仕事の時間確保から始めないという選択肢

フリーランスになって、何が良かったか、を一言で言えば、「最初に1日8-10時間を自分時間から除外しなくてよくなったこと」だと思う。

会社員のときは毎日平日の8-10時間くらいを、仕事の時間、とまず切り分けていたのだが、フリーランスになってからはその時間も含めて自分でどうするのか、コントロールできるようになった。

今は、まず差っ引くのは「子どもとの時間」だ。

子どもといる朝の3時間と夕方4時間の7時間をまず差っ引く。

子どもの体調や寝起きの時間次第ではさらにそれを増やす。

次に自分自身の時間を差っ引く。寝不足気味なら昼寝の時間、考えたいときは考えるための時間、を差っ引く。

そして最後に残った時間で仕事をする。その仕事も自分が「いいなぁ」と共感したお仕事でかつ上記のスケジュールで合うものだけ受ける。

単価は正直あまり気にしていない。お値段が高くても自分の時間を使いたくないものにはyes と言わない。

それによって、残った時間は子どもと追加で遊んだり、会いたい人に会う時間にする。

だって、稼ぐことは後でやろうと思えばやれるけど、時間は稼げないのだから。会いたい人にいつまでも会えるわけでもないのだから。

どの経験もやりたい経験だから、毎日が豊かになる。

この過ごし方である程度、自分の心の満たされ方とこれから追加でやりたい仕事なども見えてきた。

社会的にやりたいこと、の中に会社員じゃないとできないこと、も見えてきたので、また会社員になるかもしれないけど、この経験は自分の世界を広げてくれる貴重な経験だったな、と半年ほど経ってしみじみ感じている。

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