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トルコの女性に一目惚れした

「日本から南アフリカまで歩きまーす!」


「ちょっとトイレ行ってくるわ~」
くらいの感覚で、
そう発言したリール動画を投稿して約4ヶ月。

あの時の自分は、 
良くも悪くも周りが見えてなかった。

砂漠を横切る一本道を歩くように、
何も考えずに、ただひたすら
その旅を始めるための準備に向かっていた。

砂漠は、誰もが想像するように
広大な大地と雲ひとつない青空しかない。

オーストラリアの砂漠に関しては、
そこに多少の草木と
大量のハエが生息しているくらい。

250km歩いても、何一つ景色が変わらない

砂漠なんか歩いて何がおもろいねん!

そう思うことでしょう。何度言われたことか。

たしかに、孤独で退屈な旅
とも捉えることはできる。 

でも、あれはかけがえのない時間だった。

電波も届かない、人もいない

普段の日常生活には、イヤでも入ってくる
「視覚からの情報」がある。

それが砂漠では極端に減る

だから、自分と向き合うことに集中できた。

あ、ちょっと嘘ついた。


情報は入ってこーへんけど、
砂漠のハエがたくさん目に入ってきたね

物理的にね^_^


話は戻して、まあ何が言いたいかって、

砂漠の一本道を歩くように
周りからの影響を受けずに
「自分」に関するもの全てに集中しすぎていた。

良くも悪くも。

大学復学するまでは。


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前置きが少し長くなってしまったけれど

そう、あの当時の自分は最近死んでしまった


「南アフリカまで陸路のみで行く」


この熱量は日に日に増している。
やりたくて仕方がない。
心はいつでも準備万端。


でも体がすごく重たいんだ。


オーストラリア大陸横断の時は、

20㎏のバックパックに約30㎏を積んだ
ベビーカーを押しながら歩いていたんだけれど、

そういう重さじゃない

精神的に重いんだ

何もかも嫌になって、部屋に閉じこもりたい

そんなんじゃなくて

走りたいのに、走れない


一歩ずつ進んでるのは確かなんだけれど
何か心につっかえててスピードを上げれない

何かスッキリしない

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ある日、僕は1週間丸々授業をサボって
韓国に旅に出かけたんだ。

ただただ、自分疲れているんだ

リフレッシュ目的で
ソウルから釜山まで陸路の旅をしたんだけれど
(全費用5万円弱)

最終日前日、釜山のゲストハウスで
トルコから来た女性と仲良くなった。

正直!顔がめちゃめちゃどタイプで!!!

即刻、明日一緒に観光しない?と誘って
甘川文化村に行くことになった。

その時に、
あのモヤモヤをその彼女が
少し和らげてくれたんだ。

「インスタ交換したい!」
との自分のお願いに、彼女は

「No 私インスタしてない」
と答えた。立て続けに

「私の人生にSNSは必要ないわ」とも言う。

そして何のためにSNSしてるの?と尋ねてくる。


この時に頭に浮かんだ自分の答えが
あのモヤモヤの原因の1つだったんだ。


「人に楽しんでもらうため」


ハッとさせられた。

いつの間にか、
SNSのために旅をしようと考えていたんだ

それも大事なんだけれど、
やっぱりまずは自分が1番大事だよね

エンタメ系にせなあかんって、
少しでも興味持ってもらおうって

人からの評価を気にして
心のありのままを忘れていたんだ

日本語を全く知らない彼女の前で
「ほんまやん」って叫んだ自分に

その時の彼女の
「何言うてんねん」て言わんばかりの

ちょっと不思議そうに、
笑みをこぼす顔が本当に忘れられない

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とは言っても
そう簡単にSNSをやめられない

応援してくれる人を裏切る形になるかもしれないし

それにSNSを通してやりたい事もある
(簡単に結論から言うと、子供達にインタビュー)

そして、もう一つ

24歳になってしまったこと

「終わりよければすべてよし」
「なんとかなる」
「迷ったら、ワクワクした方に」

オーストラリアの旅で、幾度となく訪れた
ハプニングを乗り越えてきた経験のせいか

この3つの自分の精神、極まりえげつない

だから、今現在の24歳の自分を
人にどう思われてもそこまで気にしない

でも、やっぱり心のどこかで焦りがあるんだ

1歳年下の大学同期が働き始めていること

同い年の1学年上だった皆も頑張っていること

医学部在籍の旧友がもうすぐお医者さんになる事

企業した彼らだっている

大学、アルバイト先での
3つ、4つ年下の彼らからの多少の煽り!

親孝行

すべてがいい刺激



自分もしっかり働いて稼がないとなあ

「南アフリカまで旅」からSNSを通して
ビジネス展開できるものはないかなあ
     ・
     ・
     ・
完全に大人になってしまった

いつの間にか、
利益を考えるようになってしまっているんだ

別に儲けるのが悪いとか、そんな話じゃない

自分の中では
心のありのままを体現するのが旅だった

思い描いてた旅が、徐々にどこか遠くへ離れてく

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今まさに、自分は砂漠の一本道ではなくて
大都会の街を1人歩いている

歩けば歩くほど、色んな人に出会って

こんなすげえ奴がいるんだ!
めちゃくちゃモテるやん!アイツめぇ!
何か浮かない顔してるけど大丈夫かな?

それに
自分を後ろから見守ってくれている人
一緒に横を歩いてくれる人

横目で見てくる人、自分との縁を切る人

たくさんの刺激やたくさんの評価に揉まれながら
最近は、なんとか夢を追い続けています

南アフリカに到着して帰国したら、全く旅に関係のない仕事に就職すればいいじゃんと思うかもですが

すいません、私は死ぬまで世界を飛び回っていたいのです😊

結論、日常生活に戻って24歳を迎えた事で

生じた様々なギャップからの感情を
軽く全て、流しきれていないみたい!

そのせいで、走りたいのに走れない

ガソリンレギュラーの車に軽油いれて
うまく作動してない感じ!

自分の性格は良くも悪くも
エンジンかかるのが非常に遅いねんな、、
ギリギリ派っちゅうやつですわ
(ESFP-A)

珍しく早めにエンジンかけたけど
あれ?これ軽油じゃん みたいな感じです

もう少し、心の整理に時間かけながら
活動させてくださいT^T

南アフリカまで旅することはほんまに約束する!

義務とかやなくて、これはしたくてたまらんから
信じてください🥲

自分に正直にだね😎

ヒロシ









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