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【時刻表】自分の旅行記に想うこと【2万キロ】

ども、ゆさっちです。
今回は旅行記ではなく、旅の合間の雑感的なお話です。

このnoteをフォローしていただいているみこちゃんから『ゆさっち版時刻表2万キロ』をめざせとのメッセージをいただきました。
『時刻表2万キロ』とは鉄道紀行文の大家、宮脇俊三先生の残した名作です。
野球少年が「イチローをめざせ」と言われたようなもので、とてもうれしく、励みになります。

もちろん宮脇先生とゆさっちでは筆力の差はアンドロメダ大星雲とスッポンの差くらいあります。
でも、ゆさっちは中学生の時の本書との出会いが、現在でも鉄旅の世界観に大きく影響しています。
それは鉄旅の素晴らしさ、楽しさとローカル線の持つペーソス。

ローカル線はのどかで、都会の列車の様に殺伐としてなくて、車窓の素晴らしい景色を見ながら、列車の揺れに身を任せていると魂が浄化されるのを感じます。
でも、それは大抵、ローカル線の持つ非合理さ・不採算性ゆえの産物であって、世間的には「いらない子」になりがちなんですよね。
ゆさっちもこれまで多くのローカル線、鉄道情景とお別れしてきました。
宮脇先生が本書で取り上げた路線もその後まもなくほとんどが廃止されています。
先生がどの様な気持ちで本書を上梓されたのか、思いを馳せるときがあります。
ゆさっちは鉄旅が楽しく素晴らしいものであると知って欲しい、でもそれが「絶滅危惧種」であることもほんの少しだけ知ってほしいと思います。

ゆさっちの旅行記は、鉄道に詳しくない方にも単純に楽しんでいただけることを心がけています。
でも、今申し上げたペーソスと皆さんがTVの「マツ子の知らない世界」を見るときのようなマニアックな禁断の世界に対する怖いもの見たさに似た感情。
こういったものをおなかを壊さない程度に、隠し味として入れていこうと思ってます。

このレシピが『ゆさっち版時刻表2万キロ』を目指すのに最適解かどうかは全く判りません(笑)
でも、しばらくこんな形で取り組んでいくと思います。
より楽しいものにしていくためのご提言がありましたら、是非お寄せください。
どうか長い目で見てやってくださいね。
今後ともよろしくです。

さて、次回予告です。
次に行くのは青森県の津軽半島。
太宰治が『津軽』のモチーフとしたところです。
最果ての地を走るローカル線を取り上げます。
マニアックな一捻りも入れる予定です。
よろしければ、スキ、フォロー、コメント、よろしくお願いします。
来週の今頃、アップできるかな。

では、次の旅行記でお会いしましょう! ( ´∀` )ノ
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