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さようなら NHK 2

誰よりも NHK を応援していた 周りの10人が受信料を払わなくても
自分だけは払い続ける意気込みがあった

チャンネル権がなかったので 話題になっていた「俺たちの旅」を見ることができなかったが NHKの「男たちの旅路」は見ていた

音楽 ゴダイゴ? 劇中アイドル役で姿を見た
後に本当にスターになり驚いた
墓場の島の前座を務めたキャンディーズの歌が耳にこびりついた

主役が交代し全く期待していなかった「車輪の一歩」が最高傑作だった
この役者さんたちは 本当に車椅子利用者の方たちではないか?
わからなかった
40年後BPOで斉藤とも子さんを目の前にした

昭和53年
NHKによる初めてのアニメだと加賀美アナウンサーが新番組の宣伝をした
初めて?スヌーピーとチャーリーブラウンとかやってなかったか?
いやあれはよそから買ったのか・・
自分のとこで作るのは初めてということなのだろう
加賀美アナウンサーの後で 黄色シャツの少年が高い塔から飛び降りるシーンが流れていた

少しの期待で見始めた「未来少年コナン」は 絵柄が名作劇場アルプスの少女ハイジでペーターが主人公だ 今一つ魅力がない
まあNHKだから こんなものか
ストーリーは面白かったが
1話 最後 走り幅跳びで30mほどジャンプし飛行艇翼に飛び乗り
見ている こちらが恥ずかしくなった
ギャグや超能力やサイボーグならわかるが・・と最後の最後で恥ずかしくなった
2話が心配だったが 飛び乗った小型飛行艇の翼を万力の足の指で掴んで離さない主人公に納得させられ 世界に引きずりこまれた
自分にとって唯一無二のアニメになった

当時テレビ番組は一期一会だった イノベーターの父を持つ
わたんこの家に ビデオデッキがあった
お前も?意外な友人もコナンを絶賛しており
2人で貯金をはたき 5000円超のビデオテープを買い 録画を頼んだ
120分しか録画できず「ギガント」で テープが終わった
次回 「インダストリアの最後」を上書きするか意見が戦わされた末
あまりの迫力の ギガント発進シーンを上回る描写があるだろうか
いやないだろう サブタイトル「ギガント」がそれを物語っている
来週ギガントは脇役になる 沈むインダストリアがメインで描かれる
私の主張が認められ上書きはされなかった
放送後 判断ミスを責められた

ビデオテープは一度も見られることなく 
友人と私の名前が書かれたビデオテープが今も残る

「未来少年コナン」は終わった 来週から何を楽しみに生きていこう・・・
後番組「キャプテンフューチャー」が心の穴を埋めてくれるはず・・・

それでも NHK を応援していた

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