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越境学習者は二度死ぬ!

少し衝撃的なフレーズですが、次世代のリーダー・経営者を育成するために、他社への出向や転籍などの越境学習、違った風土の中でリーダー人材を育てる方法についてお伝えします。


今、若手社員の視点を拡げ、リーダー・経営者としての実践力を高めるために、異なる企業での体験、越境学習が今注目を集めています。


1.隣の芝は青いのか?越境学習の進め方・その魅力を探る

私の体験を交えながら、なぜ越境学習がリーダー・経営者の育成・成長に効果的なのかを明らかにします。


1.「葬儀社で見た世界がビックプロジェクトリーダーの礎に」

私は45歳の時、鉄道の人事課長から、債務超過の今にも倒産寸前の葬儀社へと放り込まれ、大きな衝撃の中で越境学習を体験しました。


そこで私は、全く違った零細企業の風土や、鉄道業界の常識は全く通用しない違った世界である葬儀業界にて仕事をさせていただく中で、

いろいろな気づきを起こし、そこで得た学びにより、その後のリーダーとしての礎を学ぶことになりました。

個々での体験は、私の講演の中や、大垣塾にて詳しくお話しておりますが、

このような異業種での全く新たな経験が、リーダーにとっての深い学びや、

新たな視点への変革を起こし、組織内異動とは次元の異なる飛躍的成長をもたらすことが期待されます。

私の場合、その後のパスモ開業や、東京スカイツリーと言った、大きなプロジェクトでのリーダーシップ発揮や業績向上に寄与しました。


2.越境学習者が陥りやすい罠:「越境学習者は二度死ぬ」現象

一方で、成功には挑戦が伴います。

越境学習者が新しい組織や環境に適応する際、今まで過ごした自社の常識や文化が通用しなくなり、その大きなギャップに苦しむことがあります。

さらに帰社する際にも、逆に越境学習先との企業風土や、意思決定のスピード感などのギャップに悩むなど

「越境学習者は二度死ぬ」とも言われ、その解決策を見つける必要があります。



3.効果的な越境学習のための戦略

成功事例から導き出される戦略として、経営者や人事部門、上司、そして伴走者が協力し合う仕組みを築くことが挙げられます。

具体的には、越境学習者を孤立させずに、出向元企業での定期的な面談や、越境学習者にメンターを付けコーチングをするなどの方法があげられます。

さらに、越境学習者が組織に戻った際のフォロー体制も整え、学びを組織全体に還元することが重要です。


4.リーダー実践力育成塾への一歩

その意味で、私の主催している大垣塾では、それぞれ全く違った業種や組織に所属する塾生の方々が、深い意見交換を通して、越境学習に近い学びを起こしています。

そして塾長の大垣との個別コーチングセッションにて、その気づきを塾生の行動変容にまで繋げて参ります。


最後にこの記事をお読みいただいた方に、リーダーシップの学びを深めるためのご参考に、コーチング動画2本のプレゼントさせていただきます。


詳細は コメント欄からお受け取り下さい。


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〇「リーダーが従業員の人生を変える」 前編17分https://youtu.be/1swYgACzWU4
 
〇「リーダー育成コンサルを体験してみたら、悩みが解消!」後編19分
https://youtu.be/9XgpktVtTbg


5.まとめ:越境学習で企業を成長させる可能性

越境学習は企業の成長を促進し、リーダーのスキルを短期間で飛躍的に向上させる可能性があります。


ぜひ、越境学習の仕組みを作り、新たな世界を体験させることで、次世代のリーダーを育成する方法を手に入れ、組織の未来に貢献する越境学習の可能性を検討してみてください。


※4か月間でリーダー力を一気に高める「大垣塾」
ご興味がある方はこちらから詳細をご覧ください。
 


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