子どもの感情の行場

心を殺すような暴言の後に、よくかけられてきた言葉があります。

本心ではそんなこと思ってないわよ。
本当はそんなに悪い人じゃないのよ?
たまにひどい言葉がでてしまうだけなのよ。

これらを聞くとき、それは大概、私が自分の気持ちを打ち明けているときでした。


悲しい。辛い。ひどい。腹が立つ。
私の感情は行き場をなくしていきました。


本心ではそんなことを思っていない―
この言葉は、果たして心を傷つけることへの、免罪符と成り得るのでしょうか?

あなたは、どう思いますか…?



私が思うに、
この声掛けの裏にあるのは















『だから、許してくれるでしょう?』です。
そして、心を殺す言動は繰り返されるのです。
勿論、加害者側は反省すらしません。
反省の必要すら、感じていないのではないでしょうか。
すべてを子どもに押し付けているのですから。


私たちは一体、何度許せばいいのでしょう?
何度も何度も、数え切れないほど、許してきました。
傷だらけになりながらも、受け入れようとしてきました。


もしも、かつての私と同じような状況にいる方がいるならば、こう伝えたいです。
許す必要なんてないんです。
自分の気持ちを大切にしてくださいね。



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