプリで女食いまくっててさあショックだよ」と嘆き始める。
この歳で変わらない方がおかしいから、そんなもんなんじゃないかとも思う。
だけど、その友達が遠くに行ってしまった感じがして寂しく思う気持ちもわかる。

「先輩へ」の先輩と二人で飲んでる時、
「まぁお互いこのくらいの歳になれば、忘れられない人の一人や二人くらいいるよなあ」と言われた。
ちなみにこの先輩の忘れられない人っていうのは、不倫してる友達を私と同じく止めなかった子。
なんだかねえ、複雑ねあなたたちも。

私もできてしまったな、忘れられない人。
この気持ちをどうしていくのか、検討もつかない。

まぁそれが誰なのかおそらくご存知だと思うのであえて濁してるけど、 
「音楽送り合える友達欲しかったから嬉しい」と言われた。
なんだ私どうでもいい存在じゃなくてちゃんと友達だったんだ、という嬉しさと、
そっか私は友達以上にはなれないんだ、という悲しさで気持ちがごちゃごちゃになった。

新しい友達ができるとは楽しい。
日常には些細な刺激を積み重ねたいと思う。
だけだその度、「あーあ、田口だったらなあ」って思う。
田口ならわかってくれるのに、
田口なら笑ってくれるのに、
田口ならきゅうり残しても許してくれるのに。

私が恋愛のことを書くと結局こうなるから下書き行きになってしまう。

毎日連絡を取れないと寂しいとか、そういう次元は乗り越えた。
3ヶ月会ってなくても平気になった。
だけど朝起きてまず考えるのは田口のことで、夜になるとたまらなく会いたくなる、そんな日もある。

大きなあくびが出る。
その瞬間に思い浮かべるのも田口。
田口が口ずさんでいた歌をたまに聴いて、なんだかセンチメンタルになってしまう。

こんな夜はあの曲を聴くのが良い。
https://youtu.be/QYHxGBH6o4M

私が暗いのを怖がるから田口が少しだけ電気をつけてくれて、オレンジ色の薄暗い部屋の下、隣で田口がもう寝かかってる時に、この曲が部屋の有線で流れていた。
私はそれを聴きながら、彼のおでこを愛おしく思った。

だめだ意識が朦朧としてくる。
だから急いで彼の香水を身にまとう。
そうすれば、何度だってあの夜を思い出せるから。

SIRUPのLOOPを聴いている。
こんな恋愛がしてみたい。
なんてことない日常の中で彼が私のことを思って些細な幸せを感じてくれるような、そんな恋愛。

まるで私には似合わない。
アニエスベーを着なきゃ、GUでお手軽に大衆ウケするファッションをしなきゃ。

マーチンなんて履いてちゃだめ、
ウルフカットなんてしてちゃだめ。
もうホラーゲームもスケボーもバンドも、男とこと関わる趣味はやめるの。

そんなことして、彼氏からの連絡は二日置きで、土日はデートして、
これ何が楽しいんだ?共存したけど

ありのままの私で趣味が合って、毎日連絡くれる田口と、土日は一人で趣味の時間を楽しみたい私。

じゃあ彼氏といる時の私って偽物で、そんな恋愛に何の価値があるんだ。

だからこうなってしまうから、今は誰とも付き合わないのが本当は正しいんだろうね。

睡眠薬が効いてきた頃に食べる甘いものは格別。
脳内がふにゃふにゃに蕩けきってるのがわかる。
そう、まるで田口と過ごす時間みたいに。

嫌なことを忘れたいんじゃない。
ただ、共存したたいの。
田口とも、彼氏とも、友達とも。
そうやってまた人を愛せるようになっていく。

もう頭回んないからここまで。

#エッセイ  #友達 #不倫 #恋愛 #忘れられない人

この記事が参加している募集

眠れない夜に

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?