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精神科に頼りました

自分でもどうしようもなく処理できないネガティブ感情(私には何も強みがないし、資格もなければ頭の回転も悪い、理解も追いつかないし、そしたら何のために今の会社にいて役に立ててるのか、自信がなくなって身動きできず、寝つきが悪いし変な夢で目が覚めるし疲労が抜けない、表情まで暗かったと思います、、)と漠然としたこのままではまずい、という不安から、最終的に頼ったのが精神科でした。

※少し後ろ向きな話も含んでます※


精神科に行くまで

まず仕事をする上で私の場合は環境が大きく変わりました。
1年前に夫の転職で東京の部署に異動を叶えてもらい(今思えば異動させてもらえたのだからその分頑張らなきゃという気持ちも強かった)
人生ほぼ地方暮らしだったところから、今まで生活したことない場所で、今までとは違うお客様と、今までとは違う仕事をしなくてはいけなくなりました。
先に夫が東京で住まいと転職を整えて、私は半年後に合流しました。

そして、なかなか手強い古き良き日本的な社風のお客様相手に、成果につながる取り組みを期待されているのに、それに追いつけない・応える道筋が見えてこない・社内で相談はできるけど進めていくのは私自身であるという、プレッシャーがのしかかり辛さと孤独を感じていました。
周りの人は年次に関わらず責任ある業務を前向きに全うしているように見えて、そうではない私がここにいていいのかな、という不安でした。
(今思えば、誰もがそうだったわけではないのですが💦)

それでも最初だから当たり前!慣れてくれば大丈夫!と思い、また「出来なくても仕方ないし、本当にダメと思われたら会社から役を外されるだろう」と割り切ることで、せっかくの東京生活を楽しもう!と気持ちを持ち直しました。

が、実はこの波が定期的に1年近く続いていて、だんだん本当の自分じゃないような、休みも休めなくて翌週の不安を考えてばかり、不安と自己嫌悪で涙が止まらない、誰かに会ったり出かけるのもしんどい時期がありました。

精神科にいくことにしてから

東京に来てから私の様子がおかしいことはさすがに夫も気づいてましたが、
・最初だから慣れるの大変だよね。
・家のことはできなくても問題ない。
・休みは何もせずに休めばいい。(夫はインドア派)
夫自身も転職して初めて東京で暮らしていたので、同じ心境を理解してくれていた部分はあり、また私より楽観的なので、良くも悪くも、「大丈夫、大丈夫」という言葉に救われてました。

それでも、精神情緒不安定、休みも不安で仕方ないけどやらないとさらに不安なので仕事のことを考えている私を見て、前の業務に戻れないのか?ボスに話してみたら?と言ってくれ、さすがに私自身も限界を迎えて、自分でもどうしたらいいかわからない、薬で治療や楽になるなら精神科にも頼りたい。と打ち明けました。

幸い夫は理解してくれ、その方がいい、きちんと話して薬をもらうのか働き方を考えるかした方が良い。前みたいに戻ってほしい。と言って背中を押してくれました。

家族や夫のこと

両親は地方で元気に暮らしてますが、この1年、「東京は大変だけど頑張ってる娘」としてしか連絡を取れませんでした。
たまに帰省や両親が来ることはあっても調子が良い時だったり、地元に帰ると気持ちも和むので不安や恐怖心もでませんでした。

私は4きょうだいの長女で、
次女は地方、三女と長男は関東近郊にいて
それぞれびっくりするくらい性格もタイプも違いますが、仲は良い方と思います。でも親にも言えずにいたのにさすがにきょうだいに弱みを見せれなかったです。苦笑

そして夫はアメリカ人です。
生まれも育ちも生粋のアメリカ人、アメリカ国籍で国際結婚をしました。
夫に関しては価値観が違うことは当たり前というか日常茶飯事なので、意見はすれ違うことはあっても根っこは優しい人。古き良き日本の風習も大事でそれを大切にできる余裕と気力があればそれはすごく大切なことと思う一方、
私はどちらかというと家族はチームだけどいろんなしがらみや慣習風習にしばられずに、いろんな形があって良いよね!と思えるスタイルが性に合っていて、お互い干渉しすぎずに自由に夫婦生活をおくれることが私にとっては有難く思えてます。

さて、精神科で言われたことは

なんだかだいぶ長々書いてしまったので最後は最終手段として涙ながらに駆け込んだ精神科での話です。

結論としては、病名をいうなら「適応障害」と「中程度のうつ病」と言われました。

いろいろ受け答えする中でやり取りがありましたが、「もう少し早く来ていればよかったですね、ウサギさんこうなるまで我慢しすぎました」と言われたことが耳に残ってます。

不安をなくす薬をもらい、できるだけ何も考えないようにと言われ、薬がきれるタイミングで再訪することになりました。

この先はまた次回……

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