母からの解放
先週、誕生日でした。
今年の誕生日は、いつもと違うことがいくつかありました。
今年の誕生日は、スマホが一番に教えてくれました。
朝早くにティトン♪ってお知らせが来て「お誕生日おめでとうございます」って!
去年まではこのサービスなかったと思う。
去年までは朝一番に兄がおめでとう!のラインを送ってくれていたのに・・・
今年の誕生日は、娘がお花をプレゼントしてくれました。
社会人になってお給料をもらうようになったためか、お花を持って週末会いに来てくれました。娘の成長を感じる出来事でした。
今年の誕生日は、“はらロール”のケーキが食べられませんでした(涙)
毎年誕生日は、種類も豊富で見た目もかわいい、とっても美味しい米粉のロールケールで祝うことにしていたのに・・・コロナで来店者が減っちゃったのかな、閉店してしまいました。とっても残念、数少ない米粉のケーキ屋さん、その中でもとびきり一番のお気に入りケーキ屋さんだったのに(号泣)
そして今年の誕生日は、母が迎えられなかった誕生日・・・
昨年の誕生日、母がこの世を去った年齢になりました。
お母さんはまだこんなに若かったんだね。
子育てを終え、夫が定年を迎え、さあこれから!という時だったね。
どんなに悔しかったか。どんな思いで1年間闘病していたのか・・・
この一年、時々に母のことを思い出しました。
もっと母の気持ちに寄り添えていたら、
もっと母の願いをきいてあげたかった、
もっと母が喜ぶことをしてあげたかった
後悔の思いから、そんなことをよく考えました。
これからは母が歩めなかった人生後半を、私は私らしく歩いていきたい。
今までは、一番身近にいたロールモデルであった母に照らし合わせて、
こんな時母はどうしていたかな?と考えることが多かったけれど。
もういないはずの母に囚われているところも多くあったけれど。
もう参考にできる母の姿はない。縛りも遠慮もいらないのです。
淋しくもあり、自由でもあります。
今年の誕生日は、こんなちょっと特別な感じで過ぎていきました。
あと少しで息子は大学を卒業し、夫は定年を迎える。私も還暦を迎えます。
人生の新たなステージに向かって、少しずつ準備していきたいです。
何をやろうかな? 楽しみ楽しみ💕
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