見出し画像

中古リスクについての私見

昨日に引き続き、築深の中古マンション購入のリアルについて。

築半世紀ともなれば、電波通信インフラだけでなく、上下水道のいわゆる水まわり環境もそもそもがそれだけの昭和のレトロな設計だし、配管の経年劣化も当然しています。

譲渡前にザッと水を流したりといった通り一遍の現況確認はするけれど、実際に暮らしてみないとわからないことも多々あります。

今週になって初めて入浴介助をしてもらったのですか、ちょっと浴室の排水があまりよろしくない。

現況確認で実際にシャワーするくらい水を流し続けることもできないしね。

そこで、管理組合の理事長さんに相談したところ、即日業者の方を呼んでいただけた。その際に前居住者は髪の長い女性留学生だった話もうかがい、理事長さんの経験からしておそらく彼女の毛髪が固まり、水はけが悪いのだろうとの予測。

業者さんも配管が古い設計だから、安易に高圧洗浄すると配管が破損する恐れがあるから、まずは理事長さんの予測する毛髪対応をしてみようと作業開始。

すると、ものの5分もかからず詰まりは抜けた感じ。

数日後、再度シャワー介助してもらいましたが、排水は全然問題なし。

作業費も無茶な請求はしないからと笑顔で理事長さんのご紹介もあるのでとかなりお勉強していただける模様。

まあ、自分の引っ越し費用の脳内予算見積もりを今のところ超過する気配はないので、生活インフラ整備も確実に前進はしているのかと。

まあ、古いから安い。安いから悪いは、ある程度は覚悟しておりましたので、中古物件を購入するからには、やはり事前にある程度のインフラ再整備の想定は不可欠ですね…という話でした。

https://www.cigr.co.jp/media/buy/44


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?