壊れたマリオネット_マリコ

毒親育ち。複雑性PTSD疑い。存在否定あり。自己無力感あり。 30年間、両親のマリオ…

壊れたマリオネット_マリコ

毒親育ち。複雑性PTSD疑い。存在否定あり。自己無力感あり。 30年間、両親のマリオネットとして生きてきました。 そんな私が、幸せになるまでの軌跡を綴ります。

最近の記事

子どもの感情の行場

心を殺すような暴言の後に、よくかけられてきた言葉があります。 本心ではそんなこと思ってないわよ。 本当はそんなに悪い人じゃないのよ? たまにひどい言葉がでてしまうだけなのよ。 これらを聞くとき、それは大概、私が自分の気持ちを打ち明けているときでした。 悲しい。辛い。ひどい。腹が立つ。 私の感情は行き場をなくしていきました。 本心ではそんなことを思っていない― この言葉は、果たして心を傷つけることへの、免罪符と成り得るのでしょうか? あなたは、どう思いますか…? 私

    • 必要とされる、快感

      ここ数日、梅雨入りしたこともあってか、正直調子が悪い。なぜだかずっとさみしくて、悲しくて、苦しくて、胸に穴が空いたような、空っぽな気持ち…。 なぜだろうと考えて、ここ数日身の回りで起こったことを照らし合わせて、分かったこと。 私は誰かに必要とされたい。 必要とされないと苦しくて生きていけない。 分かりやすく必要とされたい。 誰かに存在を肯定されたい。 あなたがいないと生きていけない、って思ってほしい。 必要とされるというのは、とても甘美だ。 甘ったるくて、ずっとそこに留

      • 病めるマリオネットの学生生活

        好きな色が分からなくなったのは、いつだろう。 欲しいものを聞かれて、答えられなくなったのは、いつからだろう。 周りに求められている答えしか用意しなくなったのはいつだろう。 2つ目の記事のとおり小学校低学年の頃には、人知れず壊れ始めていた私は、その後もどんどん崩壊していった。 家庭で求められる姿を演じ続けたためか、どんどん本当の自分がわからなくなった。 友達に、 『なにいろがすき?』と聞かれても、何も浮かばなかった。 困った私は、当時の友だちが好きだといったから、同じ

        • 呪いのことばとマリオネット

          『しっかりしてるね』 『頼りになるね』 『大きいんだから』 『もう◯歳なんだから』 この言葉を見つめるだけで、いまだに胸が苦しくなるのは、私の中にまだまだ消化しきれない思いがあるからだろう…。 一見、褒めているように感じられるものもあるかもしれない、これらの言葉。 こういった言葉で、私は子どもらしい欲求を殺してきた。 上の子なんだから、我慢しなくてはいけない わがままをいってはいけない 困らせてはいけない 抱っこしてほしくても、諦めなくてはいけない 下の子のほうが可愛

          痛みに気づかなかった日々

          自分の痛みに気づいたのは一体いつだったんだろう。 心の奥深くで何となく気づいていても、それを見て見ぬふりすることで、必死に生きていたのかもしれない…。 思い出しながら連連と綴ります。 自分が要らない子どもであると、そう感じたのが小学校に入った頃。 何がきっかけだったのかは覚えていない。 今思うと、言葉、状況の積み重ねの結果だったのだと思う。 私の命が消えれば、両親は泣いてくれるだろうか…? 大切な子だったのにと惜しんでくれるだろうか…? 自分たちの行いを悔いてくれるだ

          痛みに気づかなかった日々

          私は壊れたマリオネット

          はじめまして。 壊れたマリオネット、マリコです。 機能不全家庭に育ち、まるでマリオネットのように操られ続け、自分の意志や気持ちを見失い、気づけばボロボロになっていた私の経験を綴ります。 こちらでは、操り糸を断ち切り、自分の人生と心を取り戻すまでの過程を綴っていきたいと思います。 なんとなく生きづらい方、息が苦しく感じる方、毎日しんどいなあと感じる方、とゆるく繋がっていけたら嬉しいです。 優しい気持ちあふれる場にしていきたいです。 自分の経験を主に載せることになるかと思

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