見出し画像

この組み合わせ使えるか試してみた!カメラ編タブレット編

また梅谷です。
私は作品作りや依頼を受けての仕事でも、完全にデジタルでやっているのですが、遊びとしてふとフイルムをやりたくはなります。でも今高いですよね。安いものを探してみました。
ハーフ判というのがあります。35mmフイルム(135ね)の通常の一コマを縦位置二つに分割して2倍とれるアレです。フイルム代がつまり半額です。Kodakからおしゃれなの出ましたね。PENとかもあります。
でも本体含めもっと割安なのがあったんです。
APSフイルム。もう製造されていないけれどもジャンク扱いであるところにはあります。自己責任ですが、期限切れていても今のところハズレは引いたことありません。
このフイルム用のカメラ本体ももちろん安い。私はNikon Pronea Sというちっちゃいやつを調達してみました。

ウーマンズニコンというPronea S

登場時はウーマンズニコンという触れ込みで、小さくて使いやすいことをウリに、ダンスグループのMAXが広告していました。
そしてタイトルの本題です。ProneaシリーズにはFマウント系のIXニッコールというレンズシリーズがあるんですが、どれも今となってはAFが遅く、F値もあまり明るくありません。現代的なレンズをつけたいけれど、高いものをつけては本末転倒。かといって通常のFマウント撒き餌レンズだとAPS判に50mmでは少し望遠気味になってしまいます。思いついたのがデジタルAPS判(ニコンはこれをDXフォーマットと呼ぶ)として作られたAF-S 35mm F1.8Gです。

FマウントDXレンズ。ZマウントにもDX登場で今後はどうなるのでしょうか。

Nikonn公式には、Pronea(IXニッコール)にはAF-Sニッコールをつけられる、DXニッコールレンズは電子制御のFマウントにつけられるとあります。しかし、Fマウントはニコン曰く「不変のFマウント」ですが、実際には制御の問題で、物理的にははめられても、作動するかは別問題です。残念ながらIXニッコールのProneaに、DXニッコールを使用可能かという直接的な記述は見当たりません。

ならば!やってみました!

一眼「レフ」とは思えない軽さ

装着は当たり前にできます。Fマウントだもの。問題は作動するか。

しました。ちゃんとレンズ内超音波モーターでフォーカスされ、露出制御オートでもしっかり測光されました。

実際に撮影したもの

なんとAPS-Hモードでもケラれません。
ニコンDXフォーマットは(ニコンに限らず多くのデジタルAPSカメラおよびレンズは)、APSでもAPSのフルフレームであるAPS-H判から左右を少し縮めた、APS-Cです。一方Proneaはプリント時にAPS-H、APS-C、APS-Pを選択できますが、撮影自体はAPS-Hという一番大きなフレームで行われます。そのため、APS-CとAPS-Hの差分がケラれるのでは、と注意していましたが、一応F1.8という大口径のためか、撮影に影響は感じませんでした。
あとは流通している残りのAPSフイルムがなくなったら本当に終了というだけです。

そして、口径といえば、前回のnoteで登場した私の第5世代iPad Air(M1)なんですが、これに現在のApple公式の通りに、11インチiPad Pro(第3世代)用のKeyboard Folioを装着しようとしたところ、11インチiPad Pro(第3世代)の複眼レンズに合わせて、カメラ部分の開口が広い!一眼でライトもなしの第5世代iPad Airにつけるとちょっと残念な見た目になってしまいます。

そこで!一眼だった頃のiPad Pro(第1世代)用のKeyboard Folioです。ただしこちらも公式に使えるとは書いてありません。Appleはこれまで、似たようなデザインでも、若干カメラや接点の位置を変えてはめ込めないような製品展開をしてきた事例があります。

ならば!やってみました!

カメラ開口部

綺麗にハマりました。

立てるとキーボードが反応。後ろにやればタブレットモードに。

パスコードもKeyboard Folioで打って解除できました。

今は売っているところが少なくなってきましたが、現行の11インチiPad Pro(第3世代)と兼用のものより5000円ほど安いです。

安物買いの銭失いという言葉がありますが、今回は二つともnoteに上げる程度には成果があったと思います。

写真活動の方も頑張って参りますので、ギャラリーメンバーともども、引き続きよろしくお願いいたします。

梅谷隆介

この記事が参加している募集

#やってみた

37,002件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?