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お詫びと言い訳

昨日のオレのブログに関して、もし読まれて不快な思いを抱かれた方がいたとしたなら、そこは素直に謝ります。

ごめんなさい。

言葉が断定的であまりに乱暴でした。ただ、オレの下品で尖った物言いや軽率な言動はおそらく今後もいくら自分で意識しても直る見込みはあまりない気もするので、今後も不快に思われた際は、何も気遣いも配慮もいりませんから、その際は遠慮なくここにアクセスされることを自発的に避けていただければ幸いです。

と、まず初めに謝らせていただきましたが、おそらく大半の方にはちんぷんかんぷんだと思われるので、ここからは、その件に関して解説しつつ今日のブログを書き進めたいと思います。

まず、その不適切と思われる昨日のブログの箇所は以下の部分です。

「まあ、日本にもまだたまにいるよな、恥ずかしげもなく字幕読むの面倒くさいとか言うおバカさんが。」

この表現に対して「バカはよろしくないんじゃね? 昔のお前ならそんな書き方しないだろ?」という、オレの卒中後遺症としての高次脳機能障害への心配も含めた趣旨の懸念と意見を友人からもらったのです。

以下は、その解説という名の言い訳です。

基本的に、創作物は各々が好きなスタイルで楽しめばいいし、そのスタイルに正解も間違いも、こっちの方が意識が高いやら低いという優劣もありません。

昨日の主題である映画も、吹替派、字幕派、それぞれ自分の好みのスタイルでお好きに楽しめばいいと思います。

ただね。ときどきいるでしょ?

人が静かに本を読んでる時にわざわざそばに来てまで「何をそんな厚い本を読んでるの? 小説? 宿題でもないのに、なんでそんな小さな文字をずっとよく読めるなあ。考えられない。よっぽどヒマなの?」などと中身や作家には興味も知識もないくせに、何か一言言わずにはおられない、その言葉でただマウントを取ってその場の空気を支配したいだけの余計なお世話魔神のジジババ、オジオバが…。

あ、実際にはそういう輩は全国津々浦々、老若男女問わずいますので、この書き方はよろしくないですね。

全国のオジオバ、ジジババさん、十把一絡げにしてごめんなさい。

話を戻すと、オレはそういう自覚すらなく「反知性主義」を隠さないこの手のバカが昔から大嫌い。何度も重ねて言うけど、もし一網打尽にそいつらをドームで殺処分できる方法があるなら一瞬の躊躇もなく実行したいくらい脳内では憎み倒しています。

翻ってオレの書いた「字幕読むの面倒くさいと言うおバカさん」は、単にその小説の例の延長で、映画を見る際に吹替版を愛好する人全体を指したものでは決してなく、あくまで五体満足で肉体的な問題もないくせに「映画を見るのに字なんて読みたくない」などという、怠惰なのかバカなのか、平気な顔して極端なことを言う一部の字幕拒否派をピンポイントで指したものです。

オレだって、料理とかの家事でながら観をする際は字幕ではなく吹替で観るし、日本の声優さんのお仕事のクオリティは世界に誇れるものだと思っているし、尊敬こそしても、決して見下したりはしていません。今どき小さなモニターで字幕を読むのも年齢的にしんどいし、すべては視聴環境にもよるじゃない?

そんなことを吹っ飛ばしてまでオレもさすがに吹替愛好派全体をバカとは思わないし、決めつけて言いませんよ。

ただね。シネフィルあるあるかもしれないけれど、好きな映画作品って、まず字幕で見て、次に吹替で見て、その際は字幕で間引きされたセリフやニュアンスを確認して、さらにもう一度字幕で観直したりしますよね? まさか、オレだけ? 

あと、シリーズ物だったら、決め台詞の言い方とかその部分だけ何度もサーチして確認しない? 吹替にしても字幕にしても何度も何度さ。

ショーン・コネリーの台詞回しから始めて、ジョージ・レーゼンビー、ロジャー・ムーア、ピアース・ブロスナン、ダニエル・クレイグ。それぞれの初登場時の自己紹介の話し方とかさ。さらに吹替と本人の声質との比較とかもしたりしてさ。

そんなキチガイ寄りのオレにとって「字幕拒否派」は、それこそ反知性主義者の代名詞に等しいわけで。全身全霊かけての罵詈雑言の対象に他なりません。

まあ、何にしても、こんな言い訳を連連しても、オレの本意が、赤の他人はともかく友人にすら伝わらないのは、偏にオレの文才の無さゆえであることは間違いのない事実。

乱暴な断定的決めつけをためらわず書くのが、卒中後遺症の高次脳機能障害が原因なのかどうかは別にしてもね。

それと同時に今回の件で考えられることは、もう一つあります。

オレはすでに1年半以上ほぼ毎日ここでこうしてブログを書き散らかしているわけで、今さら前述のようなエクスキューズなどしなくても、オレのブログを読む人はオレがこの物言いを書きつけても吹替愛好者を一方的に侮蔑していないことはわかるはずという前提に甘えて安易に書き飛ばしていたということ。

ハッキリ言って皆さんに甘えていました。ごめんなさい。

でもさ、これまでオレがダーティワードと4文字言葉満載の血みどろバイオレンス寄りの映画ばかり好んで観てるのもバレてるしさ。そんなオレに、あまり軽々しくバカとか言わない方がいいよとか言われてもねえ…。それこそジェイソンに人を殺すなみたいなこと改めて言う? 的なレベル。正直「てめえ、バカヤロー! どこの田舎者だ? おととい来やがれ!」って思ったまま言うのを封じられたら、困るんですけど、せめて気持ちの上だけでも何とかしますか。

くだらねえ世迷い言はさておき、この2つの厳然たる事実を踏まえて、さすがにオレの拙い文才の方は一朝一夕ではどうにもならんものではありますので、今後の精進を気長に見守っていただきたいとしか言えませんが、乱暴な表現に関しては、これからはより留意して慎重に対応してまいりますので、このたびは何卒ご容赦いただけたら幸いに存じます。

それでは明日も、
イピカイエ。アスタ・ラ・ビスタ ベイビー! で。

https://www.newsweekjapan.jp/stories/woman/2020/07/post-414.php


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